BOWDOCKブランドデザイナーの吉田です。今回は、前回に引き続きまして企画書の中身を公開しちゃいます。あー、こんなこと考えてたのと笑わずに見ていただければと思います。1.物理的音質チューニングピクトグラフにありました円と四角ですが、立体的にすると円筒と長方形になります。円筒は長方形と分離して、円筒に空けられた穴から下の長方形に波動が届き長方形前方の穴から波動が出入りするというダブルバスレフ型という構造体です。円筒に開けられた穴の大きさを調整する事により下部の長方形に伝わる波動の量をコントロールする事ができます。穴の大きさを目で見て確認するために円筒は透明な材料が必須です。単にデザインだけで透明素材を使用している製品とは異なり、機能上必要な透明素材がインテリア性を向上させるという一石二鳥の役割を果たしています。2.上下キャビネットの交換による音質チェンジ物理的音質コントロールを実現するための上下キャビネットの分離構造は、上部キャビネットを自由に交換できるというメリットが生まれます。スピカーユニットが異なる上部ユニットのみの開発やこれから発売されるBOWDOCKブランドの物理的音質チャーニングを搭載したブックシェルフ型スピーカーシステムに搭載される上部キャビネットと交換することができるので、楽曲に合わせて自分好みのスピーカーシステムを楽しむ事ができます。3.選べる配線のつなぎ方アンプとBOWDOCKを接続するケーブルは、バナナプラグ・Yラグ・直付けの3種類の接続ができるスピーカーターミナルを装備しています。4.スピーカー内部を簡単にカスタマイズ一般的なスピーカーシステムは内部へのアクセスは難易度が高く個人で音質チューニングする敷居は高いです。ところがBOWDOCKは上部キャビネットを取り外すだけで内部へのアクセスができますので、下部キャビネット内に配置されています透明なバスレフチューブの長さの変更、スポンジなどでいらない音や容積を狭くして音の調整が簡単にできます。オーディオ上級者が行っている音の追求を手軽に体感できます。BOWDOCK誕生前にエンジニアへの説明用に作成した企画書でした。いかがでしたでしょうか?BOWDOCKに興味がもてたおもしろかったなどなどご感想をいただけたらうれしいです。
BOWDOCKブランドデザイナーの吉田です。思い返せば最近のことのようで2021年のはじめ頃に新しいものづくりを考えていて、念願の音楽に携わるプロジェクトを考えていましたが、その時ちょうどKENWOODのアンプが調子悪くなりはじめた事もあり、手の届く価格で高音質なオーディオ機器が提供できたらおもしろいなとぼんやりとした感じでスタートしました。オーディオ機器のマーケティングを開始したところ、スマホ時代という事もあり、イヤホン・ヘッドホンが主流で、特に目新しいものは見つかりませんでした。故障したアンプの代替品を探したところ目を引いたいのが海外製のデジタルミニアンプでした。片手で持てるほど小さなアンプは真空管とデジタルのハイブリッド構造で、さらにBluetooth5.0搭載なので別途Bluetoothレシーバーを購入する必要なくスマホ・タブレット・PCの音源を利用できる優れもので、海外でこんなものが生産されているとは驚きました。早速、注文してみました。音質も信じられないほど良好で、女性ボカーカルの高いところで気持ち良い歪みがかんじられるので真空管がうまく機能しているようにさえ感じられました。「アナログで贅沢・デジタルで節約」他社との共存により高音質を低コストで提供できるオーディオシステムの構築ができる事を確信しましたので、昭和のステレオブームまでとは行かないまでも「低コスストハイエンドオーディオシステム」により、令和時代の音空間づくりを提案すれば、ステレオを知らない若年層からオーディオを手放してしまった中高年層に受け入れられるのではと考えました。これを実現するためには、見た目も機能も、かつてないスピーカーシステムが必要だと考えました。令和のオーディオシステムと昭和のステレオブーム製品との差別化を測る必要があります。デジタルを取り入れることはもちろんですが、昭和時代のステレオで不満を感じていたものを解消できれば革命的なオーディオシステムになるはずです。キーワードは「負の解消」楽曲の録音状態でいじってしまうのがアンプのトーンコントロール機能です。電気的な信号を変えてしまうので音痩せをしたり極端な音質変更になってしまうことが多くて、結局はフラットで聴いていました。電気的な信号をいじらずにスピーカー自体で物理的に音質コントロールができればクリアーな音質が生まれるのではと考えました。ひとつのピクトグラフイメージが創造できました。これを実現できれば世界初のスピーカーシステムの誕生になるはずです。まずは3D CGでモデリングを制作してピクトグラフの造形をリアルにしたスピーカーシステムの企画書を作りました。また、小ロット生産でもすぐに対応いただくために、YOKOHAMA madeとして、横浜の工場を拠点とした製造を考えました。企画内容をご紹介するのはお恥ずかしいですが、よりBOWDOCKを知っていただきたいので、この続きは次回でお伝えさせていただきます。
BOWDOCKブランドデザイナーの吉田です。弊社はオーディオ業界のデザイーナーズブランドとして、エンジニアとは異なるデザイナー視点で製品開発を進めています。すべての商品のデザインは、機能させるためのアイディアや利便性を追求して、それを実現するための機構から生まれたデザインです。スピーカーインシュレーターという製品を知っている方は非常に少ないと思います。たぶんオーディオに詳しい方以外は「?」になってしまいます。ニッチなニーズのため販売数は見込めませんが、スピーカーシステムの必需品と考えていますのでクラウドファンディングを通してスピーカーインシュレーターを広めたいと開発しました。BOWDOCK INSULATOR / バウドックインシュレーター(以降はBOWDOCK INSULATORと表記)は「神秘性と可能性をデザイン」というコンセプトで、ピラミッドの形状をモチーフに三角をポイントとしています。また、面を作るには図形として三角からはじまり四角・五角・六角と角を増やしていくと採取的には角が取れて円になると想像できます。はじまりの「三角」と終わりの「円」による組み合わせが、神秘性が強く可能性を感じるデザインになると創造しました。機能面ではいかにスピーカーから接地面に伝わる振動を少なくすることができるかという課題に挑戦しています。私が尊敬するエンジニアが、スピーカーシステムの構造を考える際には、目に見えない波動をイメージするよりも、目に見える水の流れを想像しないさいと助言をいただきました。つまり比喩的なイメージでものごとをわかりやすく理解する方法です。スピーカーインシュレーターの「振動=熱」に置き換えて熱を抑える方法としてPCなどに採用されているヒートシンクをイメージしました。ヒートシンクとは、金属の高い熱伝導性を利用して放熱、排熱を行う部品です。空気に触れる面積が広ければ広いほど放熱効率が向上するので、単なる一枚板ではなくフィン形状の複数の板が付いた形状が一般的です。三角=トライアングルと円=サークルの組み合わせたデザインに神秘性と可能性を感じます。トライアングルのまわりにサークル上のフィンを3つ巻きつけた形状がBOWDOCK INSULATOR / バウドックインシュレーター です。BOWDOCK INSULATORは振動吸収→振動放出→振動圧縮を繰り返す形状をイメージしてデザインしているので、今までのスピーカーインシュレーターとは異質に感じると思います。BOWDOCK INSULATORは浮かんだリングの上にスピーカーシステムがあるようなインテリア性を兼ね備えた機構デザイン製品です。木材ブロックなどでリフトアップしてもそれなりの音質改善はできますが非常にカッコ悪いです(笑)かつてない形状のBOWDOCK INSULATORが4つ装着された手持ちのスピーカーシステムを、ぜひ、想像してみてください。CAMPFIREに出品していますBOWDOCK BLACKの現在の年間生産計画は40台です。数量限定モデルのような小ロット生産ですが、量産品ではなく部品ひとつひとつを製作しています。発明特許認定され、国も認めた製品なのでもう少し生産数を上げられると材料と運送価格高騰の中でも売価を維持できます。みなさまからのご支援をお待ちしています。BOWDOCK INSULATORビックカメラビックカメラ×コジマソフマップ楽天Yahoo!ショッピング上記をクリックするとECサイトがポップアップ表示されます。
BOWDOCKブランドデザイナーの吉田です。前回、BOWDOCK BLACKを音楽の視聴用ではなくて音楽を作成する時のモニタースピーカーとして活用するお話をしましたが、引き続き今回は応用編です。前回のMIDIキーボードはパソコンに接続して使用するために開発されたモデルです。ところがエレキギターやエレキベースなどの楽器はアンプに接続して音を出すのを目的として開発されたものなので直接パソコンに接続することができません。そこで登場するのがオーディオインターフェイスです。M-Track Solo自宅だだけでエレキギターやベースを弾くのであれば、アンプを購入するよりもオーディオインターフェイスがオススメです。私が使っているのは友人から貰ったKORG USB AUDIO Interface UA-3というモデルです。セッティングは、UA-3をUSBでMac Book Proに接続したらギターのプラグをUA-3に差し込むだけでOKです。GrageBandを立ち上げるとUA-3が自動認識されます。自動認識のままだとに音が出ませんのでGarageBandの設定から出力を自動認識された状態のUA-3から内臓オーディオに変更してあげる必要があります。たぶん、するとイヤホン端子からデジタルミニアンプに音が出力されるようになるのでBOWDOCK BLACKから音が出るようになります。GarageBandにはギター用のアンプシュミレーターというギターエフェクターとアンプを組み合わせたセットがいくつも用意されていています。右上のプルダウンメーニューにはたくさんの組み合わせが用意されていて、色々な音を試す事ができます。また、選んだセットからギターエフェクターをクリックすると実際にボリューム操作ができるので音質を変える事ができます。用意されている組み合わせのギターエフェクターとアンプを実際に購入したら家が建つからもしれない金額になると思いますのでお得ですね。あとがきDTMはもちろん、エレキギターをこれからはじめたい、家でギターを弾くためにアンプの購入に迷っていると思っているパソコン所有者なら、オーディオインターフェイスをオススメします。様々な音をエフェクターやアンプを購入しなくても再現する事ができるので経済的ですし、YouTubeなどをみながらギターの練習がお手軽にできます。マイクを接続すればボーカルにも様々なエフェクトをかけて録音する事ができますし、YouTubeでカラオケを楽しめたりします。M-Track Solo上記をクリックするとECサイトがポップアップ表示されます。
BOWDOCKブランドデザイナーの吉田です。今回は、BOWDOCK BLACKを音楽の視聴用ではなくて音楽を作成する時のモニタースピーカーとして活用するお話です。DTMは小室哲哉さんで有名になりましたが、Desk Top Music(デスクトップミュージック)の略で、パソコンを使用して音楽を作成編集する事の総称です。パソコンに専用のソフトを入れてキーボードやエレキギターなどの電気楽器の音を取り込んで自由に編集することができます。また、あらかじめギター・ベース・ドラムスなどの繰り返し演奏されている便利なループ音源がセットされいます。私が使用しているソフトはAppleが無償提供しているGarageBandでMac・iPad・iPhoneで音楽を簡単に作成できるソフトです。WindowsでもGarageBandを使う方法がネットで紹介されていますが、個人のご判断でご利用ください。DTM入門としては、ソフトをダウンロードしてトラック設定時にピアノを選ぶと、ソフトウエアキーボードを選ぶことができます。音を出してみるのであればこれでお試しができますが、やはりキーボードを購入して接続することをおすすめします。Akai Professional USB MIDIキーボードコントローラー 25鍵のキーベッドとアルペジエーター搭載 音楽制作ソフトウェア付属 Mac/Win PC対応 LPK25 ブラック6千円強くらいで購入できますし、鍵盤の数が片手分しかありませんのでピアノを習ったことがない私のようなものでも、なんとか弾くことができます。DTMの良いところは後からトラックを分けて多重録音ができますので、右手のパートを引いたところに左手のパートを後から重ねることができますので、実質右手だけで両手で弾いているような演奏を録音することができます。私の使っていますAKAI製のMIDIキーボードとパットです。入力機材をMacに接続するとGarageBandが自動的に認識してくれます。これだけでも使えるのですが問題なの音です。MacBook Pro内蔵のスピーカーではさすがに音が良くわかりません。PC用のスピーカーを繋げれば音の改善はできますが、作成した楽曲をオーディオ機器での視聴を考えるのであれば、ここでBOWDOCK BLACKの登場となります。MacBook Proで作成した楽曲データをiPhoneに取り込んで写真のBluetooth搭載アンプに接続して聴いてみるとMacBook Proで作成した音とまったく同じ音で聴くことができました。デジタルだから当たり前!今さら何を言っているのと思われると思いますが、もしもPCスピーカーで楽曲を作成していたとすれば、スピーカーの特性が異なりますので、オーディオ機器で聴いた際に意図してない音で聴こえる事でしょう。DTMで楽曲作成する際のモニタースピーカー選びはとても重要なので、ブックシェルフ型の小型なBOWDOCK BLACKなら、移動もらくらくなので、こんなところでも活用しているというお話でした。Akai Professional USB MIDIキーボード上記をクリックするとECサイトがポップアップ表示されます。