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せともの×アートな食器ブランド始動!第一弾を予約販売開始!【愛知県瀬戸市】

陶磁器「せともの」の街、愛知県瀬戸市で生まれ育ったアートディレクターが、故郷の仲間と食器ブランドを立ち上げます!ブランド名はCLAY PARTY(クレイパーティー)。カリフォルニアでデザインを学んだアートディレクターの感性と故郷の仲間たちが創り上げたアート食器第一弾を予約販売します!

現在の支援総額

605,200

172%

目標金額は350,000円

支援者数

49

募集終了まで残り

終了

このプロジェクトは、2024/03/01に募集を開始し、 49人の支援により 605,200円の資金を集め、 2024/03/31に募集を終了しました

エンタメ領域特化型クラファン

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現在の支援総額

605,200

172%達成

終了

目標金額350,000

支援者数49

このプロジェクトは、2024/03/01に募集を開始し、 49人の支援により 605,200円の資金を集め、 2024/03/31に募集を終了しました

陶磁器「せともの」の街、愛知県瀬戸市で生まれ育ったアートディレクターが、故郷の仲間と食器ブランドを立ち上げます!ブランド名はCLAY PARTY(クレイパーティー)。カリフォルニアでデザインを学んだアートディレクターの感性と故郷の仲間たちが創り上げたアート食器第一弾を予約販売します!

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皆さんこんにちは、【CLAYPARTY】製造責任者の中田です!最近中田の活動報告がドキュメンタリーっぽくないか?と思いながらも読んでくださってる方々、本当に恐縮です笑笑できる限り当時の状況をリアルにお伝えしようと思うとどうしてもいつもの口調で文章を書いてしまいます。いつもの口調で今日お伝えするのは、わたし達の事業理念が出来上がっていく過程です。最後まで読んでいただけたら幸いです。【CLAYPARTY】の作品達は、製造元様の労力に見合った販売価格にする事になった。そして、製造元様に利益還元をするために、「フェアトレード」というものを思いついた。洋服の世界では最近よく耳にする言葉かもしれませんが、過酷な労働環境にも関わらず、低賃金で働いている人々がいること。しかし、ブランド側は工場の賃金の問題までは直接口を出せない。会社としては別の組織なので、当然である。そこで、そんな労働者の救いの手としてあるのがフェアトレード。その工場で製造された物が売れた場合、その利益の一部をブランド側が直接労働者に支払うシステム。有名なところだとパタゴニアという洋服のブランドがこれをやっている。洋服の世界のフェアトレードとは違うかもしれませんが、わたし達にもこれができないかと考えました。すぐには無理でも、ある程度の数が売れれば、製造費としてお支払いする金額を上げてもらう。2度目の製造、3度目の製造と少しずつでも上げていけば、利益還元している事になるんじゃないか?わたし達はそう考えました。次の製造費と事業継続に必要な経費さえ残れば、続けていく事はできる。あの製造単価が業界の相場だとするならば、誤解を恐れず言うならば、あの相場は「不当」だ。もちろんここで言う「不当」とは、わたし達が考える「不当」でしかありません。ですが何度も何度も製造現場に通い、目の前でその工程を見てきたからこそ、「不当」だと思うのです。次回へ続く。


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皆さんこんにちは、[CLAYPARTY]製造責任者の中田です。たくさんのお気に入り登録、ありがとうございます!!少しずつですが、目標に近づいております。ご支援本当にありがとうございます!今日お伝えするのは、[CLAYPARTY]の転換期2 事業理念です。飽きずに最後まで読んでいただけると幸いです。松元が新たなるデザインを練っている数日間、私は全く別のことを考えていた。製造元に利益還元をする方法はないのか?あのまま私達が量産していたら、薄利多売の仕事が増えただけ。仮にとんでもなく売れたとしても、ただでさえ深夜まで働いている人達をさらに追い込むことになる。販売価格を上げること、そのためにさらにクオリティの高いデザインで作り直すこと。それだけはチームで決まったが…思えばわたし達には確固たる事業理念がない。好奇心の赴くままスタートしてしまったので当然である。せとものについて調べている間、日本の焼き物産業の現状もわかってきた。売上高は10年で6割も減少している。あんなに素晴らしい技術を持った方達がたくさんいるのに。ある製造元さんは、「俺の代で閉める予定なんだよね、工房」と言っていた。せとものだけではなく、焼き物産業全体をもっと海外へ発信しなければいけないのでは?この頃から少しずつ、わたし達が進むべき道が見えてきた。そして、わたしには製造元に通ううちに芽生えた「想い」がある。これを元に、何があっても揺らぐことのない3人の事業理念を作ろう。次回へ続く。


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皆さんこんにちは、製造責任者の中田です!たくさんのお気に入り登録ありがとうございます!昨日は録画しておいた日曜劇場「マエストロ」を見て、妻と2人で号泣しました笑笑個人的な話ですが、やっぱり心温まるお話はいいですね!熱意が誰かに伝わる瞬間、心打たれます!今日お伝えするのは【CLAYPARTY】の転換期1 デザインです。最後まで読んでいただけたら幸いです。わたしが2人に提案した後、2人はこう言った。[せともの]の勉強をもう一回ちゃんとしよう。そして自分達のデザインありきで作るのではなく、[せともの]ありきでデザインを組み立てる。松元はそう言った。その上で、元々のデザインコンセプトは守る。当時の[CLAYPARTY]のデザインは、今回リリースする作品たちとは全く違う物だった。自分達が作りたい物、いわゆる[商品]でしかなかった。それを誰が見ても[せともの]だと分かる[作品]に0から作り直す。またまた松元が言った。松元よ、そうなったらお前さんが一番苦労することになるんじゃないんかい?確かに俺は言ったよ、やり直そうって。でもさ、0からってのは言葉のあやで、利益を窯元さんに還元したいとかそういう意味でさ。当の本人は、新たなデザインを生み出すチャレンジにとっくに燃え上がっている。すごいね、アートディレクターってのはさ。ざっくりお話しすると、ひとまずチームとして調べ上げた結果、瀬戸焼の代表的な色は「黄瀬戸」という色だと知った。そして絵付けでは青藍色の顔料「呉須」が使われていること。せとものに限ったことではないけど、割れた陶器を修復するのに漆を使ってくっつける「金継ぎ」という技術が存在すること。それら全てを組み込む事ができるデザインを、松元は新たに構築することになった。次回へ続く。


製造現場の現状
2024/03/04 12:00
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皆さんこんにちは、[CRAYPARTY]製造責任者の中田です!!お気に入り登録をしてくださった方々、本当にありがとうございます。3日目の昨日もまた新たにご支援いただけたこと、チーム一同本当に嬉しく思っております‼︎今日お伝えするのは、[製造現場の現状]です。飽きずに最後まで読んでいただけると幸いです。サンプルが出来上がったと窯元さんから連絡があったので、仕事帰りに伺った。その日は仕事が遅番だったので、遅い時間に申し訳ない気持ちで伺ったのだが、窯元さんは平然と働いていた。時刻は21:30。「うちらの業界はみんなこの時間まで働いてますよ」。ここでいう[うちら]とは、製造元のお話。販売店の皆様などは、当然もうお店を閉め、卸業者様も自宅に帰っている。作ってくださったサンプルは素晴らしい物だった。素人の私達を決して軽視せず、本当に親身になって話を聞いてくださった。そして私達が求めていた以上のクオリティで答えてくださった。あの値段…形を決めるところから色を決めるところ、お皿を焼いてくれているところ、転写を一つ一つ丁寧に手作業で貼り付けてくれたところ。目の前でやってくれた工程を全て思い出し、感じた事がある。安すぎる…素人の私達は相場を知らない、でも、素人だからこそ客観的に見れる事もある。「今どき高い値段でせとものは売れないよ」みんなそう言う。製造元も言う。この値段でこれを量産していいのか?予定通りの価格で世の中に出していいのか?[好奇心]とは違う[想い]が湧き上がる。窯元さんにお礼を言い、サンプルを持ち帰った。オンラインで松元と加藤にサンプルを見せ、デザインをした松元に申し訳ないと思いながら、一つの提案をする。「この事業、0からやり直さないか?」次回へ続く。


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皆さんおはようございます、[CRAYPARTY]製造責任者の中田です!!お気に入り登録をしてくださった方々、本当にありがとうございます。励みになります!!昨日もご支援ありがとうございました‼︎2日間で達成率34%、本当に本当にありがとうございます‼︎今日はまだ3日目、チーム一同、精一杯31日まで頑張ります‼︎今日は前回の続き、[CRAYPARTY]の始まりです。最後まで飽きずに読んでいただけたら幸いです。松元に「一緒にこの事業やりません?」と誘われ、わたしと加藤は興味本意で「面白そうだね、いいよ」と答えました。地元で会社員をやっている私は、数名の窯元さんと親交があります。松元が見せてくれたスクリーンショットを保存し、知り合いの窯元さんに連絡をとってみた。「作れないこともないかなー」時間をとってもらい、まずは私一人で窯元へ伺ってみた。窯元さんが実際に陶磁器を作っている姿を拝見するのは、この時が初めてだった。どのくらいの大きさで作るのか、陶器で作るのか、磁器で作るのか。当時の私達は、今と比べたら全くの無知だった。陶器と磁器の違いもこの時初めて知った。「お前らは今でも何にも知らねーだろ!!」そんなお怒りの声が聞こえてきそう。すみません、ごもっともです。おおよその製造単価も出していただいて、この日は帰宅。随分遅い時間だったけど、忙しそうに働いてたな。そんな事を頭の片隅で思いながら、松元と加藤とオンラインミーティングをする。想定していた価格の範囲内で作れそうな事、忙しいのでサンプル作成には時間がかなりかかる事などを伝えた。この頃の私達は、[作りたい]という好奇心でいっぱいでした。デザイン、予算、カッコいい物、売れそうな物。そこにあったのは、紛れもない[商品]。『窯元さん、大変そうだったな…』作っている姿が、忘れられなかった。次回へ続く。