こんにちは!
ASmakeの山﨑将太です!
先月からご入会いただき通っていただいてるお客様から
『どうしても甘いものを食べてしまう。何か対処法ないですか??』
とご質問いただきました。
この時は、対処法の前に「なぜ甘いものを食べてしまうのか?」を見つけていかないと、タダのその場しのぎになってしまって、今後同じようなことがあっても全く対応できないので、必ず原因から探るようにしています。
このお客様にも原因があったんですが、これはあなたにも同じことが言えて、
「どうしても甘いものを食べてしまう」のには、絶対に理由があるんです。
その理由は、主に
①食事で充分な糖質を摂れていない
②糖質がすべて同じだと思っている
③ただ砂糖依存になっている
の3つが挙げられます。
あなたもこの3つのどれかに当てはまると思うので、
今日は、あなたがどうしても甘いものを食べてしまう3つの理由とそれぞれの対処法についても解説しますね!
【①食事で充分な糖質を摂れていない】
『どうしても甘いものを食べてしまう』のには、必ず理由があります。
その1つとして、
普段の食事で充分な糖質を摂れていないというのがあります。
なぜなら、糖質を充分に摂れていないだけで、体は「栄養不足だ」と判断してしまい、
食欲を増やして、甘いものに手が伸びるようになるからです。
この時の糖質とは、「ブドウ糖」と言われる種類の糖質のことで、
主にお米、パン、パスタ、うどん、そば、芋類などの食べ物に多く含まれています。
この「ブドウ糖」は、僕らの全身にあるすべての細胞(筋肉や脳、血液、神経など)のエネルギー源になるものです。
お米などをほとんど食べずに、充分な「ブドウ糖」が体の中に入って来ないと、約2~3日で体は「栄養不足だ」と判断して、なんとかして栄養不足をなくそうと、食欲を増やします。
『何か食べたい!』となるのもこのせいで、
そのとき手軽でなおかつおいしいと感じることができる甘いものに手が伸びるように僕らの体はできているんです。
これが理由で、普段の食事で糖質(ブドウ糖)を充分に摂れていないと、甘いものを食べてしまうんです。
糖質制限をしているのはもちろんのこと、
お米などの主食と言われるものを食事から外してしまっていると、
どうしても甘いものに手が伸びてしまうので、この場合の対処法は、
お米などの「ブドウ糖」が多く含まれた食べ物を、普段の食事で食べること以外にありません。
ちなみに、1日の総摂取カロリーの約55~60%を糖質(ブドウ糖)にしたほうが良いです。
これは、体重50kgの場合でも、1食でお米を約170g(茶碗に少し多く盛るぐらい)になります。
『普段の食事で全然お米などの主食を食べていない』と言う場合は、これぐらいを目安に摂ってみてくださいね!
【②糖質がすべて同じだと思っている】
2つ目は、糖質がすべて同じだと思っているということです。
どういうことかというと、
糖質なら、砂糖でもお米でも、甘いものでも、芋でも、フルーツでも、
何を食べても同じだと思ってしまっていることです。
なので、『お米を食べない代わりに、甘いものやお菓子で糖質摂っているから大丈夫』と思ってしまうんです。
ですが、これはかなり大きな勘違いで、
お米と甘いものでは、確かに大きい括りでの糖質という意味では同じですが、
全く違う食べ物なんです。
お米などに含まれている糖質は、主に「ブドウ糖」がたくさんくっついた「でんぷん」の食べ物ですが、
お菓子や甘いものに含まれている糖質は、主に「砂糖」の食べ物です。
お米の「でんぷん」と違って、砂糖はかなり血糖値を急上昇させやすいものです。
そして、急上昇した血糖値は、急下降をします。
これの何が問題かというと、甘いものやお菓子を食べて血糖値が急上昇→急下降すると、
かなり強く食欲が増えて、また甘いものを欲してしまうんです。
つまり、甘いものを食べると、それだけまたすぐに甘いものを欲して食べてしまうという悪循環になって、『どうしても甘いものを食べてしまう』ようになるんです。。。
糖質をすべて同じと思ってしまっていると、知らず知らずのうちに、甘いものを欲するループに入っているので、この場合の対処法も、
お米などの「ブドウ糖」が多く含まれた食べ物を食べることです。
これ以外にありません。
『糖質を摂るなら「ブドウ糖」から』と決めることが、甘いものを避ける対策になります。
【③ただ砂糖依存になっている】
3つ目の理由は、ただ砂糖依存というクセになっていることです。
砂糖は、あなたもご存知の通り、甘くておいしいものですよね。
これは脳にとっては、かなりのご褒美となり、その甘さやおいしさを「快感」として強く記憶させてしまうものなんです。
砂糖が多く含まれた甘いものやお菓子を食べると『あ~幸せ!』と感じるのも、この仕組みがあるからです。
そうすると、脳は強く記憶されている砂糖の「快感」を常に求めるようになり、
食べないといられなくなります。
さらに悪いことに、これは麻薬などに依存する仕組みとほとんど同じで、
ずっと同じ量の砂糖だと効き目が薄くなってきて、より多くの量の砂糖を脳が求めるようになります。
「脳が求めるようになる」というのが厄介で、僕らはほぼすべて脳からの指令で動いているので、その求めに逆らえず、『やめないといけないのはわかってるけど、どうしても砂糖が食べたい!』という強い欲求が起こり、食べてしまうんです。
そして食べてしまうと、またさらに砂糖を欲するようになり、
どんどん砂糖に依存してやめられなくなるんです。
これが理由で『どうしても甘いものを食べてしまう』という状態になってしまうんです。
これは、お米などの「ブドウ糖」を充分に食べていても関係ないので、
この場合の対処法は、
2週間砂糖を完全にやめることです。
依存を抜く以外に対策はないので、脳から快感の記憶を消すために、2週間は完全に砂糖なしの生活をするしかありません。
3日や1週間程度では依存を抜くのが難しいので、必ず2週間はやめるようにしてくださいね!
【まとめ】
あなたが『どうしても甘いものを食べてしまう』のは、必ず理由があります。
その理由は、主に
①食事で充分な糖質を摂れていない
②糖質がすべて同じだと思っている
③ただ砂糖依存になっている
という3つが挙げられます。
心当たりがあるものがあれば、それぞれの対処法でなるべく早いうちに甘いものをやめて、自分の意志で食べる食べないのコントロールができるようにしていってくださいね!
そうすると、「甘いものも楽しみながら、ダイエット!」という生活が手に入りますよ!
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