こんにちは!
ASmakeの山﨑将太です!
先日、お客様にこんなご質問をいただきました。
『魚や魚介類に多い「オメガ3」という油って、あまり意識して摂らなくても良いですか?』
基本的に僕は何も否定せず優しくそれ以外の良い提案をするように心がけていますが、
これだけは否定せざるを得ませんでした。。。(笑)
「オメガ3」という油は、絶対に意識して摂らないといけないんです。
なぜなら、僕らの体にとって必要不可欠な栄養だからです。
今日は、「オメガ3」を絶対に意識して摂ったほうが良い理由についてお話しますね!
【「オメガ3」とは??】
「オメガ3」とは、脂質という栄養の中の1種です。
これ以外には、「オメガ6」や「オメガ9」「飽和脂肪酸」などの種類の脂質があります。
これはただ油の栄養である脂質の種類だけの話です。
その中の1つ「オメガ3」を絶対に摂る必要がある理由について解説するのが、今回の記事です。
【「オメガ3」は体に絶対に必要】
では、なぜ「オメガ3」が体にとって絶対に必要なのかというと、
・脳の十数%は、「オメガ3」でできている
・「オメガ3」と「オメガ6」の割合は、1:2が理想である
・現代の生活では「オメガ6」が圧倒的に多い
これらが理由になります。
詳しく解説すると、
【・脳の十数%は、「オメガ3」でできている】
脳細胞の十数%は「オメガ3」でできているんです。
そのため、「オメガ3」を摂る量が少ないと、
それだけ、脳細胞の十数%はうまく作られないので、脳の機能の低下や発達の不具合が起こりやすくなります。
僕らが生きているのも考えられるのも運動できるのも、すべて脳が働いてくれているからで、脳が僕らのほぼすべてを担っていると言っても過言ではありません。
なので、「オメガ3」が足りないと、モノを覚えるのが難しくなったり、運動がうまくできなかったりということが起こるリスクが上がるということです。
僕らの脳のためにも必ず「オメガ3」は必要なんです。
【「オメガ3」と「オメガ6」の割合は、1:2が理想である】
「オメガ3」と「オメガ6」という種類の脂質は、拮抗する関係にあり、
「オメガ3」→抗炎症作用(炎症を抑える)
「オメガ6」→炎症作用(炎症を起こす)
という反対の働きを持つ脂質になります。
この「オメガ3」と「オメガ6」の比率は、1:2が体の不調も少ない理想だと言われています。
「オメガ3」が多い食べ物は、魚・魚介類・アマニ油・エゴマ油・しそ油です。(ほぼこれだけです。)
「オメガ6」が多い食べ物は、大豆製品(納豆など)や、ごま、ごま油、ナッツ、ラード、キャノーラ油などです。
なので、このことからも、「オメガ6」が2に対して、必ず「オメガ3」が1は必要になり、摂らなければいけないということなんです。
【現代の生活では「オメガ6」が圧倒的に多い】
そして、この理想の比率から最もかけ離れているのが、現代の生活です。
大豆やサラダ油を使った揚げ物、脂っこいものが多く、魚や魚介類などを食べる機会がかなり減っているからです。
そのため、意識しないと圧倒的に「オメガ3」を摂る量が少なくて、逆に「オメガ6」を摂る量が多くなっているのが現代の生活なので、
「オメガ3」は絶対に意識して摂らないといけないものなんです。
これらの理由から、「オメガ3」は絶対に摂ったほうが良いということが言えるんです。
【「オメガ6」を控えて「オメガ3」をたくさん摂ること!】
つまり、「オメガ6」の食べ物である大豆製品(納豆など)や、ごま、ごま油、ナッツ、ラード、キャノーラ油などを少し控えながら、
「オメガ3」の食べ物である魚・魚介類・アマニ油・エゴマ油・しそ油を積極的に意識して多く食べるようにすることが絶対に必要なんです。
なぜなら、
・脳の十数%は、「オメガ3」でできている
・「オメガ3」と「オメガ6」の割合は、1:2が理想である
・現代の生活では「オメガ6」が圧倒的に多い
からです。
体の不調や、『なんとなく優れない』という状態がある場合は、「オメガ3」が足りていない場合が多いので、魚や魚介類を積極的に食べるようにしてみてくださいね!
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