皆さま、こんにちは。
NPOリンクトゥミャンマー理事長の深山沙衣子です。
写真はミャンマーのシャン州という少数民族州に当会通訳が訪れた際に撮影した写真です。
ミャンマーは州によって文化が異なり、このシャン州ラショーという場所では、温泉があります。日本のようにゆっくりお湯につかるというより、軽く水泳するような温泉です。約15年ほど前にトルコで同じような温泉に行った記憶がありますが、トルコの温泉を知っている方は「ああ、ああいう温泉ね」とイメージが湧くかもしれません。日本のスパリゾートハワイアンズや小涌園の自然バージョンというと、もっとイメージが湧きやすいかもしれないですね。
こうした話題はさておき、表題の「徴兵制」です。
ミャンマーでは軍人不足のため、若者世代の徴兵制の法律が制定されました。本当につい最近のニュースです。
ミャンマーで企業を経営する経営者は、従業員が軍に行かねばならないと人手不足になると戦々恐々としております。
日本に住むミャンマー人の中には、家族と再会するための一時帰国をやめる方もいます。
今後、海外で働く予定になっているミャンマーの人々は、この徴兵制とどう向き合うのでしょうか?
不透明な現状のまま、ミャンマーの人々は不安を抱えて、ますます海外への移住、就職へ向かう可能性が高いです。
ミャンマー人を移民として受け入れる国々は実に様々な文化があり、彼らにとって異文化に適応する教育訓練を受けるまえに、ミャンマーを出国する可能性が高いです。
日本に来るミャンマー人も例外ではなく、さまざまなプレッシャーがあり、また、一部はやはり教育訓練があまりないままに入国する方もいるでしょう。
日本でミャンマー人支援を行う必要性はますます高まっています。
引き続き、皆様の温かいご支援をどうぞよろしくお願いいたします。
NPOリンクトゥミャンマー理事長
深山沙衣子