現場の状況についてシェアさせて頂きます。「十分な支援がない」•支援は十分ではなく、路上には遺体が残されたままになっている。•死者には数千人の子どもが含まれている可能性がある。生き延びた人々は路上生活を強いられ、食べ物を探したり、見つけた家具を燃やしたりして暖を取っている。・今週後半には気温が氷点下まで下がると予想されている。・救援隊からは羽毛布団やパンが配られたが、それ以外の支援は今のところ届いていない。【シリアの状況】・シリア北部、特に反体制派が支配する地域への支援も困難を極めていることが報告されている。同地域は政 府と反体制派の間で支配が分断され、紛争が続いている。・とりわけ北西部は、最も支援が届きにくい場所の1つで、反体制派の支配地域に物資を輸送できるトルコ国 境検問所は1カ所に限定されている。・国連は7日、このルートが被害を受けたため、シリアへの支援の流入を一時的に停止していると発表した。 再開の時期については明らかになっていない。・支援はトルコ国境を越えてではなく、国内から行わなければならないと述べている。反体制派の支配地域の 人々は、政治的な理由で支援が差し控えられるのではないかと心配している。トルコ側の被害も相当ですが、シリア国内では、まず支援が届きにくという現状が、分かりました。現状、シリア北部国内への支援は、トルコ側南部の交通ルートを通らなければならなく、現状2つのルートが確保されています。さらに、現地からは難民としてトルコに避難をして、家も購入し、やっと生活が安定して来たのにも、束の間避難生活に、また戻り、本当に心も体も疲弊しているという声も聞きました。こんな悲痛な声をお届けしてしまい、大変恐縮です。週末には、現地の工場長とお話する機会もあるので、またさらに現場の状況をお伝え致します。
ご支援者様お世話になっております。Fease代表の菊地です。この度は、プロジェクトにご賛同、ご協力頂き本当にありがとうございます。現在、日本でも報じられているトルコ南東部、シリア北部のマグニチュード7.8に大地震。これは1939年、過去に起きた地震の中でも最も甚大な被害であるとトルコ政府は発表しました。すでに、「日本時間の8日昼前の時点で、トルコ政府の発表では、これまでに国内で5894人が死亡し、3万4000人以上がけがをしていて、倒壊した建物は5700棟を超えている」という報じられています。幸いにも現地の工場は、震災地から50km離れていて、スタッフ、家族一同皆の無事を確認しています。それだけでも、本当にほっとしています。現地の教授とも連絡を取り、無事を確認しています。本日、水曜までは自宅にかえることを控えるように、言われておりますが、本日帰宅できるみたいです。ですが、現地は0℃となっており、精神的にも、体力的にも疲労を感じているそうです。また、スタッフの友人や、親戚等には、まだ連絡が付いていない、状況が続いています。毎日が、不安で、またいつ起こるかわからない状況の中で過ごす事は、彼らの精神的な体力は、徐々に削られている感じられます。私は今すぐにでも、現地に行きたい思いが募り、何かできないか、そして彼らの支えになりたいと考えています。正直、今このプロジェクトをシェアするべきなのか、ものすごく悩んでいました。自分の中での、混乱とプロジェクトに対する責任。どうするべきなのか、判断が問われているような気がしています。皆様からも、是非何かアドバイスがあればお聞きしたいです。この1週間、現地とできる限り連絡をとり、彼らの状況を聞いていきます。その上で、今後どう発信したらいいのか、彼らにとってどんな希望になるのか、もう少し計画を練ります。しばらく、地震に対する発信はして行きたいと思います。このプロジェクトも、彼らの希望になれることを、心から願います。現地の情報がアップロードでき次第、また報告させて頂きます。



