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今年3月20日に、日本遺産になった井波の町を南部さんにご案内頂きました。 「木彫の「サイン」に可能性を感じている。この町の看板を井波彫刻で彫って、訪れる国内外の観光客の方々がそれを観て木彫彫刻を知る。そんな”サンプルの町”にしたい。」至る所に木彫りの彫刻があるこの町は、どことなく木の香りと木の温かさを感じました。南部さんがお店に入る度に、お店の方々と笑顔で挨拶を交わして対話していました。少し大げさかもしれませんが、南部さんはこの町の長男坊のような気がしました。この町のご案内の中で、私が確信したことはもう1つ。 木彫彫刻の裏には、「建築思考」があるということ。大きな完成を具体的にイメージし、その具体化のための小さなことを立体的に積み重ねる。その小さな積み重ねと想像の集大成が、彫刻作品をつくる。