衝撃的なニュース、突然告げられたタビバーの終わり。
どうするタビバー!!
どうなるくぼケン!!
駅の改良工事の為に撤退。
だけど話を聞いていくと
タビバーのある新潟駅N +にある施設は全て残り、タビバーだけ契約満了ということだった。
それを知る前から撤退には納得がいかずタビバーがこれまで取り組んできたことやタビバーが新潟駅を利用するお客さまとどういった関係性で新潟の魅力を伝えてきたかを熱弁して、あの場所にタビバーというお店があることの新潟駅の価値を僕なりに伝えて、契約継続を何度もお願いした。だけども良い返事は帰ってこない。願いは叶わなかった。
タビバーやくぼケンの取り組んでいたことが駅として評価されてなかったということかもしれない。僕は、東京のような綺麗なスタイルではなく、ある意味で田舎的で属人的でカオスな空間を作ってきたからこそ地方都市の駅内に大きな意味を持つ成功モデルが作れたらと思っていたが、社会の評価はそうではなかった。
SUZUGROUPの取り組みでも
お店を減らす撤退は今まで一度もしてこなかった。このパンデミックにも耐えてきた。
それはタビバーと同じようにそれぞれの店舗が
その土地にどういった意味を持って出店してるかが明確であり、だからこそ諦めない理由が明確であるから。タビバーもくぼケンの誕生も明確な目的があってここまでやってきたからこそ悔しさは残っている。
ただ、現代の社会として評価されなかったのは
受け入れたが、僕たちの取り組みは決して間違いじゃなかった未来思考で言えば、これからの機械化される社会の中で人の魅力が引き立つ取り組みが絶対的に必要だというという確信がある。それは、タビバーに偶然ではなく目的としてたくさんのお客さまが訪れていること。
新潟愛溢れる変なおじさん「くぼケン」の新潟愛は間違いでなくしっかりと伝わっているということだ。社会的な評価でなく僕は民意的評価が持続可能な社会を創れると思うし、それを実現したいと思っている。
だから僕たちは前を向いて進むことにした。
同じ新潟駅にあるSUZUVELと統合して
もう一度振り出しに戻りもう一度スタートをしようと決めた。
そして、この気持ちをたくさんの方々に知ってもらいたくて、クラウドファンディングを急遽スタート。クラウドファンディングも民意から支援をいただくプラットフォーム。
僕らの考えや取り組み、ある意味で奇跡的に誕生した「くぼケン」の魅力を伝えるための取り組みでもあるのです。
いつまでも悔しさを持っていては何も起こらない、ただの憎しみになってしまう。明日5月8日でタビバーの営業が終わりになり、僕はそこから気持ちを切り替えてこれからの未来のこと、新潟にとって何が必要なのかを真剣に考えて前に進もうと思います。
明日、2023年5月8日タビバー最後の日。
「くぼケンLAST DANCE」と題して
最終日はアコースティックデュオ「ひなた」を招いて、18時頃からゆるゆるとイベントをやってます。
ちなみにラストダンスって言葉と「くぼケン」のミスマッチ感がなんとも面白い笑
閉店でこんなタイトルつけれるぐらいキャラが立ってる新潟愛溢れる変なおじさん「くぼケン」のラストダンスをぜひ見にきてください!
くぼケンの誕生して3年。
ラストダンスを終え、新たなダンスが始まります。
おわり