皆さん、こんにちは!
開始5日目で、達成率20%が近づいてきました。 私たちのプロジェクトに興味を持っていただいた方、ご支援いただいた方、本当にありがとうございます!
今日は南部鮭加工研究会と弊社との出会いについて、少しお話しします。
プロジェクト概要にも記載した通り、南部鮭加工研究会は代表のご病気等の影響により廃業の危機となり、独自の冷燻づくりを受け継いでくれる人や団体を探していました。
「ご協力いただいている方々」の欄でご紹介させていただいた冬木れいさんには、冷燻を使った料理メニューを作っていただくなど、南部鮭加工研究会の活動にご協力いただいていました。冬木さんを通して、同じく掲載させていただいているロレオール田野畑の伊藤シェフへ、この廃業と事業承継に関するお話が届きます。
弊社は伊藤シェフにお仕事などでご協力いただくことが多く、事業承継先の件もその中で伺いました。シェフに繋いでいただいて、南部鮭加工研究会と直接お会いすることになりました。
何度かお電話などでやりとりさせていただいた後、伊藤シェフ同席のもと、区界高原にある道の駅で研究会メンバーと初めてお会いしました。経営状況や業務内容の詳細に加え、この事業を立ち上げた時の想いやこれまでの苦労、事業をたたむことになってしまった無念さなども伺いました。
厳しい岩手の気候を最大限活かせる立地をこだわり抜いて探し出したこと、東日本大震災で地元の水産業が大打撃を受けた時も仲間と協力して乗り切ったこと、鮭の内臓も無駄にしないよう工夫をこらして商品開発を続けてきたことなどなど……。
「地元水産業を盛り上げ、頑張っている漁師さんにも豊かになってもらいたい」と冷燻づくりに励んできた研究会の取組や想いは、弊社アースカラーが掲げる「わくわくする農山漁村を創る」というミッションにダイレクトに通ずるものでした。当時在庫で残っていた冷燻をいただき、そのクオリティがとても高かったことにも感動、このような特産品がなくなるのはもったいないし、今後の地域経済にとっても痛手であると心底思いました。
冬木さん、伊藤シェフ、南部鮭加工研究会のメンバー、地元水産業者の方々など、岩手の食・水産業に関わる様々な方とのご縁が重なってスタートできたプロジェクトです。
再び灯した小さな火を絶やすことなく、さらに北三陸を盛り上げていきたいと思います。ぜひ、引き続き応援いただけると嬉しいです!