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老人と車イス。が目指す!日本にチャリティショップを作りたい!ロンドン研修費募集!

市民による社会問題解決のための手段として欧米ではポピュラーな『チャリティショップ』 それをもっと日本で広めて、しょうがい者の人の働く場や地域の人とつながれる場を作りたい。 そのために本場ロンドンへの研修費用を募ります。       

現在の支援総額

415,000

103%

目標金額は400,000円

支援者数

83

募集終了まで残り

終了

このプロジェクトは、2018/04/20に募集を開始し、 83人の支援により 415,000円の資金を集め、 2018/05/22に募集を終了しました

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現在の支援総額

415,000

103%達成

終了

目標金額400,000

支援者数83

このプロジェクトは、2018/04/20に募集を開始し、 83人の支援により 415,000円の資金を集め、 2018/05/22に募集を終了しました

市民による社会問題解決のための手段として欧米ではポピュラーな『チャリティショップ』 それをもっと日本で広めて、しょうがい者の人の働く場や地域の人とつながれる場を作りたい。 そのために本場ロンドンへの研修費用を募ります。       

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さまざまな壁
2018/05/02 17:54
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応援スタッフのよしおかです 私は、地域で生活してる障害者の手伝いをする仕事をしています。 ヘルパー制度、障害者割り引き、障害者雇用・・・この仕事をするまでは、障害者の生活はあまり困ることのないように、制度が整っているものだと思っていました。 でも現実は違いました。ある車イスを使っている、脳性まひの利用者さんがいます。 家から近いところではなく、少し遠出をしようとするときの話。例えば東京へ行って、コンサートに行きたいと思ったとき、ただこれだけでも数々の壁を乗り越えなければなりません。 介助者と二人でなら行ける範囲が広がるからこその、障害者割り引き。 自分一人分にプラスして、ヘルパー二人分の交通費と宿泊費。新幹線の利用料金は、乗車料金は半額になるけど、特急券代は半額になりません。これは発声ができない利用者さんの代わりにJRに電話して確認したんですが、そのことを初めて知って、驚きました。そして当たり前のように係の人は言いました。「車イスなら、指定席にしか車イス用スペースないので指定席買ってください」と。あんたは鬼か!新大阪駅から乗るのに(新大阪始発)、なんでわざわざ指定席買わなあかんねん!ただでさえお金かかるのに、まだかけさせるのか!とツッコミたくなりましたが、「また予約しときます~♪」と言って電話を切りました。結局いつも新幹線の車両をつなぐコンコースに乗車します。結局、交通費の面では、障害者割り引きは近場でしか活かせない。 あと、まだ壁があります。それは本来は壁ではなく、障害者が色んなところで参加できるために作られた、ヘルパー制度。「あまり遠すぎるところへ行くと、ヘルパーが可哀想」「ヘルパーがしんどい思いをする」そんな言葉が、ヘルパー側からも、利用者さん側からも聞こえてきます。 その人が住んでる地域で、ヘルパーの無理のない範囲でしか活動せず、ただ日々を過ごすためのヘルパー制度だったのでしょうか。今まで頑張って自分たちの思いをぶつけてきた先人たちは、今の形を望んでいたのでしょうか。 昔と比べると行動範囲は広がったのかもしれないけど、逆に私は、施設暮らしではない人たちは、施設ではなく、地域に閉じ込められているように感じることがある。 きっと舜さんは色んな"希望"があり、それを実現させる"選択肢"も、たくさん持っている。 その芽をつぶしてしまっている社会は、ただそれだけでも罪にあたるくらい、起きてはいけないこと。そして、その社会を作っている人間でもある私たち。 だからこそ、舜さんのロンドン行きは達成させたい。障害があるというだけで、選択肢が限られている現実を、少しでも変えるきっかけになるかもしれません。


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応援スタッフの清田です。   先日台湾にいってきました。そこで100以上の飲食服飾屋台が軒を連ねるナイトマーケットにいきました。まるでお祭りのようでした。 そこでティッシュや小さなお菓子などを大きめのかごに入れて、売り歩いてる人がいました。よくみると車いすの人でした。 実は五年前も同じ場所にいったのですが、その時も車いすの人が同じ物を売り歩いてました。 その車いすの人の背景やここにいたるまでは知り得てませんが、どうやら『お情け』や『同情』で買ってもらおうという風景でした。 僕は可能ならば誇りをもって仕事した方がいいと思っています。今自分がしてることは、あの人の役に立っている。そしてそれは自分しかできないことかもしれない。そんな誇りです。 申し訳ないけど、台湾の売り歩いてる車いすの人からは、その誇りは感じられませんでした。そんな状況ちゃうねん、とにかくお金かせがないと!というのもわかります。 それでもやはり、ありがとう助かった役に立った嬉しかった。そう言ってもらえることで人のエネルギーはあがっていくのかもしれません。 そんな誇りを持って仕事して、自分の生きる上でのエネルギーが貯まる場所。西本さんと藤原くんが作るチャリティショップは、そんな場所になることを目指しています。


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皆さま、こんにちは。このプロジェクトを応援するおばちゃんの野口です。 「福祉」て何ですか?て問われたら、 皆さんはどう答えますか?   35年前、「福祉」は「いただい」たり「お世話になる」ものでした。ボランティア活動をしていても、せせらわらわれる経験もしました。「ようやるわ…」と   「社会の幸せの「お世話になる??」変なことやなあ」との疑問から、大学で社会福祉を専攻し、西欧と日本の福祉の考えかたの違いに愕然とし、絶望しました。今の朝ドラ「半分青い」の時代です。   それから今日までに、法と施策、私たち市民の意識も変化してきました。でも、まだまだです。チャリティのあり方も。それを見に世界に飛び出そうというお二人、このプロジェクトを支える皆さんを尊敬しています。   「福祉」って、誰もが尊重されるべき人権を守り、いきいき生きる社会を私たち自身が実現していくことだと思うんですよ。   机の上で福祉を学んだ私ですが、自分の35年を生きてみてわかりました。   人は全然平等に生まれることも、育つことも、働くこともままならない。自分が悪さをしなくても、途中で予期せず穴ぼこに落っこちたり、躓いたり、時には後戻りしながら生きなければいけない。   それがじわじわわかると、人が生きていくことは、それ自体が素晴らしく、守り育てたいものになりました。われわれが自ら作り上げるなら、「福祉」ってステキなことばです。


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応援スタッフのまるもです   「時給20円、だからみんなと同じものが買えないんですよー」 笑顔でそう話す舜君の姿に、僕は心動かされていました。 この笑顔が出るまでに、どれくらいの体験を経て、どんな種類の葛藤をくぐってきたのだろう。 ・・・ 今の時代、課題はたくさんあります。その解決に向けてアイデアを出す人も結構います。ただ、実際に動き出せる人は、まだまだ足りていないように感じます。 自ら動く人に、人は動かさせる 今回のプロジェクトを通して、舜君のチャレンジが達成できることはもちろんですが、一歩踏み出してトライすることで、周りを巻き込めること、誰でも課題解決への担い手になれることを、示してくれると信じています! 共に活動していきます!!


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応援スタッフのせこぐちです   私たちの暮らしは、たくさんの選択肢によって構成されています。 映画を見ること。友達とご飯を食べること。パソコン作業をすること。仕事をすること。 たくさんの選択肢のうち、「わたしがいま何をしたいのか」を選択していくことが、当たり前の生活です。 でも、障害があるから当たり前の生活を送れない人もいらっしゃいます。当たり前の生活を送るために、相当な努力や時間、お金を要する人もいらっしゃいます。自分の意思にそぐわない生活を強いられる人もいらっしゃいます。やりたいことを諦めなければいけない人もいらっしゃいます。 ぼくは障害があっても当たり前な生活を送るようなサポートをするおしごとを8年間していました。働いていたときに特に意識していたのは、その人らしい暮らしをどのように演出していくのか。「その人はいま何をしたいのか」「その人はどのような生活を送っていきたいのか」を常に振り返り、実際のサポートに落とし込んでいました。 ぼくはたくさんの障害の方と向き合ってきました。そのなかで印象的な方がいらっしゃいます。彼女は発達障害を持っています。コミュニケーションが少し苦手で、言葉を直接的に捉えてしまったり、相手の感情を汲み取るのが出来なかったり、人との距離のはかり方が苦手です。 彼女はもともと一般企業で働いていました。毎月の収入は約15万円。ぼくと一緒に外出し、遊んだりご飯を食べたり飲みに行ったりのときは、給料から支払っていました。家族が誕生日のとき、何を送りたいのかを自分で選び、自分のお金で購入していました。 ある日、彼女は会社の先輩と意思疎通がうまくいかずパニックに陥り、職場で暴れてしまいました。その後、休職。最終的には、退職にいたりました。 一般企業を退職した後は、障害の方が働く作業所に入りました。1日数時間のおしごと。いままでの半分くらい。でも、給料はとても減りました。毎月1万円。一般企業で働いていたときの15分の1。ぼくと一緒に外出するときは、家族からお小遣いをもらい、その範囲内で外出を楽しんでいました。明らかに以前より楽しくなさそうな表情を浮かべていましたし、行動に制限が掛かっていました。家族が誕生日のとき、何も送ることはできなくなりました。 そのような日々が幾度となく重なっていったある日、彼女が唐突に嘆きを吐露しました。 「以前のように働き、給料をいただきたい。その給料でお父さんにウナギをおごってやりたい」と。僕はとても胸を打たれました。と同時に何とも言えない悔しさを覚えました。 障害があるだけで、生活を制限されてしまう。 障害があるだけで、給料を大幅に得られなくなってしまう。 障害があるだけで、社会から疎外されているように感じてしまう。 彼女から「仕事」をなくしただけで、彼女の生活は一気に彼女らしくなくなりました。当たり前の生活が成り立たなくなりました。 だから、障害がある人に「仕事」をつくっていけたら。障害がある人に「働く喜び」を感じていただけたら。障害がある人に「役割」を寄与できたら。障害がある人が「当たり前の生活」を過ごすようになっていけたら。 チャリティーショップをつくることでそれらの理想を実現しようとしています。そして、そこを出発点とし、園田のどこかしらに理想を散りばめていく。そして、関西全域に。西日本に。日本全国に。世界全体にぼくが考える理想があふれていくことがぼくの願いです。そして、彼女のように悔しい思いをする人を1人でも減らしていきたいです。