クラウドファンディングのご支援・ご協力いただき、ありがとうございます!いよいよ、残り7日となりました。たくさんのご支援、本当にありがとうございます。最後の一日まで頑張りますので、ぜひ最後までご協力お願いいたします!さて、残り一週間となり振り返ってみると、畦道のお仕事の紹介が一回しかできていないことに気付きました(笑)そのため、今日は畦道でお仕事をさせていただいている農家さん「自然農福の力」の今枝稚加良(ちから)さんのご紹介をしたいと思います。畦道では、毎週水曜日に自然農福の力の今枝さんの畑でお仕事をさせていただいています。今枝稚加良さん今枝さんは2haの畑で、じゃがいも、にんにく、玉ねぎ、かぼちゃ、さつまいも、白菜、キャベツ、サニーレタス、ブロッコリー、大根、キウイフルーツ等を育てています。畑は高齢化等で農業を続けられなくなった地域の方から、借りられているそうです。また今枝さんは、野菜の本当の味を出すために、農薬・肥料を使わずに育てる「自然栽培」という特殊な栽培方法をされています。畦道では、植え付け、収穫、畑の草取り、出荷前の検品等、様々なお仕事をさせていただいています。すべての工程を一人でおこなうのではなく、作業工程を細分化してチームとしてお仕事に取り組んでいます。一人一人の特性や得手不得手を組み合わせて、みんなでお仕事をしています。じゃがいもの種芋カットにんにく株元の草取りじゃがいもの検品畦道のメンバーさんで畑が好きな方からは、「夏は暑くて冬寒いけど、仕事が終わると達成感があるから楽しい」「じゃがいもの種芋カットが好き。給食のおばさんになった気分。自宅で使い慣れた包丁で種芋カットしたいけどなぁ」「広い畑は窮屈じゃないから気持ちが楽。動いて仕事するのは大変だけど」といった言葉がありました。今枝さんからは、「最初畦道さんは半日のお仕事でした。昨年4月からお仕事の時間を一日に延ばしてくれ、仕事が進むこと以上に、その気持ちがとても嬉しかったです。仕事の面でもできることが増えていっています。❛一緒に成長できる仲間❜というかんじで支えられています」と言っていただけました。農家さんはお一人でお仕事をされている方も多いと思います。人が生きるために必要な「食」をつくられている地域の農家さんのお力にこれからもなれるよう頑張ります!クラウドファンディングも残り7日。たくさんのご縁や支えてくださっている方々に感謝して、最後まで頑張ります!
クラウドファンディングのご支援・ご協力いただき、本当にありがとうございます。残り8日間、最後の一日まで頑張ります!!さて、新聞に掲載していただいたこともあり、お電話でお問い合わせいただくことがあります。なかには、・登録の仕方がわからない、苦手・クレジットカードを持っていないという方も多くいらっしゃり、お振り込みのご案内もさせていただいています。お振り込みをご希望の方は、以下の手順で振り込みによるご支援も可能です。ご参照ください。①下記の振込先へご支援の振り込みをお願いいたします。※支援金額についてはプロジェクトページのリターン一覧をご覧ください。【振込先】・銀行名:あいち豊田農業協同組合(金融番号:6582)・支店名:足助(あすけ)支店(店舗番号:935)・口座種別:普通・口座番号:0071422・口座名義:特定非営利活動法人みち 代表理事 今枝美恵子・口座カナ:トクテイヒエイリカツドウホウジンミチ ダイヒョウリジ イマエダミエコ➁下記のメールアドレスへご連絡ください。※お振り込み後は、必ず、下記の内容についてのメールをお願いいたします。(1)お名前(2)ご住所(郵便番号含む)(3)お電話番号(4)お振込金額(5)ご希望の返礼品●メールの宛先●メールアドレス:npo.michi0403@gmail.com特定非営利活動法人みち 今枝宛ご不明な点につきましても、上記のアドレスにご連絡いただけると助かります。プロジェクト終了後に、返礼品を送付させていただきます。残り8日!もうしばらく、ご支援・ご協力のほう、よろしくお願いいたします!!
クラウドファンディングのご支援・ご協力いただき、ありがとうございます!この挑戦も、残すところ「あと9日」となりました。あっという間にここまで来てしまいました。ご支援や情報発信にご協力くださった皆様、応援メッセ―ジをくださった皆様に感謝の想いでいっぱいです。最後の一日まで、頑張りたいと思います!今日は2月末におこないました、よりみち改修の様子をご報告したいと思います。2月末、改修ボランティアの呼びかけに応じてくださったみなさんと一緒に、よりみちの開所準備を進めました。集まってくださったのは、普段からお世話になっている方やクラウドファンディングの支援者さんです。ご支援もいただき、開所準備までお手伝いくださるなんて・・・本当にありがとうございます!クラファン記事や新聞、SNSで畦道のことを知って初めましての方もお越しくださいました。また、愛知県議会議員の鈴木雅博さんもお越しいただき、掃除や片付けにご協力いただきました。皆様、お力添えをいただき、本当にありがとうございます!家主さんが残された物品や、開所に向けご寄付いただいた物品の整理をしました。愛知県議会議員の鈴木雅博さん(写真右)もほこりをかぶりながら作業にご協力いただきました。真新しい縁側の建具に防腐剤を塗っていきます。きれいに塗りあがりました!みなさん、本当にありがとうございました!!この縁側は、建具を全部収納することができます。全部開くと、解放感ばっちり!!内装も少しずつ完成に近づいています!事業所内は、木のいい香りでいっぱいで落ち着きます。床が抜けていた事務室スペース。裏山に一番近いため湿気がたまりやすいため、スギの床板にしていただきました。みんなでお仕事をする作業室スペース。ひのきのいい香りです。台所も壁を白く塗り、カフェのような厨房に。玄関も新しくなりました!これからよろしくお願いします!この日、県議会議員の鈴木雅博さんに、よりみちに期待することを伺いました。「病気や障がいの有無に関わらず、望めば誰もが住み慣れた故郷、また移住された方が新天地で暮らしていける山間地域になるといいなと思っています。その中で、よりみちさんには障がいのある方が安心して暮らせる核の一つになってくれたらと期待しています。」よりみちがこの地域の病気や障がいのある方の地域生活を支える場所になれるよう、頑張りたいと思います!クラウドファンディングも残すところ「あと9日」になりました。最後の一日まで、どうかご支援お願いいたします!!
クラウドファンディングのご支援・ご協力いただき、ありがとうございます!昨日に引き続き、「足助地区北小田町の暮らしとなりわい」の第2弾をお届けします。また、今年春開始予定の「北小田の家」民泊利用チケットの返礼品も、3月1日より追加いたします!ぜひチェックしてください。足助地区北小田町の暮らしとなりわい、2回目のインタビューはレンタル古民家「北小田(きたこだ)の家」オーナー・映像プロデューサーの荒川 偉洋子(いよこ)さんです。2020年秋、名古屋市から移住した荒川さん。前回ご紹介した「山里カフェMui」のお隣に2021年4月「北小田の家」をオープンしました。写真左側の家屋が「北小田の家」右下が「山里カフェ Mui」荒川さんは、映像プロデューサーの仕事を続けながら、1日1組限定のレンタルスペースを運営しています。また、北小田町の住人に“先生”となっていただき、地元の文化を体験できるイベントも開催中です。当時空き家だった築200年の古民家がよみがえり、訪れる方と地域の方との交流が生まれています。移住2年目の荒川さんにお話をうかがいました。オーナー・映像プロデューサーの荒川さん― はじめに、北小田町に移住されたきっかけを教えてください。 荒川さん:移住前は名古屋市に住んでいました。家のすぐ横にあった森が2020年に開発されて、すべて住宅地になってしまって。毎日家の前を人が通るようになって、環境の変化についていけなくなったんです。ある時、つぐ高原(愛知県設楽町)へキャンプに行った帰り、Muiに寄って潤子さんに「移住したい」と相談したんです。そうしたら「うちの裏の家が空いてるよ、山もあるよ」って。北小田での地域面談も潤子さんに同席してもらって、夫婦で面談を受けました。― 移住前から、北小田町とのつながりがあったのですね。荒川さん:2017年頃から映像制作の仕事で旭地区に通っていました。旭地区では小型EV車の「コムス」(トヨタ車体株式会社)を使った名古屋大学のプロジェクトに関わり、実験を撮影して動画ニュースを配信する仕事をしていました。この頃から移住を考えていたので、プロジェクトに参加していた地元の方(安藤征夫さん/敷島自治区在住の方)に相談をしていて、地域面談があることも聞いていました。住んでいた場所が宅地開発されたとき、ライフスタイルが異なる人たちとの生活に違和感を覚えたんです。夜中、住宅街を大きな声で通話するのも“顔の見えない関係”だからできること。お互いに知り合っていたら、そうした行動にはならないですよね。地域面談では、お互い言いにくいことを事前に話し合います。人づてに噂が立つより、はっきりと顔を合わせて話し合う方が移住後に暮らしやすくなる。いいシステムだなと思いましたね。― Muiの清水さんは、荒川さんのことを「地域に馴染むのが上手」と話していました。 荒川さん:今の暮らしがあるのは、潤子さんのおかげです!今枝さん:地域の方との関わりは本当に上手だなと思います。荒川さんと清水さん、私は「三河の山里 なりわい実践者」の卒塾生で、さらに日本福祉大学の卒業生。面白いご縁ですよね。荒川さん:私は社会福祉学部を選んで、大学1年生の時からテレビ番組の制作会社でアルバイトをしていました。社会学を学びながら報道の仕事をするのが、自分に合っていたんですね。代表作は末期がんのドキュメンタリーや病院の訪問教育をテーマにしたものです。映像制作は取材相手とのコミュニケーションや信頼関係が必要です。お年寄りが好きで福祉を選んだのもあって、大学時代の学びが自分のベースになっていますね。― 北小田の家を始められて1年目、振り返っていかがでしたか。 荒川さん:2020年秋から建物を借りて、オープンまでの半年間はひたすら掃除でした。2年間空き家だったから、床も壁も真っ黒。ここは築200年の家で、材木商だったと聞いています。だから梁や柱が立派なんです。オープン前には、地域の人を招いて食事会を開きました。訪れる方は名古屋市内や周辺の地域から、だいたい40キロ圏内が商圏ですね。フリーランスで映像制作の仕事も続けて、映像制作講座も開いています。昨年は「とよたまちさとミライ塾」で10講座を開催しました。「なりわい実践者」の事業計画では、当初「地域の発信拠点」としてビジネス利用を見込んでいました。でも、運営しているうちに、最終的には「みんなのおばあちゃんちプロジェクト」になりましたね。おばあちゃんちに帰ってきたような、懐かしい温かさを感じる体験の場を作りたい。訪れる人が北小田の人たちと交流して、お互いが楽しくて喜んでもらえたら、それでいいかなって。 ― 荒川さんの想いの変化には、何が影響しているのでしょうか。 荒川さん:ある出来事があって。町内の自治会長を決める会に参加したとき、長くお役をやってきた高齢の方が「若い人に代を譲ろう。俺たちが面倒を見るから会長をやってみないか?」と還暦前の方に任せたんです。引き際をこんなふうにできる人たちがいるんだって感動しました。暮らしてみて「自分たちの地域を自分たちでよくする」「困ったことはみんなで助け合う」という精神を感じます。同じ苗字の方ばかりだから下の名前で呼び合うし、世帯数も少ないのでほぼ全員何かしらの「お役」もやる。大きな家族みたいに思う一方、人付き合いの距離感が絶妙ですね。今でも、踏み込んだプライベートなことは聞かれません。成熟した付き合い方だと感じます。北小田の人に先生をお願いしてイベントを開こうと思ったのも、それが理由です。参加した方はきっと感激するんじゃないかって。「自分たちの地域を自分たちでよくしていく」と信じて行動できるのは、すごいことだと思います。― 4月からは、いよいよ「よりみち」が仲間入りしますね。今枝さん:北小田の家まで歩いていけるので、今はストップしている運動プログラムを再開したいですね。それから、よりみちの裏山を間伐ボランティアの方にお願いしようと思っていて、ボランティアさんの休憩・宿泊場所としてお借りしたり。ITスキルや動画の作り方なども、荒川さんに教えていただけると嬉しいです!荒川さん:私もよりみちの皆さんにお願いしたいこと、色々あります!民泊のお掃除などの仕事をお願いしたいですし、ぜひ何か一緒にやりましょう。― 2年目を迎えられて、新たに始められることはありますか?荒川さん:春のオープンを目指して 1日1組限定の民泊を準備中です。今年5月14日(土)には、足助交流館で1周年記念コンサートを計画中です。さらにワーケーションや研修場所、子ども会の交流場所などで活用してもらえるよう環境を整えています。去年の夏に「昔の道具でキャンプしよう」というレトロキャンプをやりました。畳のない住宅も増えているので、日本家屋に触れたり、羽釜でお米を炊いたり、山遊びや自生しているお茶を収穫したり。そういった体験の場にしたいですね。私は「自分で選んだもう1つの田舎」があってもいいと思う。北小田なら「もう1つの田舎」の温かさが実現できると感じています。ただいま民泊準備中です!「北小田の家」リターン品をご用意しています!北小田町に暮らす地域の方から、こんにゃく作りや門松作りを教えていただけるイベントなども開催中。2022年春には1組限定の民泊がスタートする予定です!北小田の家|https://www.arakawa-mt.com/*レンタルスペースは1日1組限定です。ご予約等は公式サイトや公式SNSアカウントをご覧ください。(聞き手:よりみちクラファンサポーター 松永)
クラウドファンディングへのご支援、ご協力いただき、ありがとうございます。今回は、返礼品のご提供もいただきました「山里カフェMui」の清水潤子さんに取材をさせていただきましたので、ご紹介いたします。「よりみち」の拠点となる足助地区北小田町(きたこだちょう)は、現在の畦道がある新盛町のすぐお隣です。畦道の立ち上げと同じ2017年、北小田町で地元の鹿や猪などのジビエ料理を振る舞う「山里カフェMui(むい)」を開いたのがオーナー・ハンターの清水潤子さんです。清水さんは地区内で年間100頭ほどの害獣捕獲を担っています。さらに、調理師免許を持つ清水さんは猟で獲った動物たちを敷地内の解体所で加工しカフェメニューや食肉として販売しています。「いきものの命をいただく」一連の営みを実践してこられました。畦道の代表・今枝さんと清水さんは偶然にも日本福祉大学の卒業生。4月からご近所さんとなる清水さんに、北小田町の暮らし・仕事についてうかがいました。― お二人が出会ったきっかけは? 清水さん:私はもともと、「三河の山里 なりわい実践者」2期生で、1期生の今枝さんは先輩でした。その前につながっていたかも?今枝さん:新盛自治区の総会だったかな?豊森なりわい塾のとき?いろんなところでお会いするので、すっかり曖昧ですね。― 移住先を北小田町に決めた経緯を教えてください。 清水さん:移住のきっかけになった稲作体験は、新盛町だったんです。地域振興の第一人者、小澤庄一さん(2021年にご逝去)にお世話になりました。だからどうしても新盛が良かった。でもなかなか空き家がなくて。譲れない条件は国道153号から奥まっていて、田畑と山に囲まれた場所でした。北小田に物件が見つかった時は即決でしたね。― 当初の想定と違っていたことはありましたか?清水さん:大工さんが「このままだと寒いし家が傷むよ。ベタ基礎からだな。」と。私は新潟出身で、暑さ寒さは平気だし、石塚に家の基礎が乗っている造りは当たり前。基礎から直すという意識がなくて。家もだいぶ傷んでいたので、大幅に改修が必要でした。― 北小田町の暮らしや、ご近所さんとの関わりはいかがですか? 清水さん:北小田の住人は平均年齢70歳越えなので、還暦までは「若手」なんです。だからいろんな“お役”があります。町内は2つの組で分かれていて、こちらの地区では本祭を含めるとお祭りが年4回。私はお祭り大好きだから「お祭りの役はやります!」と手を挙げて。この4年で田んぼをやめる方は増えましたね。うちの前も不耕作地です。Muiの開店を楽しみにしていたおばあちゃんも、開業直前で息子さんの家に引っ越したり。よくしてくれた人たちが居なくなっていくのは複雑な気持ちでした。「北小田の家」ができてからはまた変わったかな。Muiではイベントをやらないので、食事以外で町内の人がわざわざ来ることは少ない。北小田の家でイベントがある時は、町内の人を誘って遊びに来てくれる人が増えました。「空き家にあかりを!プロジェクト」の時も、帰ってくると近所にあかりが灯っていて「あ〜、嬉しいな」って。お互いにいい効果がありますね。― いつも予約でいっぱいのMuiさんですが、続けてこられた秘訣はなんでしょうか。 清水さん:なんだろう?なんでお客さん来てくれるんだろうね(笑)。今枝さん:猟師やジビエ料理は男性のイメージがありますね。Muiさんは女性が来やすいお店だと思いますし、清水さんの人柄もある気がします。みなさん「清水さんに会いにくる」みたいな。清水さん:お客さんの層は本当にバラバラ。開店当初、ジビエに馴染みのある高齢者さんが多いかと思っていたら、全く違う!なぜかジビエ関連ではないお客さんも来るんです。「ジビエ料理は食べられないけれど、うちの子どもと話をしてくれませんか」って。学校に行けない子が2組ぐらい、学校に行くようになったと電話をもらいました。「あんたの人生なんだから、やりたいようにやりん」って言ったぐらいで、たいしたこと話してない(笑)。嫁が欲しいっていう人とか、いろんな人が来る“よろず屋”みたい。今枝さん:昔ながらの小料理屋の女将さんみたいな感じかも。清水さん:それは昔の人が当たり前にやっていたことだよね。たまに干しっぱなしの洗濯物を、軒先に取り込んでおいてくれる人もいます。そんな時は「ありがとうね!」って。世話好きでいい人が多いから、それを「ありがとう」と思うのか「お節介」と思うのかで、長く暮らしていけるかどうかはあるよね。― まちの変化でいうと、猪や鹿との付き合い方も変わってきていますか? 清水さん:動物との付き合い方は変わってきているかも。でもみんなに話を聞くと、昔から大変だったとは言いますよ。害獣駆除はシーズン関係ないので、忙しさは変わらないかな。北小田は猪より鹿が多いです。30年前なら、猪だとこのサイズ(下の写真)は一年に2頭も獲れればいいほう。「井筒亀(いずかめ)*」へ売りに行くと1頭30万円ぐらいで売れたそうです。そのお金を仲間で分けて、年越しのお金にして、内臓なんかは自分たちで食べて。年明けにもう1頭とって冬の蓄えにしたそうです。*足助町田町にある明治20年創業の季節料理店。天然鮎や自然薯料理のほか、猪料理を提供している。北小田では、女性も1人前の仕事を行う一人工(いちにんく)。女性だからというよりも「力仕事できる人がひとり増えた」ぐらいの感じなんです。女性が一人工と認められない地域もあるなかで、北小田でよかったと思っています。今枝さん:移転前に北小田の「地域面談」を受けたとき、新盛ともまた文化が違うんだなと感じましたね。― 地域面談とは? 清水さん:各地域で家を買う・借りる場合には「地域面談」といって、町内会長さん、定住委員長や地元の委員の方と面談をします。この方たちに「いいよ」って言ってもらって初めて、家を借りたり買うことができます。畦道さんはみんながよく知っているもんね。今枝さん:地域面談では畦道がやってきたこと、移転の理由、活動の内容などを話しました。「それよりもいつ来るの?」と。利用者さんの交通手段を気に掛けてくださったり、早く来て欲しいと言ってもらえました。― よりみちの開所がますます楽しみになりました。 今枝さん:母屋はメインの事業所で、離れの建物を作業所に。祝日は学校もこども園も閉まっているので、スタッフのお子さんの託児も一部考えています。畦道にも来ていただいている「おぐろ整体院一歩」の小黒泰之さんと、出張美容の川合やすよさんにも月に1回よりみちに来ていただき、地域の方に利用してもらいたいと考えています。よりみちには裏山もあるので、山仕事や山遊びをしてくれる方にもぜひ関わってほしいですね。清水さん:うちの開業当初も、近所の人たちが次々に様子を見にきては「何か手伝うことある?」って。「これ教えて!」って言うと喜んで、色々教えてもらえます。役割を求めている元気な人たちがたくさんいます。今枝さん:私たちも地域の中でできる役割を担っていきたいです。清水さん:今枝さんたちが来てくれるのを、みんなで待ってます!山里カフェMuiさんのリターン品をご用意しています!清水さん自ら猟を行いジビエの加工・調理をされています。Muiさんのランチ、ぜひ一度味わってみてください!https://camp-fire.jp/projects/view/524683*Muiさんは完全予約制です。公式サイトからのご予約をお願いいたします。(聞き手:よりみちクラファンサポーター 松永)