本日も晴天でとても暑くなりました。写真は、園地の周りのワイヤーメッシュです。以前は電気柵をつけておりましたが、イノシシの被害が甚大でしたのでワイヤーメッシュを張るようにしました。電気柵の時よりは被害が少なくなりましたが、イノシシも食べるものが少ない時には、網を破って園地に侵入してきます。共存していければいいのですが、現実はなかなか難しいと感じております。
本日も晴天で、日中はかなり暑くなりました。写真は、愛媛中生という品種です。中生品種で多く作られている「南柑20号」に「パーソンブラウン」交配し得られた珠心胚実生から育成されたものです。中生品種ですので、収穫は12月~1月上旬で行います。こちらのみかんは棚に移して予措(風通しの良い環境下で果皮を乾燥させる )をしてから出荷をしたりします。こちらは昨年裏年でしたので、今年は花が多く多く実がついております。来年実をつけてもらうために摘果の作業を多めにしなければならないと感じております。
本日は晴れで気温も高くなりました。写真は現在の甘平(かんぺい)の様子です。甘平は「西の香」に「ポンカン」を掛け合わした品種です。愛媛県内だけで栽培できる品種です。外皮がとても薄く簡単に手で剥ぐことができます。平らでたいへん甘くおいしい品種です。食感はシャキシャキとしております。栽培は大変難しく、隔年結果が大きく、8月下旬から10月頃に乾燥が続いた後に雨が降ると外皮がかなり薄いので破裂してしまうことがあります。ホウ素欠乏で固くなってしまうなどの問題もあります。味は大変良いので栽培面積を増やしましたが、デメリットも多いので大変難しいです。
本日の写真は現在のカブスの様子です。日本古来の香酸柑橘で別名を冬橙といいます。大分で有名なカボスとは別のものになります。弊社はpH調整剤で使いますが、こちらの果汁を使ってお寿司をつくったり、果汁と醤油を合わせポン酢で使ったりしております。
本日は1日曇りでした。本日の写真は姫小春という品種のものです。姫小春は「清見」に「黄金柑」を掛け合わしたもので比較的新しい品種です。50本程植えております。植えてから5年程ですのであまり収穫はできていません。3月下旬~4月頃に収穫するのでその前にハクビシンや鳥などに食べられてしまい、今年の収量は10kg程でした。手で皮を剥ぐことができて、大変おいしいです。種が少しあったりします。