畝間に溜まった雨水は翌日(4/26)にはすっかり抜けてました!この日は猪鹿対策のネット張りの続きと、進入路を塞ぐ作業。さらに昨日(4/27)の夕方に、萎んだ畝に土を上げ、雨上がりで少し成長したホップ達に水をあげてきました!水は山からの湧き水。棚田の水を制御するために作られてた排水口から水を取り、下段の畑までホースで誘引。畑の端まで届くようにしたので、水やりもラクラク♪(夏の日照りで山水が無くなった時にどうしようか…という問題が残っていますが…)
苗を植えた翌日にしっかりと降った雨…。畝の間は水浸し。もともとが田んぼだった土地、ここまでは想定内。土もぬかるまないくらいなので、梅雨の長雨や夏の大雨に備えて、少し水の逃げ道は切ってあげた方が良いかな。畝も高くしているので、苗は無事。少し畝が萎んだくらい。雨の中、猪鹿対策のネットを張って…あとは様子見。
小雨降る中、ついに苗の植え付けが完了しました!!五島でホップが育てられるのか!??移住当初から少しずつ試していた、五島ホップチャレンジはじめは西端の邨(さいはてのむら)での栽培だった計画。山頂の休耕田畑を貸してもらえることになり、もっと大きくやりな!とさらに広い田畑へと移り変わってきたこの計画も、いろいろと予想だにしない展開に翻弄されながらもなんとかここまで来ました。長年の休耕田畑、遊休農地を切り開いてきたホップ畑。これで良いのかこれが良いのかしっかり根付いてくれるか、ひとまずは様子見。不安と期待が入り混じりながらですが、次の段階へと進みます!!
ホップ苗が到着しました!苗の状態でもとてもいい香り♪緑が詰まったような爽やかな香りが溢れてます!今回の品種は「コメット」1980年代に生産が終了した古い品種らしく、最近になってその香りの良さから再び生産が始まったとされるコメット。「ワイルドアメリカンなアロマ」が注目される品種だそう。(「ワイルドアメリカンなアロマ」がいまいちピンとこないですよね 笑)昨年育てた印象は、力強くて早熟!ホップ単体(毬花)をそのままビールに浮かべるとほんのりとメロンの様な甘さが広がり、山菜の様な爽やかな軽い苦味をビールに与えてくれました。五島の大地でこの畑でどんな成長を見せてくれるか、楽しみですね!
いよいよ畝立ての開始!管理機と呼ばれる小型の耕運機「陽菜(はるな)」ちゃんに畝立てパーツをセットしたものをお借りして、いざっっ!しつこい根っこたちには打ち勝てず…。軽く耕運しながら後ろのパーツで土を掘り、掘られた土が左右に流れていくことで畝を作るという仕組み。だが…掘るパーツと左右に流すパーツの間に根っこ・木片・蔓がからみ畝が立たない…掘るパーツ部分で残った木の根や、太い蔓に引っかかって進まない…さすが数十年の耕作放棄地、まだまだ試練が続きます。ひとまず畑の下限を決めるために掘り進め、あとはひたすら手作業!鍬で土を寄せ、しつこい根っこを選り分け、畝を作る。これはなかなかにシンドイ!!!