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秩父の山奥からこんばんば。ディアレットフィールド醸造所の工藤エレナです。このたびはご支援頂き、誠にありがとうございます。本日、クトゥルフミードのブレンドに使う蜂蜜酒の仕込みを行いました。一斗缶は蜂蜜24kg600Lタンクに200kgを超える蜂蜜をトクトクと注ぎます。水で希釈し、蜂蜜が溶けるまで撹拌していきます。さらに酵母を投下して、仕込みを終えます。世界のミードはハーブやスパイス、ホップ、ベリー果汁など様々な副原料も使用することが多いですが、ディアレットフィールド醸造所では蜂蜜のみで製造しています。蜂蜜×水×酵母のみのため、造りはシンプルですが、美味しく造るのが難しいお酒です。原料のクオリティが味を大きく左右し、発酵に使う酵母の種類、希釈率、発酵温度や濾過の方法など様々な掛け合わせで全く違う味と香りのお酒にもなるわけです。ちなみになぜ蜂蜜がお酒になるの?という方へ葡萄ジュースがワインに、林檎ジュースからシードルになるように、糖分のあるお水に酵母が入れば、たいがい発酵します。酵母のおかげで人間は発酵の神秘とお酒を楽しめるわけですね。太古の昔、木のうろにたまった蜂蜜に雨水がはいり、自然発酵したのが人類最古の酒"ミード"の起源といわれております。(出展: https://sp.seiga.nicovideo.jp/seiga/#!/im10757497 )本日は仕込みを行い、明日から発酵を開始します。低温発酵でゆっくり1ヶ月ほど発酵させていきます。明日から発酵具合もお届けできればと思います。おとといは組合まつりにてダイノジさんと蜂蜜酒を呑みながら小鹿野トークしました(^-^)