大尾 侑子 東京経済大学准教授清田 義昭 元出版ニュース社中村 隆之 早稲田大学法学学術院教授池内 文平 「山谷」制作上映委員会木村 元彦 ジャーナリスト毛利 嘉孝 東京藝術大学教授酒井 隆史 大阪公立大学教員南陀楼綾繁 ライター・編集者神長 恒一 だめ連大原 哲夫 編集者中山 亜弓 書店タコシェ代表香山 哲 漫画家池上 善彦 元「現代思想」編集長木瀬 貴吉 ころから代表深田 卓 インパクト出版会小西 昌幸 先鋭疾風社代表、『HARD STUFF』編集発行人松井 隆志 武蔵大学教員/『社会運動史研究』共編者中川 五郎 フォークシンガー岩永 正敏 元模索舎舎員松本 哉 素人の乱5号店店主白石 草 ジャーナリスト/OurPlanet-TV 代表理事馬屋原亨史 「curry草枕」店主前田 浩彦 元模索舎舎員・あわぶっく市発起人成田 圭祐 IRREGULAR RHYTHM ASYLUM太田 昌国 編集者・民族問題研究家都築 響一 編集者平井 玄 文筆家藤井 光 美術家・映画監督高沢 正樹 ウラワ・ロックンロール・センター高橋よしあき テーゼ(敬称略・寄稿順・8/12現在29名) メッセージを寄せて頂きありがとうございます。最終日までメッセージが届く予定です。
「インディーズ」ってコトバはキモチ悪かった、今の「サブスク」と同じ。「自主制作」でしょ? そんな1980年代、初めて自主制作したカセットが最も売れた場所が模索舎。以来、テーゼ=高橋よしあきの活動に、なくてはならない存在となった模索舎。50年の歴史は、過去の記録ではなく未来への道標になるはず。高橋よしあきテーゼ
模索舎の設立者たちは、1960年代末に学生運動を行う中で直面した壁をいかに乗り越えるかを求め、「社会運動」であり「企業活動」でもある模索舎を作りました。大学生という限られた条件の下では追求できなかった、生活の責任を負って社会運動を行うこと、その運動を持続可能にしていくこと、その根本である「情報」を自分たちの手で流通させる仕組みを作ることが目的でした。50年を超えて現在も営業を続ける模索舎は、この理念の重要性を証明し続けてきたと言えるでしょう。その苦闘、工夫を明らかにし、多くの人が参照できる財産として共有するため、『模索舎50年史(仮題)』刊行プロジェクトを推進します。CMA/模索舎アーカイブズ委員会
模索舎発足と同じ1970年の10月、当方も浦和の地で自主的な企画団体として活動を開始、とはいえ無論比ぶべくもないけれど、模索舎には僭越かつ勝手ながら親近感を抱いていた。機関誌やビラ等を置いてもらいに伺うと、多様なミニコミや各種印刷物、グッズ等で埋め尽くされたその場の濃密な空気の余韻が、浦和への帰途にも残っていた記憶。70年代から現在を貫く唯一無比の50年の歴史が、揺るぎない書物として編まれることに、心からの祝意と敬意を捧げます。高沢正樹ウラワ・ロックンロール・センター