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明治8年創業の醤油醸造所の「歴史」と「今」をつなぐ本を作りたい!

静岡県浜松市浜北区小松に、明治8年創業の明治屋醤油があります。 創業から幾度かの火災に遭い、戦後を知る人も80歳を超え、 かつての明治屋醤油の記憶を語る人も少なくなっています。 「今わかっていることだけでも形に残したい」 その思いから、明治屋醤油の「歴史」と「今」を伝える本を作ろうと決めました。

現在の支援総額

435,500

87%

目標金額は500,000円

支援者数

68

募集終了まで残り

終了

このプロジェクトは、2021/10/29に募集を開始し、 68人の支援により 435,500円の資金を集め、 2021/12/10に募集を終了しました

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現在の支援総額

435,500

87%達成

終了

目標金額500,000

支援者数68

このプロジェクトは、2021/10/29に募集を開始し、 68人の支援により 435,500円の資金を集め、 2021/12/10に募集を終了しました

静岡県浜松市浜北区小松に、明治8年創業の明治屋醤油があります。 創業から幾度かの火災に遭い、戦後を知る人も80歳を超え、 かつての明治屋醤油の記憶を語る人も少なくなっています。 「今わかっていることだけでも形に残したい」 その思いから、明治屋醤油の「歴史」と「今」を伝える本を作ろうと決めました。

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明治屋醤油の店舗に入ると左手奥に「小松商店連盟」とタイトルがつけられた一枚の手ぬぐいが飾られています。この一枚の地図から、「森のねんどワークショップ」の企画は始まりました。そこには、「明治40年代の小松地域の様子・作野末徳司」と記してあります。しかし、手掛かりは、たったこれだけ。明治屋醤油さんにこの地図の作者のことを聞くと、野末徳司さんは近所に住んでおられたのだけど既に亡くなられたとのことで、それ以上の情報はありませんでした。私自身はこの小松本町に育った訳ではないので、詳しいことがわかりません。何かこの小松本町の歴史の情報がないかと、地図を持って今の町を歩いたりしていました。ある日、明治屋醤油のお隣に住んでいる従姉妹から連絡が入りました。そこには、伯母の家に手書きの古い地図があるとのことで、手書きの地図の写真(メイン写真参照)が添えられていました。私が、古い地図を探していると聞き、知らせてくれたのです。添えられていた写真を見ると、「明治44年頃の本町の家並」と書いてありました。おお!これは「明治屋醤油のお店に飾ってある手ぬぐいと同じ年代!」と驚きました。さらに野末徳司さんが書いたものだと聞き、二度びっくり。野末徳司さんは、この小松本町に生まれ育ち、浜北市の市議会議員をされていた方。明治生まれの野末徳司さんは、晩年自分の幼少の頃の記憶を辿ってこの地図を作ったそうです。その後、小松本町の公会堂にも違う地図があると聞き、見せてもらったところ、これも明治末期の地図でした。立体的な絵地図になっていて、そこには、当時の賑わいを記した説明もあります。これを見ると当時の様子がとてもイメージしやすくなります。きっと、野末徳司さんが残してくれた地図から作ったものではないかと思います。こんな風に導かれるように、この地図の情報にたどり着きました。しかも、この立体地図の説明文を書いたのは、知らせてくれた従姉妹というおまけ付き。この地図をめぐる素敵なご縁に感謝です。この三枚の地図で、明治屋醤油に飾られていた平面地図から立体的な町のイメージが立ち上がりました。ここから、100年前の町の暮らしをイメージして、ワークショップを楽しく演出できたら良いなと思います!●只今ワークショップの予約受付中です!↓森のねんどワークショップ〜明治のまちづくり編〜


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11月28日(日)に、明治屋醤油の店舗奥のスペースをお借りして、「森のねんどワークショップ」を開催します。明治屋醤油のある小松本町は、明治時代、秋葉神社や奥山半僧坊への参詣者が泊まる橋本旅館と中村旅館があり、人の往来が盛んな土地柄でした。この辺りは小松地区でも一番の中心地で、寺院や駐在所、病院、銀行、銭湯に芝居小屋。雑貨屋、うどん屋、米屋や籠屋、油屋、床屋、そして、醤油工場が三軒もありました。その中には、もちろん明治屋醤油もあります。このワークショップでは、今から100年以上前の小松本町の町をみんなで再現するワークショップです。奈良県在住の人形作家 岡本道康さんをお迎えして、賑やかだったこの町を森のねんどで作ります。今では、手書きの地図が数枚残るだけですが、この町に暮らす人々を想像しながら、一緒に町を作りましょう!時代の流れの中で、鉄道が通され、戦争をくぐり抜け、自動車が普及するなどして、人の流れが変化し、人の暮らしも農業からサラリーマンへと変化して、その町に住む人も、世代交代しながら新陳代謝を繰り返しています。そして、森のねんどは、岡本さんが開発したオリジナルねんど。木くずを主原料にした森の恵みを無駄なく寄せ集めて作られました。森と海は、水でつながって巡り巡って、お互いを生かしています。それは、かつての町の先人と現代の私たちにも通じています。巡り巡って生かされている自分たちに気づいて、過去に生きた人々の恩恵に感謝する時間になればと思います。森のねんどを通して、100年前とつながりを確かめてみませんか?●ワークショップのご予約受付中!↓https://komatsu-tsunagari.jimdofree.com/つながり醸造プログラム/森のねんどワークショップ-明治の街づくり編/クラウドファンディング5日目の今日までに、19人の方が支援してくださいました。心から感謝いたします。ありがとうございます!


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【お詫び】10月15日から、つながり醸造プログラムのチラシの配布をしていますが、クラウドファンディングの返礼品金額に誤植が見つかりました。ご迷惑をお掛けして、大変申し訳ありません。すぐに回収して、当該箇所にシールを貼り対応しましたが、すでに配布されたものもありました。チラシからアクセスして頂いた方の中には、修正前のチラシを見てアクセスされる方もいらっしゃると思います。下記に正誤を表示いたしますので、ご確認ください。1.完成本の金額 4,000円→5,000円2.豆皿セット 5,000円→6,000円よろしくお願いいたします。


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誰もがその人生の中で、様々な経験をして、たくさんの人と関わっています。記憶の中にある過去の出来事には、その人達との関係があるのです。それは普段忘れていても、何年も後になってひょっこりと顔を出すこともあり、そのままひっそりと忘れ去られてしまうこともあります。例えば、自分のおばあちゃんが大切にしていた古い一枚の写真があったとします。その古い写真には、たくさんの人が写っています。しかし、そこに写っている人が誰なのかわからなければ、その写真はただの紙切れです。誰かが大切にしていた写真は、その人の大切な人が写っているから。その人への想いを大切にしているのです。その心にしまっている想いを言葉にし、形に残すことは、大切なものを大切にし続けるために必要だと考えます。私自身、過去の記憶の中にある「大切な誰かの想い」に出会うと、心がほっこり温まります。それは、自分のことだけでなく、自分の家族や住む町も同じです。その歴史の中には、やっぱり「誰かの想い」が隠れています。今回の本づくりでも、「誰かの想い」が見つかるのでしょうか。それが一番の楽しみなのです。今日は、7人の方が支援してくださいました。お一人お一人にお礼のメッセージを送信して、本日は終了。ありがとうございました!


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おかげさまで、無事に、昨日18時にプロジェクトページを公開しました。一日を経過して、何人かのご支援いただき、とてもありがたく、感謝しています。公開前、マニュアルを読むと、「公開から5日で○%の支援獲得で、○%の達成率!」などとセオリーをご教示いただき、真面目な私は気負ってばかりいましたが、公開すぐに一人の方が支援くださり、今日は三人の方が支援をくださいました。焦りは禁物。ゆっくりゆっくり。もろみが発酵を進めるように、少しずつ。そんな風に気持ちを切り替えて、温かい気持ちと期待を受け止めていきたいと思います。今後は、本づくりの取材の様子や返礼品のことなど少しずつ、ここでお話していけたらと考えています。引き続き、よろしくお願いいたします。