バンブーシンケン(仮)ですが、2週間ほど乾燥させました。
塊が小さいので、早く乾燥すると思いますが、乾燥が強すぎると硬くなってしまうので、そこは見極めたいと思っています。
ただ、今はまだ乾燥スペースがないので、熟成庫を設置してからが本番ということになりそうです。
現段階での仕上がりは、普通の生ハムに比べて、バンブーシンケン(仮)の方がややphが低い仕上がりになっています。これは竹粉で発酵したと考えられ、再現性があると思っています。
反省点としましては、パウダーと認識していた”竹粉”が粉と呼ぶには粒が粗く、生ハムから洗い流す時、全てを取り除くが難しいということです。これからは”竹粉”ではなく”バンブーチップ”と呼ぶようにし、バンブーチップを取り除く際には何か工夫をした方が良さそうです。
また、バンブーチップを使っていない藻塩生ハム(仮)は独特な磯臭さが感じられるのですが、バンブーチップを使った生ハムはそのような香りがほとんどありません。
これはバンブーチップを使ったことで消臭された可能性があります。まだ、試作の数が少ないのではっきりとは言えないのですが、仮に臭みを消す効果があるなら、思わぬ収穫ということになります。
わからないことに挑戦しているので歩みは遅いですが、だからこその面白さがあると思っています。引き続き応援よろしくお願いします!