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戦争の落とし子【GIベビー】のベルさんを、アメリカで見つかった肉親に会わせたい。

戦争のせいで生まれ、戦争のせいで親と引き離された子供、混血孤児のベルさん。孤児院に一度だけ面会に来た母を、探し続けた人生だった。昨年、私は米国に渡っていた彼女の母とその家族を探し当てた。健在の異父妹たちは姉を受け入れ、会いたいと言ってくれた。ベルさんを連れての渡米を決意し、渡航費支援を募っています。

現在の支援総額

1,137,500

113%

目標金額は1,000,000円

支援者数

73

募集終了まで残り

終了

このプロジェクトは、2023/06/01に募集を開始し、 73人の支援により 1,137,500円の資金を集め、 2023/07/10に募集を終了しました

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現在の支援総額

1,137,500

113%達成

終了

目標金額1,000,000

支援者数73

このプロジェクトは、2023/06/01に募集を開始し、 73人の支援により 1,137,500円の資金を集め、 2023/07/10に募集を終了しました

戦争のせいで生まれ、戦争のせいで親と引き離された子供、混血孤児のベルさん。孤児院に一度だけ面会に来た母を、探し続けた人生だった。昨年、私は米国に渡っていた彼女の母とその家族を探し当てた。健在の異父妹たちは姉を受け入れ、会いたいと言ってくれた。ベルさんを連れての渡米を決意し、渡航費支援を募っています。

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2022年夏にお母さんさがしを始めてからおよそ一年半、先月『母をさがす ー GIベビー、ベルさんの戦後』が刊行され、充足感に包まれて久方振りにまったりしたのも束の間、さっそくベルさんから「お兄さんに連絡してみたい」と電話がありました。

本を読んでくださった方はご承知と思いますが、「お兄さん」とは、一昨年まで名前も知らなかったお父さんの息子、ベルさんの母違いの兄のことです。

「えっちゃん忙しいんでしょ? 時間があるときでいいから。ゆっくりでいいからね」

わたしを気遣ってそう言ってくれるベルさんですが、きっと本を読んであらためて「次の夢」に向かいたくなったんだろうな、と思うと、腰を上げないわけにはいきません。

弟ジニヤさんと妹たちにアプローチしたときと同様に、まずはお兄さん宛の手紙の文面を考え、ベルさんに読んでもらいました。

「すごく良く書けてる。これでいい」

許可が出たので、ベルさんにはそれを手書きの手紙にするようお願いしました。

一方で、わたしはその手紙の英訳と、別に簡単な事情を書いた英文の手紙を書きました。スマホからベルさんの写真を2枚選び(バストショットと全身写っているもの)、コンビニでプリントもしておきました。

3月13日、それぞれが用意したものを一つの封筒に入れ、宛名書きをして、祈りながら封をしました。

フロリダに住むベルさんのお兄さんへ、無事に届きますように。

   * * *

返礼品のひとつである「出版記念イベント」の準備も進めています。進捗はまた、こちらの「活動報告」でお知らせいたします。

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