おはようございます!ヴァイオリニスト、松尾茉莉です。久々に私の投稿文ご覧いただきありがとうございます。クラウドファンディングの公開募集期間40日を切りました!おかげさまで目標金額の30%に達しそうです。まだまだ程遠いですがこの活動報告も日課となりメンバーの素敵な投稿を励みに、私もできるかぎり頑張って目標に向けていきたいと思います!今後ともこの活動報告がご支援者様やこれからご検討してくださる方々の日課になっていただけたら光栄です!実は先週、長女がコロナに感染。1日の発熱のみで翌日から普段通りの生活を送れ、幸い軽症ですみました。夫婦共々陰性で無症状。もう1人の子供も無症状で毎日家族が一つ屋根の下でずっと一緒に暮らすことって、、、思い返せば大晦日か正月くらいです。そうすると毎日3食のご飯を作らなきゃいけないわけで…私の趣味?!創作料理が試せます。(あ、もちろん普通に作る時もありますけど…)笑その一部をご覧くださいませ!え!野菜炒めにチャーハンの素!?!焼きうどんにカニカマ?!笑ベジャメルソースを作ってマカロニグラタンラーメンはとても簡単でみんな大好き!みんな大好きナポリタン風スパゲッティこんなふうに毎日手作り料理を家族が美味しく?!食べてくれて幸せです。(^_^)さて、子供達は、、、仲良くテレビ三昧人がいない川を散歩して気分転換玄関前でシャボン玉子供達と過ごしているとあっという間ですが、育休から復帰してからというもの土日はコンサートのためほとんど子供達との時間がなかったので、おかげさまでかけがえのない時間が今過ごせているのかもしれません。周りには大変ご迷惑かけておりますが、神様からいただいた、小さい子供達とこの時間を使ってさらに絆や愛情が深めていけたらいいなと思いました。最後に私の演奏をお聴きください。今の私にはこの曲があってるかもしれません。落ち着いて物事を考えて、今の自分を見つめ直す…そんな時にぴったりです。ピアニストは高校の時の同級生、加納裕生野さんです。それでは明日もメンバーの活動報告をお楽しみください!チャイコフスキー作曲アンダンテ・カンタービレ
こんにちは♪ヴィオリストの池辺真帆です。続々とご支援頂きまして誠にありがとうございます。さて、昨日は神奈川フィル有志で行われる試演会に参加してきました!普段オーケストラの中だけで弾いていると、楽器の鳴らし方がオケ仕様でこじんまりしてしまいがちなので、少なくとも一年に1回はこの様にソロを演奏する機会が必要だと切に感じます。ピアノ伴奏は大貫夏奈さんにお願いをしたら、とても素敵な演奏をして下さって本当に感謝です。もうすぐアール・ド・ヴィーヴルかながわの4/25の演奏会に向けて初めての練習が控えているので、とっても楽しみです!
クラウドファンディングにご協力いただいている皆さま、これからご協力いただける皆さま、通りすがりの皆さま、こんばんは!チェロの長南牧人です。 今日は前回お伝えしたように、弦楽器の「お値段」について、すこし触れてみたいと思います。赤裸々に語る所もあると思うので、ひょっとしたらパンドラの箱を開けてしまう事になるかもしれませんが、今や情報化社会、クリアーな部分も必要かと思います。 コロナ禍になってから家で過ごす時間が多くなったせいか、弦楽器の販売数が伸びているそうです。それに伴ってネット知識検索サービスなどで「バイオリンの値段」とか「初心者用バイオリン いくら」などという検索や質問を良く見かけるようになりました。 テレビ番組で音を聴き比べて「どちらが〇〇億円のヴァイオリンでどちらが〇百万円のヴァイオリンでしょうか?」などとやっていると「そんなにべらぼうな値段なのか!?」と思ってしまいますが、平たく見ると車などと同じように考えても良いと思います。まぁもっとも、車よりは骨董価値や美術品的価値がかなりの割合なので絵画などの美術品に例えても良いでしょう。 車も安い中古車は1万5千円なんていうのもありますし、何十億円の車もあります。2020年に1963年式のフェラーリ250GTOが76億円で取引されたそうです。絵画もオークションで競り合うとどんどん値段が吊り上がっていきますよね。 ヴァイオリンやチェロの弦楽器も最近は数万円のものが出回っていますし、いっぽう数十億円のヴァイオリンもあります。 さすがに一万円から何十億では幅が広くとりとめもないので、カテゴリー分けしてみましょう。そうすればもう少し値段帯の意味がはっきりしてきます。 カテゴリー、製作された形態と値段帯で分けると大きく4つに分けられるのではないかと思います。他にも産地によっても変わってきたり、通貨、為替相場によっても変わってきますがさらにややこしくなってしまうので、今回はこの2つで分けようと思います。 ①一万円~十数万円程度 一番低い価格帯。 ベニヤ板、プラスチック、合成接着剤など安い材料や、本来使われるもの以外の材木などで手間をかけずに作られていて構造や形が違っていたり音量が無かったり音質が悪かったりする。見た目が楽器の形をしているだけで楽器と言えるかわからない物もあり、実用的ではないもの。あまり長く使うと演奏技術に弊害が出るおそれもありますが楽器の構え方など初めて弦楽器を持つ人のトレーニングには有効かもしれません。分数楽器(例えば子供用の小さな楽器など)はこの価格帯でも良いものが見つかる事があります。また、大きな修理が必要な良い楽器もあったりします。しかし現実問題として10万円で買ったヴァイオリンにたとえば50万円の修理代を出すのは勇気が要りますよね。 ②十数万円~150万円程度 一般的な価格帯の楽器、工場量産、手工量産など量産品が多い。量産楽器は工業製品扱いになる。おおむね10万円単位でクオリティーに差がある。使われている材料、作りや仕上げなどのクオリティーで価格帯が分かれる。多くのアマチュアの方、演奏家を目指す学生さんはこの価格帯の楽器をお使いの事だと思います。 ③100万円程度~数千万円程度 マスターメード、完全手工製、手工量産もある。実用に耐えられる性能、機能を持つ。多くのプロ奏者がこの価格帯だと思います。見習い職人さんが製作した物や職人さんたちの合作(工房製などと呼ばれています)、人気や実力のある職人さんの作ったものなどがこのカテゴリーになると思います。 ④数千万円~数十億円 マスターメード、骨董的価値、希少価値、歴史的価値が付いているので価格が高い。個人では買えないような価格のものは銀行や大企業、財団、音楽大学などが所有していて演奏家に貸与していたりもします。 ・・・といったように、機械で作ったのか、人の手がどれくらい入っているのか、腕の良い人気の職人さんが一人で全て作ったものなのか、職人さんが何人かで合作したものなのか、材料は良いものが使われているのか、手間をかけずに作ったものなのか、コンクールに出しても恥ずかしくないくらいキッチリ作ったのか(ストラディバリウスさんの時代は楽器製作コンクールなどは無かったと思いますが)、などによっても値段が変わって来るようです。 ある程度ネタバラシはしてしまいましたが、みなさんはプロの奏者がいくら位の楽器を使っているか、ご興味がある事でしょう。僕も知り合いなどからさりげな~く訊かれたり、ものすご~く遠回しに訊かれる事がたびたびあります。 ぶっちゃけ、数百万から数千万、一部の方は数億、とお伝えしておきましょう。 僕個人の場合は、初めて親に買って頂いた楽器は裏板がベニヤ板で、それでも当時、数十万円の物でした。ン十年前の数十万円ですから、それなりの高額品だったと思います。だけどベニヤはベニヤ、次の楽器に買い替える頃にはほころびて、剥がれてきました。現在は安くて良いものも増えてきましたが高いも物はどんどん吊り上がっているので格差が広がって来ているとも言えると思います。 当時のお金、サラリーマンの初任給から推測して今の価格に換算すると、三桁万円くらいになってしまうとは思いますが、(国鉄(古いなぁ)の運賃、隣の駅の五反田まで大人10円こども5円だったのを覚えています)現在、三桁万円も出したらベニヤどころか職人さんが一人で製作した立派な物が買えます。日本も豊かな国になったと思います。(この先は心配ですが・・・) ここで、ひとつややこしい問題があるのですが「音の好みは人によって違う」のと、それによって「音の良さと価格は比例しない(①は材料や作りの問題で論外とします)」です。 そしてさらにややこしくなるのが、楽器の評価をする「プロ」は三種類います。製作者、販売者、演奏家です。この三種類のプロの評価はそれぞれの立場から全く違ったものになる場合があります。値段を決めるのはその楽器を作った製作者と販売する人です。製作者と販売者でも付ける値段は違うでしょう。さらに実際に音楽の現場で使う立場の演奏者は、音質や響きの良さ、会場の隅々まで届く音を求めるので輪をかけてややこしくなります。 音も出しづらく弾きにくくて古いからメンテナンスにもお金がかかって大変だけど良い音のする3千万円の楽器と、音はそこそこだけど弾きやすくて長時間弾いていても苦にならなくてメンテナンスも手間がかからない500万円の楽器でしたら毎日使うことを考えて、後者を選ぶ確率も上がるでしょう。 また楽器選びはしばしば、結婚相手を探すのに例えられます。触れている時間も長いですし、苦楽を共にして目標を目指してゆく、大切なパートナーですよね。リアルパートナーと違って、何回もグレードアップして行けるので良いですよね。(これは冗談です^^;) 最初の方でも書きましたがここの所、ヴァイオリンなどの弦楽器の販売数が伸びてきているようです。昔からもありましたがここ数年、資産的価値のあるものとしての需要も多くなってきたようです。コロナ禍後のインフレ懸念もありますし、お隣りの国の富裕層の方たちも爆買いしているらしく(消耗品ではなく芸術的文化的な価値のある物に目が向いてきたことは喜ばしい事でもあります、が。)資産価値が見込める弦楽器の注文が多くなっているようです。ますます値段が吊り上がってしまいますね。 ちなみに、その流通量からチェロはヴァイオリンの二倍から三倍、ヴィオラやコントラバスはそれ以上に割高になってしまいます。また、弦や弓の毛などの消耗品、メンテナンス代、修理費用なども割高です。 よく「コントラバスはヴァイオリンより大きくて材料がたくさん要るから高いのですか?」と訊かれますが、あくまで流通量の問題で、楽器の大きさは関係ありません。ただ、弦はその長さから関係あるようです(笑) またまたとりとめもなく話してしまいました。本日の結論、「楽器の価値は値段とは無関係、プライスレス。」 今回は話が少し下世話な方に来てしまいましたが、なんとなく「謎」な部分が少しでも解かる糸口を掴んで頂けたら幸甚です。次回は楽器の話を少し文化的な方に戻しましょう、音楽や楽器の事、色々な意味で「文化」ですよね。 それでは、他のメンバーの活動報告もお楽しみになさってください!
クラウドファンディングにご協力いただいている皆さま、これからご協力いただける皆さま、単に通りすがりの皆さま、こんにちは!チェロの長南牧人です。 今回はヴァイオリンなどの弦楽器についてお話ししてみようと思います。ざっくり解説ですが、また違う視点からコンサートを楽しめるかもしれません。 今回のコンサートで使用される弦楽器は、ピアノ、ヴァイオリン、ヴィオラ、チェロ、の4種類です。分類しますとピアノが鍵盤楽器の打弦楽器、ヴァイオリン、ヴィオラ、チェロが擦弦楽器です。 左から長南(チェロ)池辺(ヴィオラ)村松、松尾(共にヴァイオリン)ピアノは発明された当時、鍵盤楽器の主流はオルガンやチェンバロ(ハープシコード、クラウザンともいいます)でした。このチェンバロ、鍵盤に取り付けられた爪が上に上がる時にはじいて音を出す構造だったので大きな音がでません。チェンバロ もっとも、当時主流であった他の楽器、擦弦楽器のヴィオラダガンバ属、撥弦楽器のリュートなども繊細な趣のある音量でしたので、つり合いはとれていました。が、ヴィオラダガンバなどのヴィオール属やリュートは人間が直接弦をはじいたり、こすったりするので音に表情が付けやすいものであるのに対し、機械的な構造で弦をはじくチェンバロは音に表情を付けるのが困難でした。 そこで音に強弱の表情が付けられる楽器、クラヴィチェンバロ・コル・ピアノ・エ・フォルテという楽器が発明されました。 ざっくりですがイタリア語でピアノとフォルテが出来るチェンバロ、という意味です。これが省略され「ピアノ」という名称が一般化しました。イタリア語でピアノは「弱く」、フォルテは「強く」という意味です。みなさんはピアノ、と言った時にイタリア語を喋っていたわけですね!しかも「弱く」と。 「〇〇ちゃん、あしたレッスンでしょ!ちゃんとピアノを練習しなさい!」「〇〇ちゃん、あしたレッスンでしょ!ちゃんと弱くを練習しなさい!」・・・となってしまいますね(笑) 冗談はさておき、次はヴァイオリン属にまいりましょう。 時は1550年頃、ヴァイオリン族は突如として現れたといわれています。しかも、どこで誰が作り出したのかもはっきり判っていません。 弓で弦を擦って音を出す楽器はイスラム文化圏が発祥、北アフリカのイスラム系ムーア人(オペラ オテロで有名ですよね)からスペイン経由でヨーロッパに伝えられたという説があります。レベックやフィドル、リラダブラッチョ、ハーディーガーディーなどがありました。その後、当時主流であったヴィオール属よりも大きな音が出る楽器を、という事で発明されたという説がありますが真相はわかりません。 ハーディーガーディーやヴィオラダガンバの演奏はこちらにあるので是非聴いてみてください。 初期の頃は、今のヴィオラに近いサイズの楽器が作られた、と言われています。その後、自然と便宜的にそれぞれ標準のサイズが決まってきたようです。今では数ミリから数センチの差はありますがヴァイオリン、ヴィオラ、チェロとも、いわゆる「標準」のサイズが決まっています。 今回のコンサートでは使用されませんがコントラバスという弦楽器があります。ヴァイオリン属が歴史上、突如現れたのに対しコントラバスはヴィオール属の末裔と言われています。四度調弦や楽器の構造もヴィオローネ(大きいヴィオール)と同じです。 それに対しヴァイオリン属は五度調弦、楽器の形状も違います。 ちなみに、先程申しましたリラダブラッチョはイタリア語で「腕のリラ」ヴィオラダガンバは「脚のヴィオール」という意味です。 腕に持って弾く、脚で挟んで弾く、のでこの名称になったようです。イタリア語で脚はガンバ、「頑張れ~!」と言うとイタリア人には「脚~!」と聞えてしまうかも知れませんね(笑) イタリア語のガンバ(gamba)は、フランス語ではジャンブ(jambe)ジャンボン(Jambon)スペイン語ではハモン(Jamon)、スペインバルで生ハムはハモンセラーノとか言いますよね、ハム(Ham)は豚の後脚、ヴィオラダガンバと聞くとハムが食べたくなるのは僕だけでしょうか・・・だけですね。 脚で挟んで叩く打楽器、ジャンベも、語源的に関係あるのでしょうか?情報お持ちの方ご教示ください。 言葉ネタの余談ですがお菓子の「ミルフィーユ」、日本語の発音では別な意味となってしまうので、最近気の利いた洋菓子屋さんは「ミルフイユ」とか「ミルフォイユ」と表記するようになってきましたね。 おっと、かなり話がそれてきてしまいましたので今日はこれくらいにしておきましょう。 次回は僕も非常に興味があるのですが皆さんもきっとそうだと思います、ヴァイオリンやチェロ、ヴィオラなど弦楽器のお値段について触れてみたいと思います。テレビ番組でも盛んに高い楽器と安い楽器の音を聴いて当てるのをやっていますよね。 もしなにか音楽の事や楽器の事、ご質問がありましたらメッセージにご記入ください。可能な限りお答えしていこうと思います。
みなさまこんばんは!ピアノの大貫夏奈です。沢山のご支援と温かい応援メッセージをいただきありがとうございます!演奏会のチラシが出来上がりました^ ^(長南さんが作ってくださいました!!)この活動報告も日課となり、メンバーのグループLINEも毎日稼働しているので、きっと演奏会が終わってしまったら私は寂しいです。笑さて今日は少し珍しいお仕事のお話ですが…私はTHE ROYAL EXPRESSという横浜〜伊豆急下田間を結ぶ豪華観光列車で演奏させていただいています。クローズドのお仕事なので詳細は公開出来ませんが、車両内覧会の様子は世に出ているので拝借。運行開始直前なので、2017年7月の写真です(真夏…笑)車内、とっても素敵なのですよ〜レギュラーで演奏させていただいていて今年で6年目になりますが、毎回新しい発見のあるお仕事です。伊豆高原駅にて。河津桜とTHE ROYAL EXPRESS今年は河津桜の開花が遅く3月でも見頃だったので、綺麗に撮影出来ました。車窓から見える富士山、伊豆の美しい海、島々など自然の美は音楽と同じくらい私たちの心を癒してくれます。Amazonプライムに加入されている方は『旅する観光列車』という番組のエピソード1で取り上げられているので、是非ご覧ください。私も数秒だけ演奏の様子が映っています♪それでは明日の活動報告もお楽しみに!!