写真は1年前の、まるちゃん。ピンクのうさぎ犬になりました。難病と診断できたのは2ヶ月前。それまで、どれほど痛かったり、苦しかったのでしょう。
まるちゃんの闘病を見守っていた、仲間犬たち。だいすけ君。らんちゃん、なかちゃん。さんちゃん。まるちゃんが虹の橋を渡ってから、急に下痢や嘔吐をしたりします。それまでは、うんちはかりんとうのようにきれいで、食欲もあり、元気に走り回っていたのですが。
整腸剤入りのヨーグルトをあげて、一食抜いて、様子見です。まるちゃんが戦っていた炎症性大腸炎は、原因が不明ですが、うつることはないと言われています。
みんなの体調不良は、闘病中のまるちゃんを見守り、亡くなっていく姿に寄り添っていたからなのかなぁと。心優しい犬たち。時には人以上に仲間思いで、苦しむまるちゃんを慰め、支えていたのかもしれません。
4頭さんのお腹を優しくマッサージして、体調は乳酸菌に託して1日が過ぎると、どの子も少しずつ元気になってきたように見えます。いつも思うのは、人にはなかなか犬たちの気持ちが測れないのに、犬たちは敏感に周りの悲しみや苦しみを察して、一緒に寄り添ってくれているのではないか、ということです。
具合の悪い4頭さんの温かでふにゃふにゃしたお腹をマッサージしながら「大丈夫だよ。まるちゃんは、苦しさから解放されて、先輩のたかたゃんやクロちゃんたちと楽しくあそんでるからね」。その言葉に、どの子も、じっと、見た目返してくれます。
4頭さんたちの吐きと下痢は数日で完全に治りました。お骨になったまるちゃんと挨拶して、なぜか、ほっとしたのかもしれませんね。