連日のご支援、誠にありがとうございます!
本日は、掲題のタイトルについて、報告させて頂きます。
当社が毎年欠かさず金融機関に提出している事業計画書には、『会社の姿勢』をトップページに添付しています。
以下、一部抜粋
"この経営計画書は、家族とお取引先様の信頼を一身に背負ってる全社員が、自らを見直し、お客様に愛され、支持され続ける会社を実現するために、数字による目標と方針を明確にし、何をしなければならないか、また、何をしてはいけないかについて明確にし、書き上げたものです。
ここに書かれた目標、方針は幹部が作成したものですが、最後の利益責任は社長一人にあります。
社長の勤めは社員にやりがいある仕事ができる環境を整えることであり、その結果、成果が得られれば、それは社員一人一人のおかげです。
したがって、実行する主役である社員一人一人に実施責任を持って、行動していただきます。
私たちはどんな小さな事にもベストを尽くします。
当社は率先垂範を実行する会社です。社長が先頭に立って、汗をかいて働きます。"
以上、転載ここまで
つまり、焼肉・ホルモン料理とらじ亭の4代目店主であり、同時に株式会社Zowie代表取締役社長である私が、まず『やってみせなきゃ』ならん訳です笑
飲食店も4店舗になると、通常社長が現場に出る事は少なくなって来ますし、それは『仕事を委任』し、後進を育てるための重要な課程でもあります。
では、果たして委任することにより、スタッフ達から頂いた『時間』を世の社長達がどれほど仕事に使っているのでしょうか?
現代経営では、既に多くの社長達が自分自身の誤解を解くことに成功し、一心不乱に全人生を事業に捧げていることと思いますが、この私もご多分に漏れずその口です。
焼肉・ホルモン料理とらじ亭は戦後75年間、東京上野御徒町で営業を継続してきました。
そして、私は当代の店主となって2021年の1月14日、10年目に突入しました。
その間、3,285日、私に休みはありません。
それは、肉体的にも、精神的にもです。
昭和の経営者を彷彿させるような武勇伝の様な話で恐縮ですが、朝は誰よりも早く出社し、夜は誰よりも遅く帰り、家庭をかえりみず、文字通り働き続けてきたのです。
たくさんの出会いや別れを経験し、人間不信になり、絶望し、自暴自棄になったこともあります。
それでも、私は会社の経営理念、事業理念、とらじ亭という歴史からは逃れられません。
代表取締役を辞任すれば、理念を肩の荷からおろせます。
しかし、私は焼肉・ホルモン料理とらじ亭の正統後継者であり、例えこのコロナ禍で倒産したとしても、その宿命からは逃れられないのです。
私は常に今、自分が何をすべきかを理解しています。
9年前、とらじ亭に戻った時には、閑古鳥が鳴いており、経済的にもギリギリで、借金までありました。
その時、当店にあったリソースは、長年、焼き網の洗い続けたことにより変形して戻らない指と、腰の折れ曲がった二代目女将(祖母)、失われた30年間を耐え続けてボロボロになってしまった三代目の父と母でした。
当時の様子を観れば、誰もが裸足で逃げ出す様な悲壮感です。
もちろん、私もその一人ですが、幼い頃、父にキャッチボールをして頂いた思い出が逃げ出す足を止めます。
(逃げてどうする?)
(オレにできることがあるのなら、やるだけやってから判断すべきだ。)
そう自問自答を繰り返し、真冬の薄暗い半地下の様な店内で出した答えは
【家族以外全部変える】です。
この信念が、情熱が、私のガソリンです。
つい先日、弁護士のお客様に言われました。
『倒産したって良いじゃあないか。精一杯カッコつけて、やるだけやったのなら、誰にもそんな貴方を批判する権利なんかない。』
そのとき私は、まるでニトロをいれられた気がしました。
絶対に、何が何でも、満身創痍になってでも、『変える』と決心したのです。
私には今、『社長の私にしか出来ないこと』をします。
そして、当社のスタッフ達には、私の代わりに彼らでも出来ることをしてもらいます。
本日の掲題タイトルにあります通り、店主であり、社長である私、焼肉ヤクザの音羽が『ドブ板営業』をやる理由はこんなところです。
最後に
この度はご支援頂き、誠にありがとうございます。
必ず勝ちます!
焼肉・ホルモン料理とらじ亭
4代目店主 音羽宏律(焼肉ヤクザ)
【追伸】
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