みとびらプロジェクトにご賛同くださり、クラウドファンディングに応援を寄せてくださったみなさまへみとびらメイトによる返礼品の制作が開始いたしましたが、納品時の検品で引っかかってしまったあずま袋は残念ながら縫い直しとなっておりました。素材は貴重な着物地です。時間がかかっても解き方を慎重にするように伝えつつも、素材以上に価値有る学びの機会をみとびらプロジェクトに賛同くださったみなさんから頂いていることを忘れないで、丁寧に縫製してほしいとお願いしておりました。当初はスピード優先だったメイトも、自身でどのようにきれいに縫えるのか考えながら、工夫をしたようです。先週末に修正分が全てあがってきましたが、その縫製は前回とは段違いに上達し、大変良い出来となって返ってまいりました。プレスの腕も上がっていました。着物地をミシンで縫うこと自体初めての体験だったと思いますが、この短期間で挫けずよく縫製してくれたと、感謝の気持ちでいっぱいになりました。ご発送の予定時期は大幅に遅れておりますが、心のこもった、唯一無二の商品が出来上がりつつあります。お手元に届くまで、今暫くお待ち頂けますと幸いです。一般社団法人みとびら理事 山部千明Azuma Sewing Connection(アズマソーイングコネクション)と、コワーキングスペース「TSUKUROU」についてみとびらではコワーキングスペース「TSUKUROU」をお借りして、返礼品の検品や美祢に送る資材の準備などを行っています。今回はAzuma Sewing Connection(アズマソーイングコネクション)と、コワーキングスペース「TSUKUROU」、稲荷田先生のファッションリフォーム教室をご紹介します。Azuma Sewing Connection(アズマソーイングコネクション)コワーキングスペース「TSUKUROU」http://asc.azuma-jpn.com/ アズマ株式会社さんは、縫製に関する人や物をつなぎ合わせる役割を担うプロジェクトとして、2021年10月にAzuma Sewing Connection(アズマソーイングコネクション)を立ち上げられました。そのプロジェクトのひとつとして、本社ビル3階にコワーキングスペース「TSUKUROU」が設けられています。ここには、アパレルCAD、縫製加工賃計算ソフト(ACCT)、大型スキャナー・プロッター、工業用ミシン各種、バキュームアイロン、芯貼り機などが整えられており、設備も大変充実したコワーキングスペースとなっています。現代の名工・ものづくりマイスターが直接アドバイス思い出の一着がよみがえる ファッションリフォーム教室http://blog.azuma-jpn.com/2021/08/02/renovate/コワーキングスペース「TSUKUROU」では、稲荷田先生によるファッションリフォーム教室も行われています。現代の名工である先生に直接ご指導頂ける、とても貴重な教室となっています。上の画像は「TSUKUROU」がある階の、エレベーターホールに置いてあるアンティークミシンです。重厚な黒い金属のボディには華麗な金色の装飾が施されていて、作業に伺う度に「素敵だなぁ、やっぱり昔のものはいいなぁ」と、目をハートにして眺めています。「TSUKUROU」で充実した創作の時を過ごされた方は、長年愛用されたであろう古いミシンの、美しい佇まいも愛でて頂ければと思います。
おはようございます。みとびらプロジェクト、クラウドファンディング担当の浅野と申します。みとびらのブランドNIJIMUのAW(秋冬物)が完成し、先日、藝大校内で撮影会を行ったので、その時の模様をご報告します。今回モデルとして元欅坂46の石森虹花さんがご参加下さいました。石森さんは、産官学が連帯したみとびらプロジェクトを知って、何かお手伝いをしたい!とモデルを引き受けてくださいました。大変ありがたい事です。もう一人のみとびらモデル・藝大修了生の李さんと並ぶと、仲の良い姉妹のようで、みとびらの服も一層引き立つように感じました。撮影会のスタイリングについて今回はアイテムは集約していますが、誰でも着られる仕様で素材もウール着物地を使用しました。モデルも女性だけだったので、かっこいい感じと可愛い感じにコーディネートをしました。何となく女子大の同窓会のような雰囲気もあり、和気藹々と撮影が進行しました。当日は生憎の曇り空でしたが、柔らかい木漏れ日が落ちる校内で、雰囲気のある素敵な写真がたくさん撮れました。昼食時も、立ち合って下さる藝大DOORの、田中先生以外は全員女性。目にも美しいお弁当を美味しく頂き、ゆったりと歓談する皆さんの様子は、まるで女子会のようでもありました。こちらの秋冬物の画像は、順次HPにアップする予定でおりますので、楽しみにお待ち頂ければと思います。あずま袋の進捗について先日あずま袋の完成品が到着しました。プロジェクトにご協力頂いている アズマ株式会社東京本社にて、あずま袋の検品作業を行いました。仕上げアイロンで品質の最終チェックをしましたが、残念ながら合格しないものは美祢に返送となりました。折角縫った完成品が返送されてきたら、みとびらメイト(センター生)の方々は、落胆してしまうかもしれませんよね???でもみとびらでは、そこのフォーローも万全の体制になっています。現地の縫製技術指導を担って下さる舩木さんが、合格しなかった理由と、改善の方法を再度指導して下さいます。そして、使ってくれる人を思い、ゆっくりと確実に縫製する事の大切さを、懇切丁寧に説いて下さっています。みとびらメイト(センター生)へ伝えたい事新しい挑戦に失敗は付き物ですが、この経験は必ず社会に出た時の強みになること。手にした方が、きっと喜んでくださるとの気持ち。心を込めたモノつくり。これがみとびらの製品なんだよ、と伝えています。“縫製とは真っ直ぐに縫うことが基本“と稲荷田先生がおっしゃる通りに、これまでの急いで縫う事ではなく、丁寧に縫う事を体感して覚えてもらいます。少し時間はかかりますが、あずま袋が全点完成しましたら、皆さまのお手元へ発送致しますので、今しばらくお待ち頂ければと思います。みとびらプロジェクト協力企業アズマ株式会社オンラインショップ
おはようございます。みとびらプロジェクト、クラウドファンディング担当の浅野と申します。先日、プロジェクトにご協力頂いている、アズマ株式会社東京本社にて、トートバッグ用布地の色合わせと発送作業を行いました。布の組み合わせが被らないように、「ああでもない、こうでもない」と検討しながら組み合わせを決めました。会議用のテーブル全面に、沢山の和服地が広がる様はお花畑のようで、作業しながらも心が浮き立つ光景でした。現地でコロナ感染が起きて作業が中断しておりましたが、9月末よりいよいよ返礼品の製作開始となりました。何分にも初めてのプロジェクトなので、対応に苦慮する場面も出て来ております。でもみとびらには、縫製指導のプロという強い味方が存在します。現地での臨機応変な対応と、細やかなお心遣いのお陰で、作業は着実に一歩一歩前進しています。みとびらプロジェクト協力企業アズマ株式会社 オンラインショップ 今後へ向けて返礼品制作後の次の展開へ向けて、タグのデザインの検討に入りました。プロジェクトにご協力頂いている清原株式会社へ理事の山部が伺い、使用する色糸について打ち合わせを行いました。上の画像は糸の色見本なのですが、本当に沢山の色があるんですね。糸に限らず色見本が大好きな自分からすると、これを見るだけで心が躍ります!皆さまのご支援を受けてスタートしたみとびらプロジェクトを、軌道に乗せるべく頑張りますので、今後とも宜しくお願い致します。みとびらプロジェクト協力企業清原株式会社
様々な分野から「犯罪」という壁を越えて活動する人たち=越境者に、スポットを当てるというコンセプトの番組【X BORDERS】 が、9月23日を持ちまして終了しました。みとびらは衣装提供をさせて頂きましたが、こちらの番組を介して、みとびらプロジェクトに共感くださった視聴者の方々より、多くの応援と支援をいただきました。改めて深く御礼申し上げます。みとびらの着物地を使った新しいスタイルのファッションブランド“NIJIMU “は、毎回 ナビゲーターの益満真琴さんが素敵に身につけてくださいました。最終回を飾るスタイリングは美しいシルバーホワイトの巻きスカート。可憐なレースのトップスと合わせたドレスコードには凛とした印象が残ります。これまでご出演の方々や視聴者の方々からも、 アーティスティック!新しいね。格好良くて素敵だね。と感想を頂きました。また、 行き場のなくなった着物の生まれ変わりと立ち直りを目指す若年受刑者の“本来の価値“が重なって見える。 とも、お言葉をいただきました。正にみとびらの目指す アートと福祉の相関性ファッションです。番組は一区切りとなりますが、みとびらと多くの皆様との思いが共感し合う大変貴重な体験となりました。この滲みあう思いとご縁は、みとびらと共に 後々も続いてゆくはずです。この想いを大切にしてゆきます。一般社団法人みとびら理事 山部千明第13回益満さん着用アイテムご紹介織柄【Silver White織】・ラップスカートストレートシルエットのラップスカート。紐裏と見返し部分にネイビーブルー縞をあしらった美しいアクセント。<X BORDERS/犯罪の見方を変える 5分間ドキュメンタリー>https://x-borders.jp/https://www.youtube.com/channel/UCIcrQ3iTcA-yKEp9klFXoSA<番組出演者>津田塾大学客員教授・元厚生労働事務次官|村木厚子さんCafé LaLaLa店主・保護司店主・保護司|中澤照子さんお笑い芸人・俳優 / 吉本興業|佐田正樹さん東京藝術大学美術学部特任助教|田中一平さん埼玉福興株式会社 代表取締役|新井利昌さん社会福祉法人愛川舜寿会 常務理事|馬場拓也さんヤフー株式会社|大野憲司さん老人ホーム ハートピア故郷苑 オーナー|渡邉正行さん落語立川流真打 / 著述家|立川談慶さん株式会社ヘラルボニー アカウント部門シニアマネージャー|新井博文さんTOKYO SOCIAL DESIGN 代表 / コミュニケーションデザイナー|加藤未礼さん映画監督 / 高校教諭|中村すえこさん※番組終了後もYouTubeで、初回からご覧になれますので是非ご視聴下さい。
この度は みとびらプロジェクトのクラウドファンディングへの挑戦に、多くのご賛同と応援を頂きまして誠に有難うございました。産官学其々、多方面の企業様や多様な方々からも、機材や資材の支援やご寄付・ご協力もたくさん頂くことが出来ました。これもひとえに“みとびらプロジェクト“への温かいご理解の賜物だと感じているところです。この場をお借りいたしまして、改めまして皆様へ深く御礼申し上げます。おかげさまで、山口県美祢社会復帰促進センターでの縫製環境の準備が全て整いまして、皆様への返礼品製作活動が開始できることとなりました。しかしながら、現地でのコロナ感染が生じてしまいまして、その影響で残念ながら暫し時期を待つこととなっておりましたところ、本日ようやく許可を頂きまして、月末週より製作開始となりました。初回ですので、ゆっくりと丁寧に作製する予定でおりましたが、活動が1ヶ月近く遅れた関係で 予定しておりました納期が若干遅れることが予測されます。応援いただいた皆様へは大変申し訳ございませんが、返礼品のお送りの時期につきましては目処が立ち次第、再度ご報告をさせて頂けないでしょうか。先ずは、皆様の応援のお気持ちをみとびらメイトたちへ伝えながら、心を込めて作製させて頂きます。どうぞご理解のほど 宜しくお願い申し上げます。一般社団法人 みとびら代表理事 藤本昌志