今週からキャンパー紹介に戻ります!半年前の春キャンプにも参加した彼からです!! 発展途上国中の途上国であるネパール。衛生はひどいし、交通は発展してなくて不便だしで、ストレスの連続です! それでも世界には、貧しい人たちを救いたいという人が大勢います。思うだけに留まらず、実際に行動して職業として働いている方々もいます。ものすごく尊敬します。 私は途上国支援に興味は元々なく、今でもそうですが、なんだかんだでネパールに2回行き、来春も渡航予定です。何がそこまで動かしているんでしょうか?初めて行ったときは、人生経験として1回くらいは体験しておきたいくらいの気持ちで参加しましたが、今でも変わってないと思います。こんな思いで活動を続けることができているのも「ワークキャンプ」のおかげなのかもしれません。村を良くするための「モノ」を作ることもそうですが、それを達成するための過程を私たちは重視します。村人が自ら問題を解決しよう、失敗しても次に挑戦しようという意欲を育むことを第一の目標としています。そう考えると、やってることは日本と大して変わらないなあという感じで、場所がネパールなだけなのだと実感します。貧富がどうだとか、民族がどうだなんて話も関係なかったりします。途上国支援という形を取りながらも、人と向き合い共に成長しようという途上国支援っぽくない部分に打ち込めるところが続いている理由なのかもしれません。 村人と共に成長しようという過程を、私たちは「自主性」という言葉で表現しますが、今回のプロジェクトにおいてはコミュニティハウスの建設を行う過程が、この自主性を促すのに適した方法であると大学生なりに判断して決定しました。もっと考えれば、本当に期待している効果を生めるのか、逆効果になるのではないかなど、穴も結構あるかもしれません。それでも、支援していただいた方々の気持ちに応えられるよう、成功に向けて頑張っていきたいと思います!
今回の活動報告では私たちが現地で活動するにあたって支援をしてくれるコーディネーターを紹介します! 現地ではネパール語が使われていますが、私たち大学生は話すことができません。単語を覚えて簡単なコミュニケーションをすることは出来ても、村人と具体的な話し合いをするときや資材を買うときに値段交渉をする場面ではどうしてもネパール語を話せる人が必要となります。そんな大きな問題を抱えながらも、スムーズにワークを行うことができるのはコーディネーターの存在あってこそです!彼は、私たちの思いに共に寄り添い、支えてくれる心強い人物です。 名前は、スンダー・ラマさん。 私たち日本人キャンパーからは「パネちゃん」の愛称で親しまれています。 彼は生粋のネパール人でありながらなんと日本語も話すことができます。その訳は、日本の方が現地で経営する旅館で高校生の頃から働いていたことに由来します。 ネパールの首都カトマンズから車で1時間ほどのところにある町に「銀杏旅館」という旅館があります。筋田雅則さんという方が10年以上前から経営されており、そこのスタッフとしてパネちゃんは高校に通う傍ら働いていました。日本語がペラペラな理由も筋田さんが教えてくれたからなのですね!(筋田さんについてはこちらから: http://eikaiwa.dmm.com/blog/1370/) 昨夏のキャンプでも私たちと一緒に山奥の村での調査に同行してくれました。小さい頃から山で暮らしているだけあって、スイスイと山を登っていきます。笑村でのミーティングのときも、村人と私たちの橋渡し役になってくれました。 徒歩で行くことが難しい遠い村まではジープを運転して連れて行ってくれたり、物資の購入にも立ち会ってくれたりと彼がいるからこそこのプロジェクトを行うことができています。 ネパール人としての意見も共有してくれるので、彼と一緒にキャンプを行っていると、何がこの村のためになるのかどう行動すべきなのかを常に考えさせられます。コーディネーターでありながら、1人のキャンパーとしても頼もしい存在です。 そんな彼と共に来春も成功に向けて頑張ります!!もうすぐクラウドファンディングも折り返し地点ですが、プロジェクトのご支援、シェアぜひともよろしくお願いします!
こんにちは。白坂亮二です。私は今年からFIWC九州に加わり、今回初めて海外で生活をしました。その日々は、さまざまなことを考え、感じた濃密なものでした。 ネパールに到着してまず衝撃的だったことは、街に平然と野良犬や牛、鶏がいたことと、交通マナーがひどかったことです。これから待ち受ける生活に身構えるきっかけとなりました。実際、滞在中の下痢や腹痛と、それに伴う精神的な苦痛はかなりきつく、生活の不衛生さに面食らったことも数えきれないくらいあります。しかしその分、子供たちとの交流やダンスなど、楽しかったこともたくさんありました。また、村の広大な自然の景色や、スプリングロール、モモ、ラッシーなどのグルメに癒されることも数多くありました。ここでの体験は生涯の宝になると思います。 地震の多いネパールはアジア最貧国の一つであり、道路などのインフラや街で売られている商品も、それを物語る低クオリティーでした。でも、学生の力で一つの国の問題を解決し豊かにするなど不可能です。それでも、私は村で物を作るワークを村人とともに成し遂げることで、その村の人々が立ち上がるきっかけになると考えます。このワークを成し遂げるためには、たくさんのご支援が必要です。あなたの支援が、私たちを、村人を、そして長い目で見ればネパールを救います!どうか、ご協力よろしくお願いします。
こんにちは!今回は、このプロジェクトを行う村について紹介します! 首都カトマンズからバスに揺られること約5時間、バルビシという町に到着します。そこからさらに荒れた道のりをジープで1時間ほどの距離を進むと、その村は現れます。 名前はグマンマニスワラ村。現在約300人の村人が暮らしています。 村は、標高2000m近い場所にあり、眼下に広がる景色はまさに絶景!天気の良い日にはヒマラヤ山脈を見ることもでき、毎日見ても飽きません! 村での生活はとても新鮮でした。各家庭が家畜を飼い、農作物も作っています。子供たちも学校の傍ら、家の仕事を積極的に手伝います。 朝はお茶とクッキー、昼と夜はタルカリと呼ばれるネパールの伝統的なカレー料理を食べました。ネパールもインドと同じように料理は基本カレーになります。辛い料理も多く、耐性がない人には少し厳しいかもしれません。笑 シャワーなどはないので、体を洗うときは水場で水浴びをします。水は冷たいですが、とても開放感があり気持ち良いです。また、自分の服を洗う場所でもあります。桶を使って手で洗うという初心に戻ったような体験ができます。笑 寝るときはキャンパーで集まって寝袋に潜ります。時には、村人の家にホームステイさせてもらって一緒に寝ることも。 十分とは言えない環境ですが、可能な限り村人と同じ生活をし、同じ目線で物事を見るためには必要不可欠です。時にはつらくなるときもありますが、しっかりと自分と向き合う大事な時間でもあります。 村の人々はとても優しくて異国から来た私たちを盛大に歓迎してくれました。 この夏、私たちは村でイベントを企画したのですが、なんと50人以上も集まってくれました!ハンカチ落としやジェスチャーゲーム、大縄跳びなどゲームを通して交流しました。 村全体で仲が良く、団結力が強いというのがこの村を訪れての印象です。 村人の期待に応えられるよう、誠心誠意持てる力を出し切って頑張ります!!
こんにちは!林田梨里子です。FIWC九州はすぐ集まり夜通し酒を飲み語り合ってしまいがちな福岡の学生NGO団体なのですが、私は大学1年生の頃から現在大学4年生に至るまでこの団体の活動に参加しています。今年9月にはネパールに渡航し、メンバーと共に次のプロジェクトのために現地調査を行いました。 渡航したネパールでは驚くことだらけでした。生活用水は毎日お母さんや子供たちが水場まで汲みに行きます。停電は当たり前です。土砂崩れで道が塞がるのも日常茶飯事。最も驚いたのは国・郡・村の組織が機能していないことでした。国や郡から村への資金は基本ありません。自ら首都へ出向き、申請書類を書いて国の行政に提出しなければ村への資金が下りないと村人が言っていました。そのため震災復興も思うように進まない現状があります。 問題は山積み。現地に行くとそれを目の当たりにし、何から手をつければ良いのか分からなくなりました。私達に出来ることがあるのか、不安になりました。 私達が行っているワークキャンプとは現地の人と共に生活し共に働くということです。学生自ら村の中に溶け込むことで現地の人の視点を忘れない。また現地の人も働くことで作ったものに責任や愛着を持ってもらい、一方的な支援としない。私はそんなワークキャンプに魅力と可能性を感じています。そしてこれこそが学生の私達に出来ることだと信じています。 朝起きて素晴らしい景色を見ながらチャイを飲んで、ワークしながら「疲れた?大丈夫?」って必死に覚えた拙いネパール語でお喋りして、サッカーや鬼ごっこして遊んで、夜はダンスして。そんな生活が居心地が良くてまた行きたくなってしまうのです。 林田梨里子(九州大学工学部4年)ネパールの大好きなあの人を笑顔にするために素敵な公民館を建設できたらと思っています。このクラウドファンディングを通してたくさんに人に活動が広まって欲しいです!よろしくお願いします。