年の瀬も押し迫ってまいりましたが、皆様いかがお過ごしでしょうか。今日は本書にもご登場いただく藤村シシンさんの「【最終回】古代ギリシャ研究家と『HADES』で冥界脱出してみた」の配信日ですね。心穏やかに楽しみたいと思っている白夜書房の佐藤です。さて、年内最後となる書籍化の進捗のご報告です。本文の作業はだいたい終わりが見えました(ページ数はいまだにわからない)。著者陣の作業もいよいよ大詰めです。そんな中、特装版の束見本が届きました。束見本とは、本番と同じ紙で作られた見本のことです。デザイナーの川名潤さんがこれでもか!と要素を詰め込んだ特装版の仕様は、図書印刷の製本コンシェルジュも舌を巻く、まさに「紙の専門家とつくる」ものになっています。さっそく皆様にもお見せしようと思ったのですが、何も印刷されていない真っ白な見本とはいえ、実際に届くまで見たくない人も多いはず……。そんなわけで、質感だけでもお伝えすべく、その一部をアップでお見せしたいと思います。質感伝わりますかか……!?本来であれば、今ごろ皆様のお手元に届いているはずでしたが(申し訳ございません)、もうしばらくお待ちください。それでは来年も引き続き、あたたかく見守っていただければ幸いです。(なむ)みなさま、なむです。2021年も残すところあとわずかですね。お住まいの地域によっては厳しい寒波も予想されます、どうかお気をつけください。僕はこれから実家のお寺に帰省し、元旦の早朝にお経を読み上げるお勤めをします。前日の12月31日の夜はお寺周辺の地域の方々が除夜の鐘をぶっ叩きに来られるので、お正月はいつもちょっと寝不足になります(けっして愚痴ってるわけじゃありません)。あ、そうそう今回のクラウドファンディングのスペシャルサンクスの支援者は108名とのこと。あれれ人間の煩悩の数と一緒だぁ。あれーなんでだろうなぁ。まぁこれ以上の深堀りはやめましょう。書籍づくりも山場を迎え、これからラストスパートに入ります。みなさんから頂いたお名前を書籍やホームページに記せる最終行程まであと少し!引き続き精進して参ります。今年もお付き合いいただき誠にありがとうございました。それでは良い年末を!そして良い新年を!(いいだ)もう〜い〜くつ(作業机で頭を抱えながら)寝〜ると〜(いつかはやってくるんだ)校〜了〜日〜♪(いつかはやってくるんだ)皆さま!良いお年を!
こんばんは。白夜書房の佐藤です。ゲームさんぽ書籍化プロジェクトの編集担当です。本日は悲しいお知らせをしなければならないことをお許しください。当初、12月中を予定としていたリターンの発送が遅れる見込みとなっております。このような形で皆様にご迷惑をおかけしますことをお詫び申し上げます。新しいお届け日は2月上旬~中旬の予定です。日付が確定したらあらためてご案内いたします。発送の遅延は、通常版書籍、および限定版書籍の製作の遅れが原因です。つまり私の進行管理がミスッているということです。申し訳ございません。実をいうと、まだ全体のページ数が決まっていません。ふつうの書籍の企画ではこんなことはありません。社内の企画会議で内容や体裁、費用、売上の見込みなど、さまざまな角度から検討されるので、企画が通った時点である程度の形はもう、決まっているからです。四六判192ページと決まったら、それに収まるように作るのです。文字数が増えたからページ数を増やしちゃおう、写真きれいだからカラーにしちゃおうとは言えません。私が白夜書房に入社した頃、編集は「削ることが大事だ」と教わりました。この道のある大先輩は、「1000文字の原稿を書いたら半分にしろ。半分にしたらそれをおもしろく300文字にしろ」。そう教えられたと言っていました。しかし、ゲームさんぽの書籍化はその逆を行っています。削ってもページ数が増えるのです。あれ? なんかコンテンツが増えてない?そんな瞬間が打ち合わせのたびに何度かありました。そう、おもしろいまま、内容がどんどん増えて、充実していくのです。このお詫びを書いている最中、ドミニク・チェンさんから激アツな原稿が届きました。名越康文さん、藤村シシンさんの取材も無事に終わりました。もう少しで、ゲーム×教養という新しいジャンルを開拓する最高の1冊ができあがります。支援者の皆様に応援してよかったと、きっと満足していただける1冊にします。ですから、もう少しだけ時間をください。よろしくお願いいたします。(なむ)支援者のみなさま肌寒くなってきましたね、いかがお過ごしでしょうか。なむは生きてますよ。この度は、書籍発刊及びリターンの遅れについてのお知らせ、誠に申し訳ありませんでした。みなさんから多大なご支援を頂いたからには、納得がいくものをつくりたい!という書籍制作チーム(なむ、いいだ)の性格上、スケジュールを延期させてもらうことになりました。編集の佐藤さんは僕たちのわがままにやむに止まれず付き合ってもらっているというのが本当のところです。牛歩かもしれませんが、完成に向けての道を着実に歩んでおります。今しばらくお待ちください!「みんなでつくったみんなの本」を目指して、精進して参ります。何卒よろしくお願いいたします!(いいだ)正直なところ、私はほぼ毎日「ゲームさんぽ」でエゴサしています。ルンバのようにツイッターを徘徊し、ダイソンのような吸引力で視聴者の感想を収集しています。するとどうでしょう、私の心のフィルターには、時々こんなつぶやきが飛び込んでくるのです。「12月にゲームさんぽの本が届くのクッソ楽しみ」ああ…申し訳ない……。12月発送の約束を守れないことへの罪悪感から、ここ数週間はエゴサの味が、苦くなってきました。こんなにダイソンの吸引力を恨んだことはありません。何が10万Gの遠心力だ!本来なら嬉しいはずのファンの待望コメントが!胸に刺さって痛いだなんて!ダイソンに八つ当たりしても仕方がないのはわかっています。エゴサよりもっと他にやるべきことがあるのも、わかっています。私がやるべきこと。それは原稿を仕上げること。一冊の本をまとめあげること。書くべきものは、こんな場所での掃除機ジョークではありません。世間に向けて、ゲームで遊ぶことの意義を深く問いかけるような文章です。しかも楽しくサクサク読めるやつ。ポップでコミカルで、なのにちょっと哲学的で、たまに感動的でもあるようなやつです。そんな本が仕上がるの? そうお思いになるかもしれませんが、わりとそんな雰囲気の本になってきている気がします。いや、確実になるだろうと、自信をもって申し上げます。基本的な取材は全て完了しました。これからは諸々を取りまとめて、厚みを出し、体裁をよくしていく感じのプロセスに入ります。装丁やレイアウトなど、デザイン関係の話も具体的に動き始めました。本の完成形がおぼろげながら見えてきています。発売が遅れてしまうことについては、本当に申し訳ありません。その点に関しては忸怩たる思いがあります。お待たせする分の時間は、内容の面白さで還元させてください。またルンバのようにうきうきエゴサを再開できるようがんばります(結論間違えた感!)
支援者の皆様、こんにちは。白夜書房の佐藤です。今月もゲームさんぽ書籍化プロジェクト、進捗状況をお知らせします。【最近の進捗状況】・弁護士の水野祐さんにインタビュー・『サイバーパンク2077』のCGアーティスト、榊原寛さんも収録決定!・ページ数はいまだ決まらず……・残すインタビューは藤村シシンさんと名越康文さん・ドミニク・チェンさんから草稿が来る水野さんのインタビューでは、ゲーム実況をからめたゲームの著作権の話、そこからさらに発展して法律だけではない社会のさまざまなルールの作り方、そしてルールを作り変える主体は誰か?といった濃い内容になっています。榊原さんは開発者、つまりゲームの中の人という立場を生かした、動画の増補版としてまとめる予定です。そんな追加もあり、ページ数がまだ定まらないわけですが……(「そろそろ書店営業したいんだけど」と営業部からもつつかれるようになりました)。【本作りのプロセス紹介】さて、6月下旬のクラウドファンディングから早4カ月弱。企画が決まったのが昨年の8月下旬と考えれば、本づくりってそんなに時間かかる?と思われる方もいらっしゃるはず。そこで、今月は本を作るのに必要な作業についても少し具体的にお伝えしようと思います。本書のメインコンテンツは・専門家とおしゃべりする対談記事・なむ&いいだがそれぞれゲームさんぽについて書いた記事・ドミニクさんの寄稿文の3本柱ですが、このうち、今取り掛かっている専門家とのおしゃべりパートの書き方についてご紹介しますと、流れはこんな感じです。(1)何を聞くか考える(2)専門家にインタビューする(3)インタビュー素材をテキストに起こす(4)(3)を構成し直し、原稿としてまとめる(5)専門家に原稿チェックをしていただく(6)デザイナーさんに渡す……(6)の後にもゲラチェックや修正、校正・校閲などいろいろありますが、(1)から(5)でもっとも時間がかかるのは(4)。書き言葉にしたり構成したり脚注を入れたり、非常に時間のかかる部分です。そのため、できるだけ早く私が(3)を終えて、著者に渡す必要があります。インタビューはだいたい2時間でその内容を文字に起こすと3万字超え。テープ起こしはこれまで数え切れないほどやってきましたが、どれだけがんばっても、収録時間の倍以上はかかります。2時間なら4〜5時間。「これからAI文字起こしだ!」と言われたりしますし、有償無償いろいろなツールを試しましたが、結局自分でやるのが正確で早いんですよね。(ちなみに、テープ起こしの最強ツールは「Okoshiyasu2」)そんなこんなで(1)から(5)まで1カ月ぐらい?かかります。もちろんその間になむさんやいいださんは自分の原稿を書くほか、いろいろ並行して進めます(本業も大事)。私の知らない著者だけの苦悩も、そのうちご紹介したいですね。もう少しすれば、目に見える形のものもお見せできるかも……と思います。進捗に関してはさまざまなご心配をおかけしていますが、毎週、3人で顔を突き合わせ(オンラインで)、たまにお尻を叩き、飴を渡し、営業部からの突き上げをひらりとかわしながら、完成に向けて突き進んでおります。温かい目で見守っていただければ幸いです。また、具体的な今後のスケジュールに関しても、別途、機会を設けてお知らせします。それではまた。
ゲームさんぽ支援者のみなさん、こんにちは。白夜書房の佐藤です。すっかり更新が滞ってしまいました。便りがないのは良い便り……とはいきませんね、申し訳ございません。ゲームさんぽ書籍化プロジェクトの進捗をお知らせします。7月、8月は専門家の皆様へ取材したほか、いくつか新しいことも決まりました。・取材した専門家の皆様 倉方俊輔さん(建築史家) 八馬智さん(景観デザイン) 秋本真宏さん(歩荷) 永田美絵さん(プラネタリウム解説員)・書籍は全8~9章の予定・ゲームさんぽの年表を入れる・ブ厚くなりそうといった具合です。取材はオンラインで毎回2~3時間ほど行っています。どの取材もゲームを入り口に、大変おもしろい話に展開して、いつもあっという間です(永田さんの話を聞いたあと、プラネタリウムに行ってしまった)。と、ここまで書いていて思い出しました。今回の書籍は、著者2人による対話がベースになっています。そこにゲストを迎えて鼎談になだれこんだり、著者の書き下ろしやドミニク・チェンさんの寄稿が入ったりします。いずれにせよ、案内人がゲストを迎えて話す動画の雰囲気は踏襲しつつ、書籍ならではのぎっしりした情報量(脚注もめっちゃ入る)でお届けする予定です。今年は鈍器本がにわかに流行っていますが、そんな本になるかもしれません。ツイッターで著者を見かけたときは、ぜひ励ましの声を掛けてください。きっと原稿の進み具合が早くなるはずです。そんなわけで、着実に歩を進めている本プロジェクト。次回は来月をめどに、進捗をお知らせします。お楽しみに!
こんにちは。白夜書房の佐藤です。このたびは当プロジェクトへのご支援、応援をありがとうございました。なむさんのYoutubeチャンネルでは「The 感謝」と題し、皆様からのあたたかいコメントの読み上げと感謝の正拳突きを行いました。「配信時間内に全員分読み上げたかったのですが、まったくもって音を置き去りにすることができず、ご支援順5/14〜5/19の間にご支援して頂いた方の読み上げで力尽きました。次回リベンジの機会を窺ってます」(なむ)クラファン中に配信した動画は以下 限定公開URLでご覧になれます。6/27ゲームさんぽ書籍化クラファン「The 感謝 」の配信5/16 ゲームさんぽ書籍化クラファンを見守る会5/14 歩荷とクラファンの進捗を見る「……ていうか、誰?」と思われた方、はい、私は書籍『ゲームさんぽ』(仮)の編集を担当しています。クラウドファンディングも裏でちょくちょく関わっていたことと、著者の2人には執筆に専念してもらうため(重要)、僭越ながら私が活動報告をすることになりました。今後はこちらのページで書籍の進捗状況や、皆様からの質問にお答えしていきます。何か製作に関する質問などがございましたら、お気軽にお問い合わせください。さて、クラウドファンディングが大成功を収め、書籍の製作が本格的に始まりました。現在の状況を報告する前に、少しだけ「ゲームさんぽ」の書籍化に至る経緯をお話しさせてください。私が初めてなむさんにコンタクトをとったのは、2019年の9月3日でした(メール探してみた)。そこからさかのぼること数カ月前、隣の席の後輩から「こんなおもしろい動画があるんすよ」と紹介されたのが、「ゲームさんぽ」を知ったきっかけです(レゴ回)。そのときは、動画に関する取材の問い合わせでした。それから実際に話を聞くことができたのが2020年1月。その後に書籍化をオファーし、もう一人の著者、いいださんをご紹介いただき、8月に正式に決まりました。それからはや幾年月……気づけば1年近くが経ちました(早っ!)。その間に「クラウドファンディングをやろう!」という話になり、5月14日11時にクラウドファンディングをおそるおそるスタート。最初の1時間は支援者がゼロで、「まだゼロ……!」というやりとりをしていたのを覚えています。そしてお昼になってなむさんといいださんがツイートしたところ、多くの方に拡散していただき、初日に目標を達成。その後も支援は続き、1306万1715円という金額になりました。あらためて、数多くのご支援にお礼を申し上げます。支援金は、書籍製作費やリターン製作費、発送費用、書籍代などに充てられます。そして、余剰金は著者の2人がゲームさんぽの今後の活動に生かします(これからもおもしろい動画が作られるはずです!)。こまかい内訳はただ今計算している真っただ中ですが、しばらくかかりそう……。前置きが長くなりました。進捗状況のご報告です。・タイトルほぼ決まりそう・構成(目次案)もいい感じ・「はじめに」(byいいださん)できた(寝かし中)・第1章を読んだ(2人の出会いやゲームさんぽのコンセプトとか)・専門家の皆様への取材もスタート(石原良純さんは取材済み)・いいださんのコラムがヤバい・誌面で視聴者参加型のコンテンツ作るかも・オリジナルステッカーを作って支援者の皆様にお送りすることが決定という感じです。いろいろ進んでいますね!さらに、これまで寄せられた質問で多かったものについてもお答えすると……。・書籍は全国の書店やAmazonなどネットでも購入できます(12月ごろ)・電子書籍化は検討中です電子書籍化はご要望が多いので、前向きに検討中です。同時発売はむずかしいかもしれませんが、続報をお待ちください。そんなわけで、みんなでいい本をつくります。ぜひ、一緒に著者2人を応援してください。それではまた!(佐藤)