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創業70周年記念・1次圧縮しない2スト水素バイク製作計画/日本一周を目標に

エンジン屋の僕らはエンジンに末永く残ってほしい。脱炭素化の動きが加速するエコの時代でも名車への愛とエコの精神は共存できます。今あるオートバイ、愛車、名車に少しだけ手を加えて“エコバイク”へと生まれ変わらせ、本当に水素で走って見せる。水素バイクでエンジンを残すことにチャレンジします!!

現在の支援総額

2,819,500

24%

目標金額は11,730,000円

支援者数

225

募集終了まで残り

終了

このプロジェクトは、2023/10/16に募集を開始し、 225人の支援により 2,819,500円の資金を集め、 2023/12/20に募集を終了しました

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現在の支援総額

2,819,500

24%達成

終了

目標金額11,730,000

支援者数225

このプロジェクトは、2023/10/16に募集を開始し、 225人の支援により 2,819,500円の資金を集め、 2023/12/20に募集を終了しました

エンジン屋の僕らはエンジンに末永く残ってほしい。脱炭素化の動きが加速するエコの時代でも名車への愛とエコの精神は共存できます。今あるオートバイ、愛車、名車に少しだけ手を加えて“エコバイク”へと生まれ変わらせ、本当に水素で走って見せる。水素バイクでエンジンを残すことにチャレンジします!!

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こちらは発売中のモトメカニック誌です。「内燃機」の将来、という連載をさせてもらっているんですが、2スト水素バイクはまさにiBが考える内燃機の将来というわけなんです。ぜひ、書店でお買い求めください。


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今回の水素バイクプロジェクトはiBの創業70周年記念事業なんです。よく、企業の周年事業では一流ホテルでパーティーやったりしますよね。iBもできるものならやってみたい気持ちはあったんですけど、何百万円もかかるんですよね。そんなお金ないしな~。でも70周年を記念はしたいし、多くの方に知ってもらいたい。70年も頑張ってきたんですよって。それと同時に、じゃあ70年間iBは何をやってきたのか、っていうことなんですよ。iBは内燃機屋として、その創業の瞬間から使って古くなって傷んだエンジンを新品エンジンのように直す仕事をしてきました。70年間。そのことに誇りを持って取り組んできたんですけど、そのエンジンが環境に悪いかのように今言われつつあるんですよね。特にiBが得意な2ストエンジンを、iBが耐久性よく直せば直すほど、設計の古い2ストエンジンは小さい割に良くない排気を多く出し続けてしまう。これをどう考えればいいのか。自分たちは環境や地球に、人類の存続に悪いことをしているのか?そう考えるのは耐え難いことでした。そうして悩みに悩んだ末に、ついに思いついたのが水素でエンジンを回すことだったんです。水素で2ストエンジンを回す。そんなことが本当にできたら、どんなに素晴らしいことだろう!!こうして 20年前に始めたものの、技術的にも経済的にも壁にぶつかって停滞していたiBの水素バイクを、70周年のこの機会にもう一度蘇らせよう!
また技術的な発見もあり、世の中の水素社会を取り組む環境も整いつつあり、今こそ水素バイクを推し進める絶好のタイミングだ!というのが今回のCAMPFIREでの挑戦だというわけなんです。


FlyWheels誌に掲載
2023/10/28 19:40
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FlyWheels誌 Issue#86 発売!iB ファクトリー内で技師のみんなとモデルを務めました。全12ページ。もちろん2スト水素バイクとCAMPFIREについてもご紹介いただきました。ぜひ、書店でお買い上げください。


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ありがとうございます!おかげさまでご支援の額が100万円を突破しました。これでCAMPFIREのトップに掲載してもらえます。ますます多くのご支援をいただけるかと期待しています。とはいえ、目標額の9%を達成したに過ぎません。まだまだ、これからです。今後も毎日欠かさず情報発信に努め、多くの方のご理解をいただきご支援いただけるよう、本業もおろそかにしない一方こちらにも全力で取り組んでいきます。それにしても、2スト水素バイクなんてばかげた夢を理解し、実際に財布を開けてご支援いただける方がこんなにいるなんて。もちろん、それを願って僕らも一所懸命にやっている、とはいえ、驚きです。リターンも責任を持って実行します。まだ誰もやったことがないことで、かならず成功するという保証もありません。あちこちで熱心にご説明しているように、理には適っていますし、僕らとしてはやらざるを得ない課題ですから「やるしかない!」と心に決めています。引き続き、応援よろしくお願い申し上げます。


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さて、プロジェクト公開から一週間がたって、最初の慌ただしさが一段落したこれからは私たちの水素バイクに深い興味を持つ方々がここを見てくれるようになるのかな、と思います。そこで、いよいよ水素バイクの技術解説を始めることにします。まずは2005年から開発を始め、現在もイベントなどでの展示で大活躍の1号機についてご説明します。その成し遂げた栄光とどうにも解決できない問題を抱えた挫折の記録でもあります。(^o^)1号機の目的は既存のガソリンエンジンをできるだけ最小限の改造でカーボンニュートラルな水素バイクが作れることを示すことにありました。そこで、タンクも既存の3.4L-148気圧のボンベをそのまま積み、キャブレターを通さずインジェクションで掃気ポート4箇所に水素をコンピュータ制御で噴くように改造をしました。それ以外のエンジンのメカニズムは全く変更していません。それどころか実はキャブもついています。ただ、このキャブレターは空気の量を調節することと、2ストの潤滑オイルを供給しているだけで、もちろんガソリンの霧化という本来の仕事はしていません。見た目はインジェクターもキャブレターも両方ついていて、ちょっと変ですけどね。(^o^)このようにオイルによるエンジンの潤滑という2ストロークエンジンの機構がそのままですから、エコバイクなのになんと「煙を吹く」んです。いいでしょう?2スト好きのみなさん。(^o^)「煙なんか吹いてちっともエコバイクに見えない。」などと思ったみなさん、早まらないでください。この2ストオイルに昔のカストロールのような植物性のオイルを使うんです。そうすると、植物が育つ間に吸収したCO2を燃焼しているだけですから、この水素バイクは「カーボンニュートラルです!!」と言い張ることができると思うんです。(^o^)まあ、混合比が1:50の場合だとCO2の98%ぐらいの削減はもとよりできてるわけで、そのうえで植物性オイルを使えば、まあ見た目の煙ぐらいは我慢してください。このような屁理屈もいいながら、水素バイクの1号機はそれでもなんとかフツーに走るようにはなりました。ただし3.4Lのボンベでは航続時間がたったの10分ほどです。おまけにその充填には3,000円もかかります。これではとうてい実用にはなりませんが、でも、実験をしたり走行展示をするには十分な性能を発揮してくれました。ただ、フツーに走ると言ってもときおりクランクケース内に入った水素が不正爆発を起こしてしまいます。これが水素バイク1号機の開発が停滞した最大の理由となってしまいました。今回はこの辺にして、次回から順を追ってこの問題の克服につながる2号機のアイディアまでを解説していきたいと思います。ここまででも異様に長い文章になっていますしなるべく平易な言葉で説明しようということで、開発の細部はすっ飛ばして書いています。もしも細かいところに疑問などお持ちの方がいらっしゃれば、どうぞ、コメントから質問をください。どんな内容でも喜んでお答えしていきたいと思います。