「ねこの約束」って何だろう? きっとまた会えるねという約束?それとも多様なこころを大事にするよという約束?いぶきのみなさんとお話をしたり、一緒にものづくりの相談をしていると、子どもの頃のキラキラした日々や、何をやっていても面白くて楽しくて笑ってばかりいた高校時代を思い出します。でも、どんな時代でも笑顔の向こうには必ず小さな悲しみや悩み、苦しみがあったのです。それらを乗り越えられらたのは、自分が決してひとりではなかったからだと、今、つくづく感じています。 そうなんです。いぶきのみなさんは、「ここにいれば大丈夫、いつも誰かが誰かを支えているよ」と伝えてくれます。笑顔満載で。私はそんないぶきさんが大好きです。そして今回、新たにまたそんな居場所をつくるといういぶきさんを応援したい何かお返ししたいなぁって思います。 ーーーそこにきっと「約束」の答えがあると想うから。 古田菜穂子 さん岐阜県教育文化財団 tascぎふ文化芸術アドバイザー++++++++++++++++++++「ともに」という表現を見かけるたびに、誰と誰(何)をイメージして使われているのか気になります。ともすれば「障害のある人とない人」とか「障害者と健常者」とか簡単に「AとnotA」という2分構造で語られる社会。そこに否定排他的な無意識があるようでモヤモヤしています。関係は変わり続けるもの。だから「お互い様」なのにと思います。そんな中で、古田さんもの表現したい「ともに」はとても安心します。古田さんは「共創」、私たちは「関係の網の目づくり」と表現しているもの。社会は多様な「あなたとわたしの関係」の集まり。それを肌で感じられる場づくりを一緒にやってくれないかと投げかけてくださっていると受け止めています。
アンテナショップ「ねこの約束」を2年ぶりの再開、おめでとうございます。 インターミディエイターの仲間として、百々染やパエリアをご一緒してきた中で、やはり「ねこの約束」のインパクトは凄かった。 サッカー好きの私がワールドカップに出かけて、試合会場でアップされる「ねこの約束」の写真にはひたすら感動しました。 優しい想いが世界中に届いていく。 人の気持ちが繋がっていく様子が目に見える心地よさ。ダンクソフトもデジタルを通じて、いぶきさんたちとソーシャルキャピタルを上げていく活動をこれまで以上に連携して進めていきたいと思っています。 デジタルはこの40年で1億倍性能があがりました。 さらにここから40年で1億倍成長します。 その力を「いぶきさんの」あるいは地域のみなさんたちの、コミュニティ活性化やワークプレイスのデジタル化を協業していきたいと思います。 あらためて、再開、おめでとうございます。星野 晃一郎 さん株式会社ダンクソフト 代表取締役++++++++++++++++++++会報誌でもニュースレターでも歌でも、いぶきで使うタイトルや合言葉といえば「夢よもっとひろがれ」というフレーズ。その夢や願いを形にするために「こうしたいんだ!」と訴え続けてきた私たちに、こんな風に「未来の物語」を語ればいいんだよ、こんな風に「Co-learning ともに学び続ける」ことをすればいいんだよとお手本を見せて、「それいいね!」と元気付けて続けてくださる星野さんです。皆さんにも一緒にパエリアを囲んでいただく機会を作りますね!
私たち観光業は、名のごとく、この地域の光を観ていただくことを使命と考えております。そのひとつにいぶきさんから生まれた幾種類もの商品があります。 いぶきの仲間が自分らしく咲き誇る笑顔で、体を動かし生み出された品の数々。今や岐阜になくてはならない存在となっています。そして7年前に女将会オリジナルの鮎果鈴も生まれ、旅の思い出とともに世界へ渡っております。私は毎日社内で商品を目にするたび、互いに苦手なことをカバーしあえば、誰もが特性を生かし活躍できる世の中になるのではないかと感じております。そしてこちらのショップが誕生することで、多くの方の心に何かが芽吹き、世の中に心地良い風が吹くことと信じています。伊藤 知子 さん長良川温泉女将会会長++++++++++++++++++++この街が好きだから、この街のかけがえのない風景のひとつになりたい。私たちにもできる何かがきっとあるはず。そんな願いを持ち続けきました。「いぶきさんのおかげでね…」伊藤さんはじめとする女将会の皆さんは、ずっとそう言って私たちに「岐阜の光のひとつとしての誇りを持っていいんだよ」と伝え続けてくださっています。
僕の職場のデスクには、ピンク色のアマビエサマがある。とある流行感染症が日本中を席巻したとき、いぶき福祉会の方から入手したものだ。彼女(彼かもしれない)は、ネコのようなクリクリとしたお目目とネコのような三角のお耳と、ネコのようなお髭をもちつつ、いつも穏やかに僕の仕事っぷりを見ている。もしかしたら、このアマビエサマの前世は、ネコだったのかもしれない。 そういえば、なんかときどき「にゃん」って言っているような気もする。 そして、「あんな時代もあったね」と、穏やかに語りかけてきてくれる気もする。 そうか、きっと彼女(彼かもしれない、2回目)は、あの何気ない日常の大切さを、みんながお互いの表情を見せ合うことができる日を待ち続けているんじゃないだろうか。夢と、愛と、何気ない日常という喜びを再び。それが前世がネコだったような気がするアマビエサマが望んでいる「ネコからヒトへの約束」なのかもしれない。そんな「ネコの約束」の第二幕を、心より応援したい。 寺澤大祐 さん岐阜県総合医療センター新生児内科医長++++++++++++++++++「いのちのバトン」…寺澤さんが日本中で語りかけるときのテーマです。いぶきでもお話しいただいたことがありますし、それ以上に日頃接するたびに問いかけられているような気がしています。寺澤さんたちが病院で向き合うあかちゃんとその家族の皆さんにとって、「おとなになってもこんな場所があって、こんなすてきな人生があるんだよ」と希望に思ってもらえるようないぶきでありたいと思います。寺澤さんたちからのバトンを丁寧に託してもらえるように。
法人本部の北川です。福祉の枠を超え、この街でともに暮らし、ともに創る豊かな関係の中で、いぶきは歩んでくることができました。そのかけがえのない関係の網の目を、これからもさらにひろげていきたいと思います。いぶきとつながるステキな方々から応援のメッセージをいただいています。毎日少しずつご紹介してまいります。どうぞお楽しみに!まずは、私たちを新しい世界に案内し続けてくださる山本慎一郎さんからです。++++++++++++++++++++いぶきと歩んで12年になります。山本佐太郎商店にとって、かけがえのないパートナーです。いぶきの仲間たちとつくる「大地のかりんとう」は岐阜から全国に羽ばたいています。平坦な道ばかりではありませんでした。真剣に向かい合い、話し合い、改善を繰り返し、困難を乗り越えてきました。いぶきの新たな挑戦を応援しています!山本 慎一郎さん合名会社 山本佐太郎商店