達成のお祝いコメントやメッセージ、お祝いのご支援をくださったみなさま、ありがとうございます!ここまでくることができたのもみなさんの応援があったからこそです。いよいよ終了まであと4日、思いきって「ネクストゴール」に挑戦することにしました!次の目標は【150万円】。農業プロジェクトの2年目を見据えます。果樹の栽培や、シングルマザーたちが市場調査や分析をして、それに応じた野菜栽培ができるようにするなど、新たなチャレンジ、能力強化の機会を広げます。あと4日、最後まで駆け抜けますので、みなさまの応援をぜひぜひ、よろしくお願いします!エイズ孤児支援NGO・PLAS小島美緒
こんにちは、小島です。今日は、「わたしが活動する理由(番外編)」として、ウガンダで出会った一人の女性のストーリーをお話します。 2006年、ウガンダでエイズ孤児が多く暮らす地域で、学校支援の活動をしていた私は、そのかたわら、ある現地NGOでインターンをはじめました。 首都カンパラにある大きな病院に拠点を持つNGO。そこには、毎日、たくさんのHIV陽性者の方がやってきていました。待ち合い室は東京の満員電車のようで、外にあふれたたくさんの人たちは、体調がすぐれずぐったりと地面に横たわっていました。 そんな光景に言葉を失ったインターン初日。当時、ウガンダは年間10万人近くがエイズで亡くなっていました。1日に、約274人の命が、エイズで失われていたことになります。 「こんな状況に、何ができるというんだろう・・・」 そんなやるせなさを感じながら、これから私の上司になる、ヘリオットさんという女性を紹介されました。「ウェルカム!」と満面の笑みで握手してくれた彼女は、HIV陽性のシングルマザーで、3人の子どもを育てていました。 ヘリオットさんは、朝早くから、広い病院を歩き、ひとりひとりに声をかけ、悩みや不安に丁寧に耳を傾けていました。 実は、彼女はお給料をもらっていないボランティアでした。いつもは、路上で物売りをしながら、3人の子どもたちを育て、時間をみつけてはHIV陽性者のサポート活動をしていたのです。 「お金にならないのに、どうして?」と聞いたとき、彼女は「自分にできることがあるって幸せなことだから」と答えました。 20代で夫をエイズで失い、自分もHIV陽性で、3人の子どもを抱えながら、ときに悪化する体調と向き合い、それでも他者を支えようとする彼女の姿勢に私は心を打たれました。 英語で、HIV陽性は、HIV Positiveといいます。「I’m HIV Positive, but I can live positively」(わたしはHIV陽性だけど、ポジティブに前向きに生きることができる) ヘリオットさんと活動した数か月の間、HIVとともに生きる方たちが私に語ってくださったこの言葉は、いまでも私の原動力です。 プラスのクラウドファンディング「農業で貧困から脱却する!ウガンダのシングルマザーたちの挑戦」では、ヘリオットさんのように、HIVと共に生きながらも、地域のため、他者のために力になりたいと活動を続けるシングルマザーたちと事業を行います。 クラウドファンディング終了まで、【あと6日】。 目標金額まで【あと12万円】です。 目標金額の100万円に、1円でも届かなければ、これまでのみなさまからのご支援金は受け取ることができず、プロジェクトが成立しません。 どうか、お母さんたち、子どもたちの未来を支えるために、みなさまのご支援をお願いいたします。
こんにちは、小島です。「わたしのPositive Living」第四回は、プラスのボランティアでウガンダの学校建設ワークキャンプに参加された近江さんです。 プラスに参加したことがきっかけで、ウガンダに2年間も滞在することになった近江さん。ウガンダの現状と魅力をお伝えします!アフリカで、あのキラキラした笑顔の子どもたちに会ってみたい!」そう思ってから、かれこれ10年弱の月日が流れ…私は今ウガンダで生活をしています。ウガンダの子どもたち。笑顔がかわいい。高校生の時に見た、あるテレビ番組でのアフリカのスラム街の子どもたちの笑顔。「アフリカ」と聞くと、病気の蔓延、紛争、飢餓、HIV・AIDS…とマイナスなイメージばかりが浮かびました。というよりも、アフリカと言われても自分の生活とは関係ないし、あまりピンとこないのが正直なところ。そこで暮らす人々の表情なんて、想像したことありませんでした。でも、テレビで映し出されていた子どもたちの瞳はきらきらと輝いており、負のイメージが一気に変化しました。同時に、アフリカに対しても興味を持つようになりました。とはいうものの、北海道の田舎出身な私。アフリカに興味をもったものの、何から始めれば良いのかよく分かりません。まずは地元を離れ、人も情報も集まる関東圏に行こうと、横浜の大学へ進学しました。ユニセフや市民団体でのボランティアを始め、次第に、年代を問わず同じような志を持った人たちにも出会えるようになりました。ケニアでODAの現場視察をする機会に恵まれたり、プラスのワークキャンプでウガンダに滞在したりと、自分が最初に抱いた興味が、徐々に行動へと変化していきました。2008年のプラス・ウガンダワークキャンプ時の写真 大学卒業後は、民間の企業に就職。貿易業務にも携わらせてもらう中、一方では、アフリカで何かしたいという気持ちも心のどこかにありました。そして、JICAの青年海外協力隊を受験。2014年1月から2年間、縁あって再びウガンダへ派遣されることとなりました。任地は首都カンパラから西へ約120㎞のムベンデ県。配属先は、ムベンデ県の県庁の部局の一つである水事務所です。県内の人々が安全な水にアクセス出来るようサポートすることがミッションです。県内に水源調査に行った際の写真。小さな子どもが濁った池から水を汲んでいますとある小学校の様子。学校のトイレや手洗い場所等の衛生状況の調査にも行きます 県内のとある村の家庭のトイレ。ドアは無いけど、これはキレイなほう ウガンダへ来て約4か月経ちましたが、まだまだ活動らしいことは出来ていません。正直、何も出来ていないし、何をしたらいいのだろう、という状況に焦りを感じることもあります。それでも、出来ることから少しずつ取り組み、動き続けることが大切だと信じています。再びこの国に呼ばれたことも、きっと何かの縁。今日もウガンダの青空の下、笑顔で頑張ります! ▼著者プロフィール近江 佳永(おおみ けい)高校生の時に見たTV番組をきっかけに、アフリカへ興味を持つように。大学時代はユニセフや市民団体でのボランティア活動等に注力。2008年9月に、プラスのワークキャンプで初めてウガンダを訪問。大学卒業後は、商社で営業職として3年3か月の勤務を経て退職。2014年1月から2年間、JICAの青年海外協力隊員として再びウガンダへ。現在、2度目のウガンダライフを満喫中。
こんにちは、小島です。終了まであと7日、これまでご支援いただいた方は86名にのぼります。ありがとうございます! 目標まで【あと29万円】、達成率70%まできました!一人でも多くの方にこのプロジェクトを知っていただけるよう、FacebookやTwitterをお使いのみなさまにぜひシェアなどでご協力いただけますと嬉しいです。 ひきつづき、どうぞよろしくお願いいたします!
こんにちは、小島です。クラウドファンディング終了まであと8日、目標まであと32万円となりました!これまでご支援いただいたみなさまは83人。おひとりお一人に感謝です!今日のテーマは、プロジェクトの成果測定について。カユンガと実施してきた、ペーパービーズネックレスによる生計向上事を海外事業マネージャー巣内のレポートでお届けします。 みなさんのお仕事ではプロジェクトの成果をどのように測っていますか? プラスではこれまでに教室建設やHIVの母子感染予防啓発の活動をしてきました。教室建設では建てた教室の数や生徒数の増加、予防啓発活動では何人の住民に啓発活動をとどけたか、といったことがプロジェクトの成果になります。 プロジェクト成果のイメージ ペーパービーズネックレス制作による収入向上事業では、就学しているこどもの数を成果のひとつにしています。ウガンダではプライマリースクール(日本の小学校に相当し7年制)に入学できても修了できるのは約半数といわれており、就学を継続することがとても重要といえます。 先日、事業に参加している一人のシングルマザーの方のお宅を訪問することがありました。すると庭先で勉強をしているこどもがいました。シングルマザーのお母さんのこどもでプライマリースクールに通う5年生の女の子です。家のなかだと、せまくて暗いため、勉強はそとですることもあるそうです。 庭先で勉強をするこども この光景を目にしたとき、「これがペーパービーズネックレス事業の成果だ!」と感じました。 就学しているこどもを数字で示すこともできますが、ひとりひとりのこどもがこの子のように勉強している姿にプロジェクトの成果を感じとったのです。 お母さんとこどもたち プロジェクト管理は数字で考えがちですが、プロジェクトの成果は実際のひとびとの生活のなかに垣間見られることを再確認しました。 この子が庭先で勉強する光景を保っていくこと、これがプロジェクトの使命であり、庭先で勉強するすがたがプロジェクトの成果のひとつといえます。