こんにちは、アリス来日プロジェクトチームです。クラウドファンディングが成功し、皆様に支援いただいたおかげでドキュメンタリー映画及び公式ムック本の制作を着実に進めることができております。改めて感謝申し上げます。制作も佳境となり、いよいよ公開となるアリス・ウォータースのドキュメンタリー映画のタイトルが決定いたしました!『WE ARE WHAT WE EATー未来につなぐ おいしい解決策ー』です。メインタイトルである『WE ARE WHAT WE EAT』 は、アリスさんを象徴する言葉として、来日中なんども「WE ARE WHAT WE EAT」と口にされていました。直訳すると「私たちは食べたものでできている」そこに込められた想いは「食べたもの」は身体に影響を与えるだけでなく、その背景にある価値観も無意識に取り込まれ、影響を与えているということを伝えようとしています。サブタイトルにはいくつか案がありました。その中で「未来につなぐ おいしい解決策」としたのは、もともとこの映画は次世代にアリスさんの眼差しや言葉を残し、未来に語り継ぐために始まったこと。そしてアリスさんが「Delicious solution(おいしい解決策)」という言葉も繰り返し来日中に語っていたからです。人の健康も地球の健康も同時にはたらきかけられるのが「食」であり、アリスさんがすばらしい解決策だと主張しているのが「学校給食を変えること」です。詳しくは映画をご覧いただけたらと思いますが、ひとりひとりの食べ方がその人の未来だけでなく、地球の未来にも希望と癒しを与えてくれる。この映画には、そんな「おいしい解決策」をそれぞれの人がみつけられますようにと願いを込めました。自主上映会が2月より全国開始いたします。引き続き応援宜しくお願い致します。▼上映会の情報はこちらに更新していきます。https://note.com/amanokaze/n/n085abedfbdc1
皆さま、こんにちは。クラウドファンディング事務局の開です。このたびは、「<映画化!> アリスが願う未来 〜 地域を豊かにする給食と "生かしあう経済"」への支援、そして拡散、本当にありがとうございます。目標として掲げていた1000万円を遥かに超え、最終的に592名もの皆様からご支援を賜りました。本当に感謝の気持ちでいっぱいです。海士町から石見銀山に向かう車中で島根県の田園風景を眺めていたとき、アリスからこんな言葉をもらいました。「私を日本の田舎に連れてきてくれてありがとう。 ここに来れて本当によかった。日本文化はいつも素晴らしいと思ってきたけれど、今回の旅は、質が違う。日本の田舎の美しさ、深い文化、神社で見かけた山伏の祈り、給食を自分で配膳から片付けまでやる子どもたちの様子... 知らなかったことばかりだった。こんなに深いインスピレーションを得ることができたのは、(スローフードインターナショナル創始者の)カルロ・ペトリーニと一緒にイタリアの田舎を旅したとき以来です。本当に、ありがとう」また、徳島県神山町での夕食では、神山の農家さんのスピーチに涙を流していました。全国から集まったリジェネラティブな農家さんとたくさん語り合った翌朝、「昨日の夜は、人生最良のディナーのひとつだった。あの場には、農家さんも料理人も学校の先生たちもいて、皆に居場所があった。その中で、いちばん祝福されていたのは農家さんだったし、皆がそれを当然のように思う文化があった。(シェパニース元料理長の)ジェロームが選んだ町は素晴らしい。私たちはああいうコミュニティを世界にもっと作らないと!」と話してくれました。10日間にわたるアリスの来日ツアー中に聞いたアリスの力強い言葉やメッセージ、そして日本国内で見聞きした先進事例の数々をたくさんの方々に届けられるよう、映画制作と公式ムック作成に注力してまいります。返礼品の発送は、2024年1月末、映画と公式ムックの完成を待って行います。制作期間の3ヶ月間はお待たせしてしまいますが、楽しみにお待ちいただけたら幸いです。改めて、本当に、ご支援をありがとうございました!
皆さんこんにちは。クラウドファンディング担当の開です。応援終了までとうとうあと1日。目標額まで最後の追い込みとなります!!来日ツアーの映画化、引き続きご支援宜しくお願いいたします。本日の活動報告は来日レポート第6弾となります。京都の嵐山から電車で8分の場所にあり、今年「オーガニックタウン宣言」をした亀岡市を訪れました。亀岡では10年前から「環境先進都市」を目指していて、観光資源である保津川下りの船頭さんがゴミ拾いを始めた流れが大きくなり「2030年までに市内のプラごみをゼロにしよう」と決め、国内でもいち早く「使い捨てビニール袋は提供禁止」の条例を作った町です。そんな流れが進み、その後、有機農業を市として進めようということになりました。亀岡は、昔から京都の都に食材を提供してきた土地柄。「オーガニックタウン宣言」を行ってからは、学校給食をどう変えていくことができるかについても、市長をはじめ、関係者が真剣に協議しています。▼亀岡オーガニックアクション https://kame-oa.com/そんな亀岡市をアリスが訪れ、市内の農家、教育関係者、管理栄養士さんと話をしました。印象的だったのは、冒頭のコメントです。座談会の前に立ち寄った道の駅について「どうだった?」と聞かれると、アリスは「とても悲しかった。ただ、悲しかった」と言いました。ファーマーズマーケットが好きな彼女を知っていたので、皆でうろたえて、なぜそう感じたかを聞きました。 「まず、入口にはコカコーラの自動販売機がありました。そして、ビニール袋。置いてあった野菜や果物はオーガニックで美味しいものだったのかもしれないけれど、すべて個包装のビニール袋に包まれていました。一度使われたら、その後は捨てられるプラスチックです。せっかくの産直市場なのに、入口も配置も包装も魅力に欠けていて、もったいなかった。 場が圧倒的に美しかったら、スローフード文化は自ずと広がります。ファーマーズマーケットは本来、そのきっかけとして素晴らしい場所であるはずです。 だからまず、場所はできれば屋外がいい。今、私たちがいるこの空間のように、心地よい風が吹いて、気持ちのいい人との対話があって、ゴミは出さず、循環を感じることができるしつらえが必要なのです。そこに足を踏み入れた瞬間から、心と身体に心地よさや感動が沸き起こる場づくりがいい。ずっとここにいたい、また来たいと思うような空間であれば、必ず伝わるはずだから。 美しさやおいしさで、人の心が動く仕掛けを作ることができたら、便利や効率、価格などのファストフード文化との比較に飲み込まれることはなくなります。オーガニックヴィレッジに必要なのは、ファストフードにNOということよりも、スローフードの側へと魅了すること。 今日、この座談会に、食べものの力を信じている人がこれだけ集まっているのは希望です。私たち皆が、言葉で説得するよりも、こちらへどうぞ、と招き入れる場所を作っていけたら、きっと町は変わります。 美しくておいしい体験にNOと言える人なんて、いないのだから」 これは、亀岡だけの話ではありません。自然食材店や、道の駅のありかたは、日本全国で似ているのではないでしょうか。座談会の最初から、一瞬場が静まって、皆がアリスの言葉をゆっくりと咀嚼しているように感じました。その後の座談会では、保育園の先生や農家さん、学校給食を作る管理栄養士さんから、たくさんのいい質問が出ました。「エディブルスクールヤードで育った子どもたちは、その後どんな人生を歩んでいますか?」 「オーガニック給食も大事だけれど、それで慣行農業をしている農家さんを否定もしたくない。顔の近さも同じように大事だと思うのです」「そもそも、オーガニックにしたくても、予算との兼ね合いで難しい」 など、など。皆さんが熱心で、お互いにつながりあっている様子には希望しかなく、アリスも「エディブル教育に携わる人と農家が出会う場を、自治体が応援するなんて、なんて素晴らしいのでしょう」と対話を楽しんでいました。(アリスが質問の数々にどう答えたか... 詳しくは、映画や公式ムックでご覧ください!!)さて、ここでは、もうひとつだけ印象的だった話を。夜、毘沙門荘という美しい空間で、町の方々と会食をしました。そこで亀岡市の副市長に出会ったとき、アリスは予算について質問を受けました。副市長 「亀岡では、月・水・木の3日間、お米は100%亀岡産のオーガニックにできています。実際、この3日間は子どもたちにも好評で、米の残食が減ります。でも、有機米の生産農家が少ないこともあり、すべてを一度に切り替えることができません」アリス 「有機農家を増やす方法は難しくありません。(卸売価格ではなく)小売価格で買取り保証をすればいい。学校が確実に買ってくれるようになったら、農家は安心して、有機米を作るようになります」副市長 「そう考えて、亀岡では(先行事例として話題の)千葉県いすみ市より多い金額で買取保証をしているんです。でも、これを全日程でやるのは、予算の上でも、なかなか難しい」アリス 「多すぎる金額で買い取る必要もありません。農家にも、学校にも、双方に持続可能でなくては意味がないのだから。それに、毎日お米を食べる必要も、ないんじゃないかしら?」副市長 「え。毎日、米を食べる必要がない?」アリス 「そう。毎日お米を食べないといけないなんてことはないし、毎日肉を食べなくてはいけないこともありません。さらに言えば、給食は、単に栄養補給をする時間じゃないんです。 子どもたちが味わって、匂いをかいで、食材に触れて、友達の話を聞いて… 五感をしっかりと開いて、世界を学ぶことができるのが、給食の時間なのです。エディブルスクールヤードでは、歴史や地理の授業に連動させて、子どもたちが世界中の料理に触れることができるようにしています。 たとえば、地理で中東について学んでいるときは、焼きたてのピタパンとひよこ豆のフムス。日本について学ぶなら、具材を自分で選び、巻き寿司を作って、お箸で食べたりもしますよ。教科書だけでは興味がない子も、美味しいものを食べれば、必ず好奇心が掻き立てられます。毎日、紙のランチョンマットには、美しいイラストでその地域のことが紹介してあるんです。 実は今、学校給食についての本を書いていて、来年秋には仕上がる予定です。そこでは、地域の有機農家から(卸売価格ではなく)小売価格で買取った食材を使って、1年間、州が定めた予算内でオーガニック給食を提供することができることを実証しています。エディブルスクールヤードで作ってきた、世界中のメニューを給食で作った際のレシピも公開しています。 亀岡市には必ず送りますから、ぜひ実践してみてくださいね」その後も、アリスたちがサンフランシスコ市庁舎前に有機農園をゲリラガーデニングした話や、ミシェル・オバマ元大統領夫人がホワイトハウスで家庭菜園をはじめた話、世界6200校以上に広がったエディブルスクールヤードの話など、話は弾みました。 そんな中、昼間に見た道の駅で感じたことも、アリスは「大切なことだから是非聞いていただきたい」と、ストレートに副市長に伝えました。すると、隣に座っていた農家の Mitsuhiro Katamoto さんが、色とりどりの美しい野菜がカゴに山積みになった写真を、アリスにスマホで見せてくれました。「これ、今朝のうちの農園です。ビニール袋なし、採れたてが山積みの朝市、やってますよ」アリスは心から喜んで、副市長に言いました。「素晴らしいモデルは、市内にすでにあるのですね!こんな農家さんがいるなら、亀岡は間違いなく大丈夫。片本さんや(さらに隣にいた有機農家)の大江さんのような人をぜひ、学校給食にもつないでください」この夜 京料理 松正 Kyo Ryori Matsusyo の小笹シェフが作った美味しいお食事も、食材のすべてが地元農家さんの畑のもの(または小笹シェフ庭のもの!)でした。小笹さんが本当に仲が良さそうに農家さんたちと言葉を交わしているのも印象的でした。個人的には、なにより、こうした一連の動きを亀岡市の職員の Daisaku Arami さんが全面的にバックアップしていることが希望として心に残りました。町の未来を作るのは、農家だけでもなく、料理人だけでもなく、学校や園だけでもなく、そのすべてをつなぐコミュニティなのだと思います。それを頭だけでなく心から理解して、ご自身にできることは全力で動いている人が市役所で市長を支えている... こんな大きな希望って、なかなかありません。 (余談:荒美さんのご自宅のキッチンには、もう10年ほど、「旬を楽しみましょう」「地元のお野菜を食べましょう」など、アリスの言葉を印刷したものが貼ってあり、お子さんがそこに塗り絵をしている様子を写真で見て、アリスも感激していました)町をあげて「オーガニックビレッジ宣言」をしている亀岡市では、お会いした皆さんが自分ごととして「子どもと食」「地域と農」について知恵を出し合っていました。地産地消のオーガニック給食も加速しそうな予感に溢れていて、今後がますます楽しみです!TOPの写真:撮影/野川かさね
皆さんこんにちは。クラウドファンディング担当の開です。応援終了まであと2日!!自宅映画視聴券、試写会参加券、上映会実施権などなど、ぜひご協力をお願いします!そして本日の活動報告は来日レポート第5弾となります。ツアー5日目は、立命館大学食マネジメント学部へ。別名「スローフード大学」とも言われるこちらの学部は、経済学、経営学を基盤として「食」のあらゆる側面を総合的に学ぶことを目的に、2018年に開設されました。日本の大学で初めてガストロノミーを学問として学べる場所であり、数年後には海外からの学生も受け入れ、バイリンガル学部にすることを視野に入れているそうです。 この学部で教鞭をとる Masayoshi Ishida 先生は、長年イタリアに暮らし、スローフードインターナショナルの事務局でも働いていたことのある方です。アリスがスローフードインターナショナルの副代表だった時代は、何度も同じテーブルで対話を重ねた間柄でした。「”ファーマーズファースト=生産者がいちばん大事” と言って、世界中から農家を集めて、農家同士が知恵や困りごとを共有し、連帯する場所を作ろうと決めた年がありましたね。代表のカルロから ”日本からも各都道府県から農家を呼べ!” と無茶苦茶な指令を受けて、奔走したこともありました」 思い出話に花が咲きます。「ファーマーズ・ファースト」は、今回の旅でも何度となく、アリスからも聞いた言葉です。農家さんを祝福せよ、自分の食べ物を作ってくれる大地の世話人に感謝せよ、と。 石田先生やアリスと話していると、本当のサステナビリティとは何か、本当の意味での食糧の安全保障とはどんなことか、考えさせられます。さて、そんな立命館大学の訪問は、学生たちによる大歓迎ではじまりました。 食マネ学部は、真のナポリピッツァ協会(Associazione Verace Pizza Napoletana)と連携協定を締結していて、キャンパス内に立派なピザ窯があります。講演前、石田先生と森の中に設置されたテーブルでお話していると、ガーデンから収穫したパプリカを乗せたピザを、地元の料理人が焼き上げ、学生たちが運んできてくれます。「これこそスローフード、というテーブルですね。森の香りがして、風が気持ちよくて、シンプルで、美しくて、テーブルには旬の果物。 大事な対話は、いつだってこんなテーブルで始まるもの。午後の講演会も、(室内ではなく)森で開催したらいいのに!」と、アリスもとても嬉しそう。「こんな場所にいれば、自然と五感が開きます。人のありようを変えるには、それが一番。しっかりと見て、触れて、聞いて、香って、味わって… 五感を使うことが、脳への一番の栄養なのです。 私は、1968年、ロンドンでモンテッソーリ教師の資格をとりました。100年前、イタリアで初の女性医師であったマリア・モンテッソーリは、貧困や飢えの中にいる子どもたちが、なぜ、他の子どもたちのように学ぶことができないのかと考えるようになりました。 インドやローマに住み、子どもたちの観察を続けて発見したのが、”五感が脳に直結している” こと、そして、”人は(言葉で教わるよりも)やってみることで学んでいる” ということでした。 貧困地域の子どもたちは、五感を奪われている状態でした。安心感の中で十分に匂いを感じ、味わい、聞いて、見るという経験に乏しかったのです。We Are What We Eat - 私たちは食べたものでできている。なのに、早くて、安くて、簡単な栄養補給の機会しか与えられていない子どもたちは、五感が閉じ込められている状態で、世界を知ることができません。 そこで彼女は、子どもたちが自ら手を動かしながら、感覚的に学ぶことができる場づくりを教育法として体系化しました。 私のレストラン、シェパニースも、エディブルスクールヤードも、モンテッソーリの思想に大きく影響を受けて、いかに人の五感を開く場所であるかを大切にしています」「今の子どもたちは、経済的に困窮していなくても、スマホとパソコンで忙しくて、五感が開く機会を奪われています。多いほどいい、時は金なり、いつでも同じが安心、今すぐ車の中で食べたい… ファストフードを身体に取り込みながら、そんな風に、価値観も塗り替えられてしまっている。この森にあるような、草の香りや風の音、美しさを十分に感じることができていないんです。 だからほら、本当は学生たちも外に連れ出して授業をしたらいいのに!いつだって、空の下がいちばんなんですよ」...と、冗談?いや、本気の提案をしながら、大教室に移動しました。講演会には400人以上が集まり、オンラインの参加も400人以上、あわせて800人以上の方と語り合う機会となりました。アリスはまず冒頭で(前の投稿「ビジネスリーダーへのメッセージ」にも書いた)SSA=学校支援型農業の提案を紹介しました。「学校が生産者を買い支え、すべての子どもたちにローカルでリジェネラティブな学校給食を与えること。それは、気候変動を止め、私たちの健康と地球の健康を回復するために欠かせない “Delicious solution = おいしい解決策” なのですよ」と。その上で、「石田先生。ピザ窯もとっても素敵だったけれど、学校として、その前にやることがあります。 キャンパス内を歩いていたら、空き地がたくさんありました。すべての空き地に果樹を植え、畑を作るところから始めましょう。食堂の食べ残しをコンポストして、堆肥を作り、空き地で食べ物を育てたら、新鮮な食材が手に入るだけでなく、炭素も固定できるんですから。 私の友人、ゲリラガーデナーのロン・フィンリーはいつも言うんですよ。”食べ物を植えることは、札束を刷るようなものだ” って。 季節ごとの果樹や野菜でいっぱいのキャンパスは、どんなに美しいでしょう!きっと日本のモデルになることができます」「(温室効果ガスの排出量を劇的に減らさなくてはならない)2030年まで、私たちに残された時間は、あとわずかです。大学や自治体、モデルとして注目を集められる場所ではじめていくしかありません。 デンマークのコペンハーゲンでは、ローカルでオーガニックな給食を義務化して、ほぼ達成できています。フランスのパリでも、市長の英断で学校給食が変わりました。今、市内のすべての学校に、200km圏内にあるリジェネラティブ(環境再生型)な農園から食材調達をする義務があります。 日本の学校にも、フランスのように、皆で食卓を囲む美しい文化が残っています。ここで始めることならきっと、世界のモデルにだってなれるんです。食マネジメント学部なら、なおさらですよね?」「小さな町バークレーで私たちがやったのは、決して、たくさんのことじゃない。たった2つのモデル - シェパニースとエディブルスクールヤード - を大切に育むことでした。エディブルスクールヤードのネットワークは、28年間で6200校に広がったけれど、それを自分一人でやろうと思ったことはありません。目の前の小さなモデルを皆で確実に育むこと、それが大切なんです。 この学校でなら、日本の皆さんなら、きっとできます」そんな風に結ばれて、石田先生も、参加者も、通訳のわたしも、楽しい宿題を受け取ったような気持ちなりました。他にもたくさんの素敵な物語がありましたが… 続きはぜひ、映画でご覧ください!