今夜20時から、「モノノメ」創刊に向けたクラウドファンディングを支援いただいた皆様を対象とした限定イベント「宇野常寛が『モノノメ #2』の構想のすべてを語るトークショー」を開催します。創刊号の「都市」特集に引き続き、#2で予定されている特集テーマとは? そして、目下検討中のインタビューや寄稿についても、ここだけの話満載でお話しする予定です。さらに、当日は宇野常寛への質疑応答も予定しています。お時間合う方はぜひリアルタイムでご参加ください!※本トークイベントはアーカイブでもご視聴いただけます。視聴方法については配信から2,3日以内にCAMPFIREのDMにて視聴リンクをお送りします。【参加方法】当日の配信はZoomにて行います。詳しい視聴方法は10/19(火)にCAMPFIREのDMでお送りしておりますので、そちらを確認ください。※開場は5分前を予定しておりますでは、今夜20時にオンラインでお会いしましょう!PLANETS編集部
皆さん、こんにちは。PLANETS編集部です。クラウドファンディングで非常にたくさんの方にご支援いただき2021年9月に刊行となった『モノノメ 創刊号』が、10月8日(金)より全国の書店やカフェ、イベントスペースなどで発売開始となりました。取扱店舗はこちらの地図上に順次追加していきますので、お住まいのエリアで取扱店があるか、チェックをお願いします!2021年11月9日現在、取り扱い店舗は以下です。〈取り扱い店舗〉北海道・シアターキノ東北・アンカーコーヒー マザーポート店(宮城県)・アンカーコーヒー 内湾店(宮城県)関東NEW 西小山東京浴場 フロナカ書店(東京都)・ SHIBUYA PUBLISHING & BOOKSELLERS(東京都)・青山ブックセンター本店(東京都) ★・ブックファースト(新宿店ほか)・芳林堂書店 高田馬場店(東京都)・代官山 蔦屋書店(東京都)・BREWBOOKS(東京都)・三省堂書店 有楽町店(東京都)・有楽町micro FOOD&IDEA market(東京都)・渋谷◯◯書店(東京都)・Cafe Lounge & Library pratimakrrm cha -ゆるやかな彫刻 –(東京都)☆・Title(東京都)・燈花書房(東京都)・本屋B&B(東京都)・湘南 蔦屋書店(神奈川県)・真鶴出版(神奈川県)中部・シンカイ(長野県)・本と茶 NABO(長野県)・栞日(長野県)・天清酒万寿店(福井県)☆近畿・ 栗林書房(大阪府)・誠光社(京都府)・CAVA BOOKS(出町座)(京都府)・ホホホ座 浄土寺店(京都府)・STANDARD BOOKSTORE(大阪府)・週間 マガリ(大阪府)☆中国・READAN DEAT(広島県)九州・とらきつね(福岡県)★宇野常寛書き下ろし「特典ペーパー『本屋で雑誌を買うことから、もう一度始めよう』」が付いてきます。☆「遅いインターネット&モノノメ」ステッカーが付いてきます。また、『モノノメ 創刊号』を取り扱いという店舗担当者の方はこちらの注文書を確認の上、記載の連絡先までご注文ください。なお、弊社の商品はすべて直取引(取次を通さない)で、委託・買切どちらも対応しています。注文の他、イベントやフェア開催などのご相談もお待ちしています。さらに、PLANETSの読者コミュニティ「PLANETS CLUB」では本誌の読書会を全3回に分けて開催します。当日は編集長 宇野常寛も参加予定です。「モノノメ」をさらに深く読み込みたい方はぜひご参加ください!参加方法など詳細はこちら。
宇野です。進捗報告が遅れて申し訳ありません。実は今回は創刊号ということで、いろいろ体制を変えたこともあって、週末はこの終盤に来て生きた心地がしないような一瞬もあり、なんというか大変でした(おかげさまで無事解決しました)。校了直前でいろいろ修羅場っているのですが、今日はクラファン終了後の1次販売(予約)のお知らせです。この『モノノメ』の初版は5000部。よほどのことがない限り増刷はしない予定です。そして、Amazonや大手チェーンには卸さない予定です。じゃあ、どこで買えるのかというとクラウドファンディング(終了)と、インターネット通販(直販)、そして僕の考えに共感してくれる書店や施設に置いてもらう、というふうに考えています。本当にそれで5000部をさばけるのか、かなり不安なのですが物は試し。やってみないとわかりません。そして現時点でクラファンの支援者分を考えると1129部/5000部中が既に売れていて、残り3871部を売らないといけないことになります。執筆者やスタッフへの配布分が100冊を下回ることはないし、数十冊は資料用に取っておくので、実質的にはざっと残り3600部あります。これは結構大変なことで、自分でも挑戦しているつもりです。ただ、この目次で(タイムラインの潮目も読まず、分かりやすくインフルエンサーを並べていない)、しかも取次を使わず自主流通で5000部が回せると、後続の人のためにもいいモデルを残せると思っています。利益率の高い直販での成功モデルがあると、少部数の出版をやってみようと思える人が増えるはずですし、また本屋さんにとっても「Amazonや大手チェーンに置いていない本」を中心に店を組むことで「どこに行っても同じ棚になってしまう」問題を回避できるメリットがあると思います。と、いうことで今から9月6日までまずはインターネット直販で第一次販売を行います。解説集つき特別版はこちら本誌のみの通常版はこちらこれはどちらかと言えば、「クラファンに間に合わなかったけれど早く確実に本がほしい」人のための販売です。クラファンにもついた特典の全ページ解説集が特典に付きます。これは、僕がいままさに(校了作業の合間に)書いている、本当にこの雑誌を表紙から最後のページまで舐め回すように解説しているテキストで、既に40000字あってまだ書き終わっていないので、50000字まで膨らむ可能性も高いです。これは、雑誌に限らずこれからものを作っていこうと考えている人にはとてもおもしろく読めると思います。気になる人はぜひ、解説集付きのバージョンを予約してください。それでは校了作業に戻ります。
宇野です。ちょっと校了直前でいろいろてんぱっているのだけれど、なんというか、元気ではあります。何か決定的な危機が近づくと、とりあえず元気ではあります。さて、今日はこれまで紹介しそびれていた記事について紹介します。さて、今日取り上げるのは沖本ゆかさんと丸若裕俊さんの連載『もののものがたり』について。これは文字通り「もの」についての連載で、僕の身の回りにいる「数寄物」であるところの沖本さんと丸若さんに来てもらい、毎回1つ、自分のお気に入りの「もの」を持ち出してそれについて語るという企画です。今回はたまたまふたりとも工芸品でしたけれど、候補選びの打ち合わせの段階では時計とか、額縁とかざるとか、いろいろなものの名前が上がりました。だから次回からそういう「もの」たちも飛び出してくると思います。そして、これ、最初の打ち合わせをした日は『シン・エヴァンゲリオン』の公開日で、僕は打ち合わせの後これを観に行っているのだけれど、二人の打ち合わせが盛り上がりすぎて先に抜けて映画館に行った記憶があります。そして、その後FacebookのMessengerで取り上げる「もの」を決めていったのだけど、ふたりともどんどん「取り上げたいもの」を出してきてなかなか決まらない。というか、取り上げたい自分の「もの」の写真を投稿したらそのままその「もの」に対するコメントの応酬がはじまって決まらない。一緒んこれをそのままコピーして記事にしてもいいかと思ってしまうくらい止まらない。そしてそれがまた、無駄に面白い。ほんとうに、言葉の最高の意味で「めんどくさい」仲間たちだなと思いました。沖本ゆかさんは某泣く子も黙る外資系コンピューター産業で働きながら、趣味で全国の窯元を回っているうちに好きな器のECを副業としてはじめてしまった人で、丸若裕俊さんは工芸品の精神と技術を活かした「もの」のプロデュースやお茶のブランド「EN TEA」を主催している人です。収録は沖本さんの実家の茶室(沖本さんのお母さんがお茶の先生をやっています)で行い、丸若さんがお茶を入れてくれました。僕は撮影の指揮でバタバタしていましたが、いい時間でした。次回はこの時間をたっぷり味わいたいなと思っています。宇野常寛