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木造校舎を残したい!学生が地域と連携して実験的に開くノスタルジック廃校カフェ!

2023年11月18日(土)と25日(土)、私たちは京都府京丹波町にある旧質美小学校にて、地域の皆様のご協力を頂きながら「ノスタルジー」にフォーカスした廃校カフェを実験的に開きます!大学で学んだ知識を活かしてその価値を計測し、貴重な歴史文化資源である木造校舎の保存・継承に貢献します!

現在の支援総額

225,000

112%

目標金額は200,000円

支援者数

31

募集終了まで残り

終了

このプロジェクトは、2023/11/07に募集を開始し、 31人の支援により 225,000円の資金を集め、 2023/12/10に募集を終了しました

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木造校舎を残したい!学生が地域と連携して実験的に開くノスタルジック廃校カフェ!

現在の支援総額

225,000

112%達成

終了

目標金額200,000

支援者数31

このプロジェクトは、2023/11/07に募集を開始し、 31人の支援により 225,000円の資金を集め、 2023/12/10に募集を終了しました

2023年11月18日(土)と25日(土)、私たちは京都府京丹波町にある旧質美小学校にて、地域の皆様のご協力を頂きながら「ノスタルジー」にフォーカスした廃校カフェを実験的に開きます!大学で学んだ知識を活かしてその価値を計測し、貴重な歴史文化資源である木造校舎の保存・継承に貢献します!

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■ ご報告(2023年11月27日)

2023年11月18日(土)と25日(土)、京都府京丹波町にある旧質美小学校内の喫茶ランチルーム様にて、ノスタルジック・デザインを施した実験的なカフェイベント「ノスタルジックカフェ」を開催しました!

イベントを終えて

イベント2日間で95食を売り上げることができ、食事を注文された方だけでみても約100人の方に当カフェを楽しんでいただくことができました。

ノスタルジックカフェの様子

ご利用いただきました皆様、両日とも決して天気に恵まれたとは言えないあいにくの空模様でしたが、ご足労賜りましたこと深く感謝申し上げます。

厨房スタッフ

何よりも私たちがやりたいことをすべて受け入れてくださった喫茶ランチルーム様をはじめ、旧質美小学校関係者の皆様には改めて厚くお礼申し上げます。

喫茶ランチルーム様、ありがとうございました!

これから私たちは、イベント内で集めたアンケートデータの分析に入ります。

最終的には廃校カフェにおけるどのような店舗デザインが人々に高く評価され、それらの価値がどれほどかを金銭的に評価します。

引き続き応援をどうぞよろしくお願いいたします!


■何をするのか?ープロジェクトの背景と目標ー

近年、少子化に伴う児童生徒数の減少により、廃校施設の数は増加の一途を辿っています。

廃校発生数の推移

こうした中で、旧校舎を他用途に活用することで、それらを残そうとする取り組みが各地でみられます。

その一つが「廃校カフェ」としての活用です!

cafe ねこぱん様の店内

このノスタルジー感あふれる廃校カフェの魅力を高めるデザインを提案し、その普及を通して高い歴史文化的価値をもつ木造校舎の保存、継承に貢献したい!

これが、今回当団体が立ち上げた「ノスタルジック・デザインによる廃校・木造校舎カフェ価値向上プロジェクト」です!


■ご挨拶

「ノスタルジック・デザインによる廃校・木造校舎カフェ価値向上プロジェクト」は、立命館大学経済学部寺脇拓ゼミに所属する3回生メンバー22名を中心とした研究グループです。

活動の中心を担う3回生メンバーです!

私たちは、自然環境、食品安全、歴史文化財といった、市場で直接取引されないモノの価値を計測したり、それらに対する需要を分析したりする研究に取り組んでいます。

その中で毎年、地域連携・課題解決型のプロジェクトを立ち上げ、学んだ知識を使って実社会の課題に応える集団的な研究活動を行っています。

ゼミの活動の詳細は、以下の当ゼミホームページをご参照ください。

▶立命館大学寺脇拓ゼミー知を備え、街へ出ようー

ゼミのホームページをご覧ください!


■プロジェクトのきっかけ

私たちは今年度春学期に、京都府京丹波町にある旧質美小学校を訪れ、そこで営業されているPandozo Cafe様を対象に、旧校舎をカフェとして活用することで生み出される社会的な便益(訪問者の満足感を金銭評価したもの)を計測しました。

5月にアンケート調査を実施しました!

その結果、旧質美小学校におけるカフェ活用が生み出す便益は年間約2150万円に上ることがわかりました!

研究成果をゼミの発表会でプレゼンすると共に論文にまとめました

この結果は、木造校舎をカフェとして活用することが、その建物の保存、継承に向けて効果的な取り組みであることを示します。

しかしながら、既存の廃校カフェは木造校舎の雰囲気を活かしながらも、メニューや音楽などは現代的なものを使用している印象があります。

旧校舎が人々に与えるノスタルジーにフォーカスし、そのノスタルジーを喚起する店舗デザインを取り入れれば、廃校カフェの魅力はさらに高まるかもしれない!

この仮説を検証するのが当プロジェクトの目標です!


■どうやって調べるのか?

ノスタルジーを喚起する廃校カフェに対する人々の評価を明らかにするため、私たちは次の二つの活動に取り組みます。

1.ノスタルジック・デザインを施した廃校カフェを実験的に開催し、人々にそのカフェを体験してもらう。

2.京都・奈良・三重にある廃校カフェを紹介するパンフレットを作成し、それを広く配布することで、人々に様々なタイプの廃校カフェを知ってもらう。

その上で、1のイベント参加者を対象にアンケート調査を行い、そのデータを分析することで、廃校カフェにおけるノスタルジック・デザインの価値を計測します。

なおイベントに先立って、会場となる京都府京丹波町の皆様や私たちの親族を対象にヒアリング調査を行い、40代以上の方々が視覚味覚聴覚の観点から小学校の何にノスタルジーを感じるかを調べました。

ヒアリング調査票

その結果に基づいて、今回開く実験的なカフェに取り入れるノスタルジック・デザインを考えています。


■ノスタルジック廃校カフェイベントの開催

2023年11月18日(土)・25日(土)の11:30~15時、京都府京丹波町にある旧質美小学校内の喫茶ランチルーム様にて、ノスタルジック・デザインを施した実験的なカフェイベント「ノスタルジックカフェ・喫茶ランチルーム」を開催します!

■日時:2023年11月18日(土)・25日(土)の11:30~15時

■場所:旧質美小学校内「喫茶ランチルーム」(京都府船井郡京丹波町質美上野43)


旧質美小学校

当イベントの開催に向けて喫茶ランチルーム様の店内デザインを検討中!

喫茶ランチルーム様の店舗は、当時質美小学校の全児童が集まって給食をとっていた食堂です。

上の写真のピンク色のテーブルは開校当初から使われていました。

当時の食堂の様子

普段は地元の女性グループの皆様が、毎週土曜日(11:30~15時)、月替わりでその土地の食材をふんだんに使用した手作りのランチメニューを提供されています。

そのやさしい味は質美の自然の豊かさとそこに住む人々の温かさを伝えてくれます。

私たちもランチメニューをいただきました!


1.ノスタルジック・デザインその1:ノスタルジーを感じる学校風景を映写

当イベントでは、視覚でノスタルジーを感じてもらうため、質美小学校の昔の学校風景をスライドショーで会場の壁に映写します。

壁に映写した当時の給食風景

ヒアリングの結果、運動場、体育館、教室、渡り廊下、図書館、校門などの場所、そして運動会や文化祭、給食などの場面にノスタルジーを感じるという意見が多く聞かれました。

質美小学校におけるこれらの風景写真を地元の皆様からいただき、スライドを作成しました。


2.ノスタルジック・デザインその2:学校給食をフィーチャーしたメニューの提供

今回のイベントでは、味覚でノスタルジーを感じてもらうために、次の給食をイメージしたメニューを提供します。

(1)コッペパン(丹波黒豆使用)
(2)揚げパン(丹波黒豆きな粉使用)
(3)牛乳+ミルメーク
(4)地場産の野菜を使ったクリームシチュー

これらをアルミのトレイに載せてご提供します。

コッペパン(長さ約15㎝)には、喫茶ランチルームの皆様に手作りいただいた地元産高級丹波黒豆の煮豆を使います!

丹波黒豆の煮豆使用!

現在試作中です!

揚げパンのきな粉も丹波黒豆高級きな粉です!

牛乳は昔懐かしいビンに入った牛乳(180ml)をご用意しています。

さらに、喫茶ランチルームの皆様が作ってくださる、地元の野菜をふんだんに使ったクリームシチューを、実際に給食で使われていた容器に入れてご提供します!


3.ノスタルジック・デザインその3:懐かしい楽器をフィーチャーしたBGM

店内では、聴覚でもノスタルジーを感じてもらうために、オルガンやリコーダー、ピアノなどをフィーチャーしたBGMを流します。

約30分に一回、チャイムも鳴ります!


■近隣の廃校カフェを紹介するパンフレットの配布

今回私たちは、イベント会場となる旧質美小学校がある京都、大学のキャンパスがある滋賀周辺の木造の廃校カフェを取材しました。

自らの足で情報を集めました!

その結果を「京都・奈良・三重の廃校・木造校舎カフェ」(フルカラー、A4巻き三つ折り)としてパンフレットにまとめ、3000部印刷しました!

このパンフレットを各廃校カフェや旧質美小学校、および京都府内の観光案内所などで配布します!

完成したパンフレット

パンフレットで紹介している店舗は次の4店舗です。

(1)cafe ねこぱん(京都府南山城村・旧田山小学校)
(2)Pandozo Cafe(京都府京丹波町・旧質美小学校)
(3)Cafe カエデ(奈良県宇陀市・旧宇太小学校)
(4)桐林館喫茶室 筆談カフェ(三重県いなべ市・旧阿下喜小学校 )

多くの皆様に各地の廃校カフェを訪れていただいて、廃校カフェにも様々なタイプがあることを知っていただきたいと思います。

ぜひパンフレットをご覧いただき、廃校カフェを訪れてください!


■イベントでアンケート調査を実施します!

ノスタルジック廃校カフェイベントに参加された皆様を対象に、アンケート調査を実施いたします。

そのアンケートデータを分析することで、上記の視覚、味覚、聴覚の観点から考案したノスタルジック・デザインの価値を計測します。

具体的には、各ノスタルジックデザインを施した廃校カフェに対して、そうでない廃校カフェと比較したときに、人々が高くなっても良いと考えるランチセットの価格を導きます。

そのために、次のようなコンジョイント質問を行います。

コンジョイント質問の一例

この調査によって得られたデータを統計的に分析することにより、最終的には各ノスタルジックデザインを施した廃校カフェに行く代わりに高くなっても良いと思うランチセットの価格を計測することができます。

これらの情報は、これから廃校カフェを営業しようと思う人々にとって有益な情報となり、木造校舎の保存、継承に貢献するものと考えています。


■支援金の使い道

今回ご支援いただいた資金は、以下の費用として使用させていただきます。

(1)給食をベースとしたメニューの開発・材料費:40,000円

(2)トレイ、皿など食器類の購入費:20,000円

(3)廃校カフェ紹介パンフレット「京都・奈良・三重の廃校・木造校舎カフェ」(フルカラー、A4巻き三つ折り、3000部)の印刷費:20,000円

(4)会場設営や調査実施に必要な備品の購入費:20,000円

(5)関係機関との調整・イベント開催に必要な交通費:40,000円

(6)クラウドファンディングのリターン品の購入費用・送料:25,000円

(7)クラウドファンディング手数料:35,000円

総額で200,000円になります。


■活動スケジュール

当活動は次のスケジュールで進められます。

2023年11月18日・25日 旧質美小学校にてノスタルジック廃校カフェイベントの実施・アンケート調査

2023年12月10日 クラウドファンディング終了

2023年12月下旬 データ集計

2024年1月~2月 データ分析・論文執筆・研究成果報告書作成

2024年1月下旬 リターン発送(研究成果報告書が含まれる1万2000円の【報告書コース】と2万円の【全セットコース】を除く)

2024年3月下旬 研究成果報告書発行・1万2000円の【報告書コース】と2万円の【全セットコース】のリターン発送


■これまでのゼミの活動

当ゼミでは、これまで10回にわたって、地域連携・課題解決型のプロジェクトを立ち上げ、集団的な研究活動を行ってきました。

過年度プロジェクトの一覧です!

詳しくは、上の画像をクリック/タップして、その活動内容をご覧ください。

直近5回のプロジェクトでは、今回と同じくクラウドファンディングにより資金を集め、全て100%を達成しました!

その際作成したクラウドファンディングページは以下の通りです。

▶大学生が挑む!リユースによるびわ湖のヨシストローの社会実装化!(2022年度)
▶古民家カフェで米粉スイーツを!大学生による日本の原風景継承に向けた社会実験(2021年度)
▶コロナ禍の中で憩いの場を!大学生がびわ湖で開く「渚と森の青空ブックカフェ」!(2020年度)
▶大学生が作る!びわ湖から生まれたヨシストローで#SDGs!(2019年度)
▶学生主催!べんがら色の食イベントで近江八幡を盛り上げよう!(2017年度)

過去5回のクラウドファンディング

当時、ご支援いただいた皆様におかれましては、改めて厚くお礼申し上げます。

各活動の成果につきましては、当ゼミのホームページにまとめておりますので、そちらをご参照ください。

▶リユースによるヨシストロー社会実装化促進プロジェクト(2022年度)
▶米粉スイーツ&古民家カフェによる日本の原風景継承プロジェクト(2021年度)
▶渚と森の青空ブックカフェプロジェクト(2020年度)
▶ヨシストローによる#SDGS推進プロジェクト(2019年度)
▶近江の彩り べんがら色彩スイーツ&ミールプロジェクト(2017年度)


■リターン品のご紹介その1:筆談カフェセット

今回作成したパンフレットでご紹介しております桐林館喫茶室【筆談カフェ】様のご協力のもと、当プロジェクトのオリジナルラベルを貼ったドリップコーヒー(10g、1杯分)と筆談カフェ用のノート(A5サイズ、30枚、60ページ)をセットにしたものをリターンとしてご用意しております。

オリジナルラベル付きドリップコーヒーと筆談カフェ用ノート(5000円の【筆談カフェコース】に含まれます)

<ドリップコーヒーの商品紹介>

 名称:レギュラーコーヒー(粉)
 原材料名:コーヒー豆(生豆生産国名:ラオス、ケニア)
 内容量:10グラム(1杯分)
 賞味期限:2024年9月3日
 保存方法:高温多湿を避け、冷暗所にて保存してください。
 挽き方:中細挽き

桐林館喫茶室【筆談カフェ】様は、音声を発することなく筆談、手話、ジェスチャーなどでコミュニケーションをとるという独創的で新感覚のカフェです。

人の声を遮断することで五感が研ぎ澄まされる思いがします。

ぜひご自宅でもこの筆談カフェをご体験ください!


■リターン品のご紹介その2:ゼミ活動の成果物

過去のゼミ活動の中で製作した次の4つの成果物をセットにしたものも、リターンとしてご提供しております。

過年度のゼミ活動の成果物(5000円の【ゼミ成果物コース】に含まれます)

(1) 滋賀県版 米粉スイーツ×古民家カフェ
2021年度のプロジェクトで作成した、滋賀県内で販売されている米粉スイーツと、同県内で営業されている古民家カフェを紹介するパンフレット(A5サイズ、フルカラー、16ページ)。

(2) 滋賀の古書店・ブックカフェ「書をたずさえてカフェに行こう」
2020年度のプロジェクトで作成した、滋賀の古書店とブックカフェを紹介するパンフレット(フルカラー、A4巻き三つ折り)。

(3) 近江の彩り べんがら色彩スイーツ&ミール レシピ集
2017年度のプロジェクトで作成した、べんがら色のスイーツやスナックのレシピと、近江八幡とべんがらとの歴史文化的な関わりを紹介した冊子(A5サイズ、フルカラー、16ページ)。

(4) 愛彩菜でカフェメニュー クッキングレシピ集
2015年度のプロジェクトで作成した、大学のキャンパスがある滋賀県草津市の地野菜「愛彩菜」を使ったカフェメニューのレシピ集(A5サイズ、フルカラー、16ページ)。


■リターン品のご紹介その3:ヨシストロー

当ゼミでは2019年度、びわ湖に生育するヨシを材料にストローを作り、その「ヨシストロー」の価値を計測する研究活動に取り組みました。

さらに2022年度には、ヨシストローの水に強い特性を活かして、10分間の煮沸を10回繰り返した「リユースしたヨシストロー」に対する需要を分析しました。

今回これらのヨシストローを製作し、「未使用のヨシストロー」と「リユースしたヨシストロー」の2つをセットにしてご提供いたします。

※リユースしたヨシストローは10分間の煮沸を10回繰り返したもので、人は使用しておりません。

※天然のヨシを手作業で切り出すため、長さや太さには多少ばらつきがあることを予めご了承ください。

ヨシストローセット(5000円の【ヨシストローコース】に含まれます)

2019年度と2022年度にそれぞれ作成したヨシストローの紹介パンフレット「ヨシストローで#SDGs」(フルカラー、A4巻き三つ折り)と「リユースヨシストローでSDGs・MLGs」(フルカラー、A4巻き三つ折り)も付きます。

この機会にぜひヨシストローをお使いいただき、その品質の高さとリユースに耐えられる強度を知ってください!


■リターン品のご紹介その4:研究成果報告書

毎年、プロジェクトの成果をまとめた報告書を作成しています!

研究成果報告書(1万2000円の【報告書コース】と2万円の【全セットコース】に含まれます)

分析結果を中心に、パンフレットなどの成果物、関連する参考資料に加えて、活動時の写真集も含めた80ページ程度の分量を持つ冊子です!(ページ数は分析の内容や結果によって50~100ページぐらいの範囲で変わります)

分析と論文の執筆に時間がかかるため、発送が3月末ごろになりますが、私たちの活動の集大成ですので、ぜひ多くの方にご覧いただきたいと思います!


■応援メッセージをいただきました!

今回当プロジェクトに多大なるご協力をいただいております喫茶ランチルーム様より、応援のメッセージを頂きました!


地域のシンボル旧質美小学校を研究会場に選んでいただきありがとうございます。私たちボランティアグループは、地域を盛り上げようと10年ほど前に活動をはじめましたが、地域の高齢化やコロナウイルスの関係もあってお客さんも徐々に減っているのが現状です。

ゼミの若い学生さんたちの感性でさらに会場の良さを引き出し、質美地域を盛り上げてくださることと楽しみにしています。


心強いメッセージをありがとうございます!


今回お世話になった多くの皆様から、後日メッセージをお送りするとのご連絡を頂いております。

また届き次第、「活動報告」でご紹介していきます!


■最後に

今回のプロジェクトを進める中で、多くの木造校舎が取り壊されている実態を目の当たりにしました。

廃校カフェのオーナーの皆様からは、外からは一見順調そうに見えても、実際のところその経営は極めて難しいことも教えていただきました。

私たちは木造校舎で学んだわけではありません。

そこに「懐かしさ」を覚えるわけでもありません。

それでも、木造校舎をみるとそこに趣きを感じますし、校舎の中に入ればなぜか心が落ち着きます。

それは映画やドラマ、アニメなどで見た、私たちが経験したことのない世界に対する「憧れ」なのかもしれません。

微力ながら、現実にあるその世界を守りたいと思います。


必ず成功させて見せますので、ご支援のほどどうぞよろしくお願いいたします!


■団体の情報

団体名:立命館大学経済学部寺脇拓ゼミ ノスタルジック・デザインによる廃校・木造校舎カフェ価値向上プロジェクト

代表:堀尾貫太
副代表:坂口明日香
副代表:西田七海
会計:清水春那
広報:堀尾奈那

寺脇拓ゼミのホームページ:http://terawaki-lab.com/
寺脇拓ゼミのInstagram:https://www.instagram.com/terawaki.lab/
寺脇拓ゼミのFacebookページ:https://www.facebook.com/terawakiche/
寺脇拓ゼミのYoutubeチャンネル:https://www.youtube.com/channel/UC5AhZaU_U3c-RQlCDribJAA

お問い合わせ先:terawaki.lab@gmail.com


<募集方式について>
本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。

最新の活動報告

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  • 当プロジェクトの報告書が完成いたしました!「報告書コース」「全セットコース」をご購入いただいた皆様には来週発送いたします。いましばらくお待ちくださいませ。なお報告書の内容のうち、分析部分については当ゼミホームページで公開しております。ぜひ一度ご覧ください! もっと見る

  • 京都新聞様の1月5日の朝刊にて当イベントの様子をご紹介いただきました!以下のリンクより記事をご覧ください!▶京都新聞様の記事 もっと見る

  • 結果速報!

    2023/12/31 16:24

    分析結果の速報です!今回当プロジェクトでは、ノスタルジーを喚起する廃校デザインとして、視覚、味覚、聴覚のそれぞれの観点から「学校風景の映写(視覚)」「学校給食をベースとするメニューの提供(味覚)」「懐かしい楽器を使ったBGMの演奏(聴覚)」を考えました。そしてそれらのノスタルジックデザインを施した廃校カフェを実験的に営業し、訪れた方々を対象に行ったアンケート調査のデータを分析することで、それらのデザインを施した廃校カフェに訪れるために人々が追加的に支払っても良いと思う金額(上がっても良いと思う旅行費用)を計測しました。分析においては、得られたサンプルを小学校時に通っていた校舎が木造であった人とそうでなかった人に分割し、その違いが支払意思額やその他の回答に与える影響を見極めることに取り組みました。ノスタルジーマーケティングの分類に従えば、小学校時の校舎が木造であった人は「個人的ノスタルジー」、木造以外であった人は「歴史的ノスタルジー」を感じる人に分類されます。得られた主要な結果は以下の通りです。1.ノスタルジックデザインの中で最も高く評価されたのは「学校給食をベースとするメニューの提供(味覚)」であり、その支払意思額は1783円となった。次いで「懐かしい楽器を使ったBGMの演奏(聴覚)」に対する支払意思額が1327円となり、「学校風景の映写(視覚の観点からノスタルジーを喚起するデザイン)」は平均的には人々の効用に有意な影響を与えなかった。2.効用への作用の観点から「学校給食をベースとするメニューの提供」と「懐かしい楽器を使ったBGMの演奏」が組み合わさることで生じうる相乗効果の計測を試みたが、その効果は検出されなかった。3.木造校舎にノスタルジーを感じる人として、5段階評価で「4」あるいは「5」を付けた人(「5」が「とても強くノスタルジーを感じる」)の割合は約90%に上り、その値は小学校時に通っていた校舎が木造であった人(個人的ノスタルジーを感じる人)とそうでなかった人(歴史的ノスタルジーを感じる人)との間で差が見られなかった。4.「学校給食をベースとするメニューの提供」に対する支払意思額は、小学校時の校舎が木造以外であった人が2270円、小学校時の校舎が木造であった人が1090円となり、木造校舎に歴史的ノスタルジーを感じる人の方が個人的ノスタルジーを感じる人よりもそのノスタルジックデザインを高く評価することが示された。5.「学校風景の映写」は平均的には人々の効用に作用しないことが示されたが、小学校時の校舎が木造であった人とそうでなかった人に分類すると、そのデザインに対する支払意思額は、小学校時の校舎が木造であった人が-641円、木造以外であった人が638円となり、平均的にはそれらが相殺されていることが示された。今回の研究により、木造廃校カフェにおいてノスタルジーを喚起するデザインをより高く評価するのは、木造校舎を「懐かしむ」人(個人的ノスタルジーを感じる人)よりも「憧れる」人(歴史的ノスタルジーを感じる人)であることが示されました。これは当ゼミが作成したパンフレットの表紙に示した仮説「郷愁誘う木造校舎に憧憬する」を支持する結果だと言えます。詳細につきましては、また後日報告書が完成次第、分析部分をホームページに掲載いたします。今しばらくお待ちください。この度は喫茶ランチルーム様はじめ、質美笑楽講の皆様には大変お世話になりました。パンフレットの作成にご協力いただいた各店舗の皆様、クラウドファンディングにご支援いただいた皆様にも改めて厚くお礼申し上げます。 もっと見る

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