【中村京蔵連載企画】連載23回「三島由紀夫からフェードルそしてNINAGAWAマクベス」ーフェードル上演までの軌跡ー1992年2月 新宿シアタートップスで、三島の『近代能楽集』より「班女」と「卒塔婆小町」を、松井今朝子さん中村マリ子さん私の3者の共同企画で公演しました。私の斑女、中村マリ子さん(中村伸郎さんご長女)の実子、私の老婆、マリ子さんの詩人(男装)で、演出は武智鐵二先生の歌舞伎塾で知己を得た松井今朝子さんでした。私は洋装は避けて、歌舞伎の扮装で現代語をしゃべるという方向で演りました。徳三郎さんの小町は、やはり歌舞伎風の扮装でしたが、演出は竹邑類さんで、半ば舞踊劇化されていました。キャパ200人弱のトップスで、1週間ほど公演しましたが連日超満員でした!その観客の中に歌舞伎研究の第一人者郡司正勝先生が居られ、後日先生の劇評で、私はコテンパンにやられたのでした!ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 【中村京蔵 爽涼の會『フェードル』公演概要】作:ジャン·ラシーヌ翻訳:岩切正一郎演出:大河内直子出演:池田努 中村京蔵 須賀貴匡 植本純米 青山達三 景山仁美 小林亜紀子 中村梅乃 醍醐晴公演日程:2023/8/19(土)18:00・20(日)12:00/17:00会場:国立劇場小劇場 (東京・半蔵門)『フェードル』公式twitterはこちらから【チケットのご購入につきまして】■『フェードル』公演日時2023年8月19日(土) 18時開演2023年8月20日(日) 12時・17時開演■会場 国立劇場小劇場■入場料¥10,000(全席指定) ※■5月1日より前売り券の販売を開始しております【チケットのお申込みはこちらから】※クラウドファンディングにてご支援を頂いた方は、チケット1枚につき1,000円の御値引をさせて頂きます。
【中村京蔵連載企画】連載22回「三島由紀夫からフェードルそしてNINAGAWAマクベス」ーフェードル上演までの軌跡ー話しは横道に外れますが、徳三郎さんは蜷川演出の「王女メディア」「元禄港歌」、渋谷ジャンジャンでの「四谷怪談」「冥土の飛脚」「平家蟹」、サンシャイン劇場での「女殺油地獄」等々の実験歌舞伎、三島の「近代能楽集」の「卒塔婆小町」など、矢継ぎ早に挑戦を重ねておられました。私も烏滸がましくも後塵を拝して、「近代能楽集」の内「斑女」と「卒塔婆小町」に挑んだのでした!ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 【中村京蔵 爽涼の會『フェードル』公演概要】作:ジャン·ラシーヌ翻訳:岩切正一郎演出:大河内直子出演:池田努 中村京蔵 須賀貴匡 植本純米 青山達三 景山仁美 小林亜紀子 中村梅乃 醍醐晴公演日程:2023/8/19(土)18:00・20(日)12:00/17:00会場:国立劇場小劇場 (東京・半蔵門)『フェードル』公式twitterはこちらから【チケットのご購入につきまして】■『フェードル』公演日時2023年8月19日(土) 18時開演2023年8月20日(日) 12時・17時開演■会場 国立劇場小劇場■入場料¥10,000(全席指定) ※■5月1日より前売り券の販売を開始しております【チケットのお申込みはこちらから】※クラウドファンディングにてご支援を頂いた方は、チケット1枚につき1,000円の御値引をさせて頂きます。
【中村京蔵連載企画】連載21回「三島由紀夫からフェードルそしてNINAGAWAマクベス」ーフェードル上演までの軌跡ーその「NINAGAWA・マクベス」に魔女役で出ていたのが、大先輩の嵐徳三郎さんで、拝見して「歌舞伎の女方にもこんな可能性があるのか!!」と一驚し、私はそれから徳三郎さんの背中を追うようになりました。女方の可能性模索の道です。これは師雀右衛門の「若い時はなんでも経験して来なさい」というひと言とあと押しが無ければ叶わなかったことで、今更ながら、師の理解と愛情を噛み締めないわけにはいきません!ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 【中村京蔵 爽涼の會『フェードル』公演概要】作:ジャン·ラシーヌ翻訳:岩切正一郎演出:大河内直子出演:池田努 中村京蔵 須賀貴匡 植本純米 青山達三 景山仁美 小林亜紀子 中村梅乃 醍醐晴公演日程:2023/8/19(土)18:00・20(日)12:00/17:00会場:国立劇場小劇場 (東京・半蔵門)『フェードル』公式twitterはこちらから【チケットのご購入につきまして】■『フェードル』公演日時2023年8月19日(土) 18時開演2023年8月20日(日) 12時・17時開演■会場 国立劇場小劇場■入場料¥10,000(全席指定) ※■5月1日より前売り券の販売を開始しております【チケットのお申込みはこちらから】※クラウドファンディングにてご支援を頂いた方は、チケット1枚につき1,000円の御値引をさせて頂きます。
【中村京蔵連載企画】連載20回「三島由紀夫からフェードルそしてNINAGAWAマクベス」ーフェードル上演までの軌跡ー話頭を転じます。1980年2月の日生劇場で、蜷川幸雄演出の「NINAGAWAマクベス」を観ました!衝撃的でした!びっくりしました!小田島雄志先生の翻訳台本のまま、人名も地名もそのままで、日本の美意識、和の様式で演じられるのです!扮装は安土桃山風、バーナムの森は満開の桜の森でした!そして、装置の大枠は仏壇で、その仏壇の中が荒野だったり、戦場だったり、城外や城内だったりするのです。黒澤明監督の「蜘蛛の巣城」は、「マクベス」の翻案ですが、蜷川先生は翻案の必要はなない!自分たちの様式で出来る!と確信していたようで、蜷川先生の代表作のひとつとなりました!ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 【中村京蔵 爽涼の會『フェードル』公演概要】作:ジャン·ラシーヌ翻訳:岩切正一郎演出:大河内直子出演:池田努 中村京蔵 須賀貴匡 植本純米 青山達三 景山仁美 小林亜紀子 中村梅乃 醍醐晴公演日程:2023/8/19(土)18:00・20(日)12:00/17:00会場:国立劇場小劇場 (東京・半蔵門)『フェードル』公式twitterはこちらから【チケットのご購入につきまして】■『フェードル』公演日時2023年8月19日(土) 18時開演2023年8月20日(日) 12時・17時開演■会場 国立劇場小劇場■入場料¥10,000(全席指定) ※■5月1日より前売り券の販売を開始しております【チケットのお申込みはこちらから】※クラウドファンディングにてご支援を頂いた方は、チケット1枚につき1,000円の御値引をさせて頂きます。
【中村京蔵連載企画】連載19回「三島由紀夫からフェードルそしてNINAGAWAマクベス」ーフェードル上演までの軌跡ー台本には衛兵達とあり、テゼ王の家臣が大勢出て来ますが、予算的にも物理的にも無理無理なので(笑)、演出の大河内さんとご相談して、太刀持をひとり出して衛兵の役目を担って貰うことにし、昨年の「茨木」で太刀持を勤めてくれた醍醐陽君のお兄さん醍醐晴君にお願いしました。少しですが見せ場を作って、活躍して貰います!顔合わせの時、学生服で現れた晴君の純粋無垢な佇まいはまるでイポリットの幼年期のやうだと、須賀貴匡さんは感心頻りでした!ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 【中村京蔵 爽涼の會『フェードル』公演概要】作:ジャン·ラシーヌ翻訳:岩切正一郎演出:大河内直子出演:池田努 中村京蔵 須賀貴匡 植本純米 青山達三 景山仁美 小林亜紀子 中村梅乃 醍醐晴公演日程:2023/8/19(土)18:00・20(日)12:00/17:00会場:国立劇場小劇場 (東京・半蔵門)『フェードル』公式twitterはこちらから【チケットのご購入につきまして】■『フェードル』公演日時2023年8月19日(土) 18時開演2023年8月20日(日) 12時・17時開演■会場 国立劇場小劇場■入場料¥10,000(全席指定) ※■5月1日より前売り券の販売を開始しております【チケットのお申込みはこちらから】※クラウドファンディングにてご支援を頂いた方は、チケット1枚につき1,000円の御値引をさせて頂きます。