いつもご支援ご協力ありがとうございます!!実行委員会のキンです!!コロナ禍中の動画撮影中の1コマ上記の写真は、委員長を無視し何故か見つめ合う僕と満島てる子・・・謎です。笑現在、支援者数193名、支援額は¥1,766,794です!!!!(23日AM7:28時点)終了まであと7日間になりました・・・!! ドキ!ドキ!ドキ!!もちろん達成したい!!と思っていますが、何より応援してくれている方々がこんなに居て、たくさんの応援コメントを残してくれたり、活動報告に寄稿いただいたり、応援してもらえる熱〜い気持ちがダイレクトに僕達の原動力となっています。こういう活動をしていると心無い言葉を投げられたり、信じられないようなことをインターネット上でぶつけてくる人もいますが、応援してくださる皆さんから日々有難い声をいただいている僕は、手を離していても使用可能な(手離しバリ)とても分厚くて大きなバリアに守られてながら活動させていただいております。いつも助けていただき本当に感謝しております!そんな皆さんからの想いをイベントやパレードを通じて応えていく所存です!!!!!!前置きが長くなりましたが・・・今日はリターングッズの撮影をしてみましたので、見ていただけたら嬉しいです。まずはオリジナルTシャツたちです!!オリジナルTシャツ(カラー)オリジナルTシャツ(モノクロ)フラッグがはためいているイメージのデザインです。どちらも袖部分に「SRP」と控えめに自己主張させていただいております。また、どちらのデザインにも入っている白色には、「HIV/AIDS、及びゲイバッシングなどによる暴力で亡くなった方への追悼」と「現在様々な苦しみと闘う仲間との共生のしるし」という 2つの意味が込められており、2006年から札幌で使用しているオリジナルです。初めて作った気合の入ったパーカーたち!!オリジナルパーカー(ホワイト)オリジナルパーカー(グレー)オリジナルパーカー(ブラック)デザインはTシャツ同様に、フラッグがはためいているイメージですが、パーカーって活躍時期が多いので、普段使い出来ることを考えながらシンプルに仕上げていただきました。特に黒はあえて普段使いしやすいように、同じ色でプリントをしました。写真上ではどうしても光って見えますが実物はもっと控えめです!最後にオリジナルタオル!!オリジナルタオルオリジナルタオルのデザインは様々な大きさや形、色が違う足跡をイメージしています。それだけではシンプル過ぎるので、よりカラフルにビロ〜ンと伸ばしてみました!あと生地が過去一良くてふわふわです♡本当に何度もインスタライブでもお伝えしましたが、クラウドファンディングのグッズはこのサイトから支援していただいた方のみが手に入れられるものなので、当日は販売しておりません!!ですので、迷っている方、まだ応援できてないよ〜という方は是非ご協力をお願い致します!本当にあと1週間ですので、何卒宜しくお願い致します!!札幌のパレードをみんなで創っていきましょう!!
2022年9月18日18:00、私たちはさっぽろレインボープライド2022の参加者でひしめき合う「炭火焼若武者※1」の店内にいました。この日はさっぽろレインボープライド2022の開催をお祝いするため、NPO法人北海道レインボー・リソースセンターL-Port※2が主催する、「女性※3のための虹色交流会meet up!」を行っていたのです。私たちはそれぞれの役割をこなしながら、他の運営メンバーと共に慌ただしくも楽しい時間を過ごしていました。交流会に来てくれた女性の中には10代20代の若い方も目立ち、「初めてさっぽろレインボープライドに参加した!」と興奮冷めやらぬ様子で話していた方もいました。皆さんが本当に楽しそうだったので、さっぽろレインボープライド初参加だと話す一人の若者に感想を尋ねたところ、このような答えが返ってきました。「世界は意外と狭くないんだなって思った。」 私は彼女の言葉に強い共感を覚えたのと同時に、これが札幌でプライドパレードを開催する目的そのものであると再認識しました。さっぽろレインボープライド2023の公式HPには、開催目的として以下の3点が挙げられています。(1)さっぽろレインボープライドは、地域社会に対し、身近にLGBTQが存在することを広く知らせます。(2)さっぽろレインボープライドは、孤立するLGBTQに対して自らの存在を肯定的に捉えられるよう情報を発信し、自己肯定感の向上を目指します。(3)さっぽろレインボープライドは、LGBTQが存在することを前提とする社会制度の構築を、行政や企業、教育現場への働きかけを通じて、広く社会全体へ訴えかけます。また、多様性を認め合い個性を尊重する豊かな社会の実現を提唱します。 「世界は意外と狭くないんだなって思った。」 若者が発したこの一言の背景を想像します。札幌なのか、他の町なのか、どこかで彼女は生まれ育ち、いつしか自分のセクシュアリティに気が付いた時、きっと今自分が見える範囲の『世界』で同じ仲間はいないか探し回ったでしょう。周囲の何気ない一言に傷ついたこともあったかもしれない。本当に好きな人のことや、本当の自分の在り方を誤魔化したり、嘘をついてやり過ごした日もあったでしょう。そうやって、隠して、傷付いて、なかったことにして、、を繰り返して、今日さっぽろレインボープライドに初めて参加したのだと想像しました。そして、自分の世界を思い切って広げてみて、彼女の目に見えた「世界」がどれだけ色鮮やかだったかは、レズビアンの当事者として生きている私たちには想像に難くありませんでした。さっぽろレインボープライドでは、開催目的の一つとして「孤立するLGBTQに対して自らの存在を肯定的に捉えられるよう情報を発信し、自己肯定感の向上を目指」すことを掲げています。彼女のこの一言は、さっぽろレインボープライド2022も開催目的が達成されたと考えるべき証左のひとつだと考えています。 さっぽろレインボープライドに初めて参加してドキドキした気持ち、一人じゃないと思えた安心感、「私たちはここにいるよ!」と訴える時の興奮、さっぽろレインボープライドに参加しないと出会えなかった人たち、、、会場やパレード隊列を作り出していた数千人の人々のあちらこちらで火花が散って、誰かを励ます力や生きる希望を生み出すのがさっぽろレインボープライドだと考えています。そんなさっぽろレインボープライドが今年も無事に開催されるように、私たちはさっぽろレインボープライド2023を応援しています。この度はさっぽろレインボープライド2023の開催おめでとうございます。また、この活動に関わる全ての皆さまに改めて敬意を表すとともに、札幌の街が虹色に輝く素晴らしい2日間となりますよう心より祈念いたしております。 結婚の自由をすべての人に北海道訴訟 控訴人 中谷衣里・C(仮名) ※1炭火焼若武者はこちらhttps://tabelog.com/hokkaido/A0101/A010103/1042665/※2NPO法人北海道レインボー・リソースセンターL-Portはこちらhttps://l-port.net/※3ここで示す女性とは、性自認を含む多様なセクシュアリティを生きる女性を指しています。
さっぽろレインボープライド実行委員のみなさまの取り組みに敬意と感謝を申し上げます。微力ではありますが、わたしもクラウドファンディングを応援させていただきました。さっぽろレインボープライドが今年も盛大に開催され、多くの人々の理解につながることを願っています。北海道議会議員 渕上綾子
弁護士の須田布美子です。私たちが「結婚の自由をすべての人に」訴訟と呼んでいる、いわゆる同性婚訴訟の北海道弁護団に所属しています。2021年3月、札幌地方裁判所は、同性カップルに婚姻の効果をまったく及ぼしていない現行法制度は不合理な差別であり、憲法に違反するという判決を言い渡しました。その後、東京地裁、名古屋地裁、福岡地裁でも憲法違反が指摘され、唯一合憲だと言った大阪地裁でさえ、このまま放置すれば違憲となる可能性がある点を指摘して、立法府に期待を寄せています。しかし、残念ながら立法府はなかなか同性婚の法制化に着手してくれず、特に大きな法的効果をもたらすわけでもない「LGBT理解増進法」でさえ、後退した内容で成立することになってしまいました。どうしたら国会に動いてもらえるのか、頭を悩ませる日々です。とはいえ、国会議員を選ぶのは私たち。私たちがきちんと学ぶこと、人権問題や政策を踏まえて投票することで、国会議員も変えていけるはず!そのためにも、多くの人にLGBTに関する問題を考えてもらうきっかけとなりうるプライドパレードは、とても大事なイベントです。たくさんの方に来ていただけるよう、願っています。幸せなことばかりじゃないけど、幸せな未来を作っていくために、Happy Pride!(去年は雨でした。今年は晴れるとよいですね。)
鈴木 賢北海道大学名誉教授、明治大学法学部教授、レインボーマーチ札幌創始者のひとり私は東京に次いで日本の地方都市でははじめて、1996年に札幌でセクシャルマイノリティの存在を社会に示すためのパレードを始めました。地方にも当事者が暮らしていることを可視化させる、そして自分のなかのホモフォビアを払拭し、誇りを取り戻すために、地元でパレードを始めました。私たちが播いた種は、この札幌で後輩たちにしっかりと引き継がれ、今年もさっぽろレインボープライドが開催されることをうれしく思います。地方都市でのLGBTQ+のパレードは、27年の月日を経て、近年ようやく全国へと広がるようになりました。これも私たちが札幌で始めた種が全国へと飛んでいった結果だと思います。札幌のパレードでは最初から異性愛の覇権的地位に対するプロテストという政治的なメッセージを込めています。単に楽しいだけの、カーニバルではないのです。異性愛者だけが社会の構成員ではない、悪いのは私たちではない。社会が異性愛と性別二元主義をデフォルトとしていることが、私たちの居場所を奪っているのだという頑固な構造との闘いはまだ続いています。日本ではまだ同性カップルは婚姻すらできない状況ですが、正義は私たちの側にあります。歩みを止めることがなければ、いずれはそのことが立証されることでしょう。札幌から始まった地方都市での発声。今年も爽やかな9月の札幌でお会いしましょう。皆さんのご支援をお願いします。