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漆を広める・守るプロジェクト

漆の生産量および漆器の売り上げは減少し続けています。日本の大切な伝統工芸である漆を守るため、漆のお箸と子供の食育をかけて、漆のことを知ってもらい使ってもらうことを目標としています。

現在の支援総額

323,500

107%

目標金額は300,000円

支援者数

58

募集終了まで残り

終了

このプロジェクトは、2023/11/27に募集を開始し、 58人の支援により 323,500円の資金を集め、 2024/01/15に募集を終了しました

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現在の支援総額

323,500

107%達成

終了

目標金額300,000

支援者数58

このプロジェクトは、2023/11/27に募集を開始し、 58人の支援により 323,500円の資金を集め、 2024/01/15に募集を終了しました

漆の生産量および漆器の売り上げは減少し続けています。日本の大切な伝統工芸である漆を守るため、漆のお箸と子供の食育をかけて、漆のことを知ってもらい使ってもらうことを目標としています。

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漆のことを知っている人がどれくらいいるのか、漆のお箸を普段使っている人がどれくらいいるのかを知りたくて、双星高校商業科の生徒とその保護者にアンケートを取ってもらいました。実際、この活動を始めるときにこの班の生徒たちもみんな漆って何?という感じでした。早速結果を見ていきましょう。Q1. 漆を知っていますか?という質問に対して、生徒は6割が知っている、保護者になるとほとんどの人が知っていると回答してくれました。漆という言葉は時々耳にするということですね。Q2.家でどんなお箸を使っているかという質問に対しては、生徒、保護者ともに半数がプラスチックのお箸でした。漆のお箸を使っているのはいずれも1割と、予想はしていたのですが残念な結果となりました。興味深いのは使っているお箸がプラスチックなのか、漆塗りなのか、木だけど合成樹脂が塗られているのかわからないと回答した人も4割ほどいたことです。お箸はほとんどの日本人が毎日必ず1回は使用するのではないでしょうか。中には、朝ごはん、昼ごはん、晩ごはんと1日3回使用する方も多いと思います。それなのに、意外と自分が使っているお箸について気に留めていないということですね。漆のこと、知ってください。使ってください。そして広めるのにご協力をお願いいたします。


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12/21(木)園田愛児園に行ってきました。今日は高校生8人の参加です。園児は年長さんの17人です。とても広い保育園で、お部屋にこんな立派な舞台がありました。舞台に上がって紙芝居をさせていただきました。みんな漆のこと、わかったかな~?紙芝居の後はお箸の持ち方を練習しましたよ。今日は、お箸がうまく使えなくて泣いちゃう子も出るハプニングが。毎日練習して上手になってください。今日は神戸新聞の方が取材に来てくださいました。取材された高校生もちょっとドキドキ。新聞でクラファンのことを宣伝していただけるととてもありがたいです。これで予定していた保育園6つの訪問が終了しました。欠席している子もいたので、80人くらいに参加してもらい、欠席した子にもお箸を渡してもらえるように預けてきました。年が明けたらリターンの発送準備に入ります。クラウドファンディングは1/15まで募集中ですので、皆様のご支援、お待ちしております。


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漆器をアピールするときに、漆は丈夫で長持ち!とよく説明するのですが、じゃぁ、長持ちっていったい何年持つの?と思いますよね。少なくとも我が家のお箸やお椀は何十年と持っているのですが、それより長い年月となると何年なのでしょうか?私が実際に見たことのあるもっとも古い漆といえば、奈良の正倉院展で展示されている長持ちや刀の鞘、鏡などです。奈良時代ですから1200年も前ですね。桁違いに長持ちなのが分かります。そして、さらに調べていくと、縄文時代の遺跡からも漆がついたものが発見されているという記事を見つけられます。写真は東村山市(東京都)の記事から拝借したものですが、下宅部遺跡という縄文時代の遺跡から見つかった櫛だそうです。これ以外にも漆掻きをした樹や、漆を入れていたと思われる容器などが見つかっています。この遺跡の年代は5000年前~3000年前と考えられます。(吉川昌伸ら、国立歴史民俗博物館研究報告 第187集 2014年7月)簡単に分解されてしまうプラスチックと異なり、非常に長い間その形を維持できるということがおわかりいただけるかと思います。写真は下記より拝借しました。縄文時代の漆/東村山市 (city.higashimurayama.tokyo.jp)


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12月14日は太陽の子(ひかりのこ)保育園にお邪魔してきました。お箸の持ち方を練習しましょうって手に取った途端、子供たち、正しい持ち方をするんですよ。びっくり!小物を用意してくださったのでみんなでお箸でつかむ練習をしたあと、紙芝居で漆のお話をしました。漆という言葉を覚えてねーと念押ししてきたので、お家に帰ってお話してくれたかな?


漆を掻く
2023/12/14 09:00
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漆ってどうやってとれるかご存じでしょうか。ウルシノキ(名前そのままなんです!)から取れる樹液が漆です。刀のようなもので木の幹を傷つけます。写真でいうと、下の方から傷つけていきます。一度に一本しか傷をつけません。そこかわじわ~っとにじみ出てくる樹液(ほんの少ししか取れません)をかき集めるのです。ごみを除去し、水分を飛ばして精製したものがお箸やお椀に塗られて製品になります。10年かけて成長したウルシノキ一本からとれる漆の量はコップ1杯ほど。漆が貴重で高い理由がお分かりいただけるかとおもいます。ウルシノキは主に寒い地域に多く、青森や岩手で国産漆が取れています。漆を掻いてくれる職人さんも国産漆の生産量減少に伴い減ってきています。ウルシノキも守らないといけないし、それに携わる職人さんも守らないといけません。漆のことを周りの人に広めるお手伝いをしてください。写真は以下のページより。漆の造り方:林野庁 (maff.go.jp)