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秘密の花園「生田緑地ばら苑」を今こそ楽しもう!

神奈川県川崎市にある「生田緑地ばら苑」が秋の緑化フェアの舞台に! バラやフェアをより一層、楽しむためのプロジェクトです。 “秘密の花園”と呼ばれる生田緑地ばら苑の記念誌『ばら苑 物語』の制作&トークショーを企画。さらにバラに関するワークショップなども開催します。今こそばら苑を楽しもう!

現在の支援総額

457,500

152%

目標金額は300,000円

支援者数

126

募集終了まで残り

終了

このプロジェクトは、2024/05/03に募集を開始し、 126人の支援により 457,500円の資金を集め、 2024/06/10に募集を終了しました

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現在の支援総額

457,500

152%達成

終了

目標金額300,000

支援者数126

このプロジェクトは、2024/05/03に募集を開始し、 126人の支援により 457,500円の資金を集め、 2024/06/10に募集を終了しました

神奈川県川崎市にある「生田緑地ばら苑」が秋の緑化フェアの舞台に! バラやフェアをより一層、楽しむためのプロジェクトです。 “秘密の花園”と呼ばれる生田緑地ばら苑の記念誌『ばら苑 物語』の制作&トークショーを企画。さらにバラに関するワークショップなども開催します。今こそばら苑を楽しもう!

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姫野由紀さんのトークショーのご報告、続きです。間が空いてしまい申し訳ありません。村田さん亡き後、迷いや葛藤もありながら、農場を引き継ぐことにした姫野さん。大変なこともたくさんあり、途中、やめてしまおうかと思ったこともあったそうですが、先人たちが遺してきたバラの魅力を今も伝えてくださっています。そのひとつが読み応えのあるカタログやホームページです。トークショーを聴いてくださった方には、姫野ばら園八ヶ岳農場のカタログ(姫野さん園八ヶ岳農場ホームページより)を配布させていただきました。美しい画像はスタッフの方が撮影されているのだそうです。私たちの記念誌の図録を作る際も大変、参考にさせていただきました。文章は姫野さん自身で書かれており、1つ1つのバラの特徴や背景を説明してくれています。小田急時代から数えて、ばら苑は65年以上が経過し、バラも施設も老朽化しています。また、2019年の台風による洪水で浸水した川崎市市民ミュージアムの移設候補地が、ばら苑やその周辺なり、これから大きなエリアでの再整備が行われることになりそうです。「姫野さんだったら、これからどんなばら苑にしたいか?」を伺いました。 もし仮に自分が考えるなら、緑地の中のばら苑を再認識し、日本の里山を体現できるような、草花とのハーモニーも楽しめるバラ園を作るのが夢だとも話してくださいました。八ヶ岳農場の周りでも、生き物が少なくなってきていると感じるそうです。また、これまで関わってきた人たちが本当に良いと思えるような、ばら苑になることが大事というお話があり、大変参考になりました。トークショーの後に姫野さんに立派になったオールドローズコーナーを見ていただきました。「村田晴夫さんも空からきっと見てくれてますよ」と、姫野さんが仰ってくださったのが、嬉しかったです。姫野さんと、ボランティア会の運営メンバーお忙しい中、姫野さんにはお越しいただき、改めて感謝申し上げます。また、このような企画が実現できたのも応援してくださった皆様のおかげです。本当にありがとうございます。


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姫野由紀さんのトークショーのご報告の続きになります。間が空いてしまいすみません。記念誌にも掲載しましたが、小田急遊園地時代にばら苑の責任者をされていた村田晴夫さん。その後、村田さんは自身でばら園を開業し、個人邸の造園やバラ苗の生産販売を行っいます。一方、遊園地は閉園。川崎市がばら苑を引き継ぎましたが、バラの名前が書かれたプレートが失くなったり、日焼けして文字が読めなくなるなど、名称不明になったバラが多数ありました。ボランティアも調査をしていましたが、かつての責任者である村田さんにご協力をお願いしたところ、ご快諾をいただきました。2009年からの調査で、稀少なバラの名前が判明し、中には、このばら苑にしかないようなものも見つかりました。冒頭の画像が調査の時の様子です。村田さんにとって、小田急園芸部は初めての就職先。バラを本格的にやろうと決意したのは、小田急向ヶ丘遊園のばら苑の景色にひかれたからだそうです。当時、村田ばら園(山のばら園)で働いていた姫野さんも、村田さんと共に不明バラ調査に協力をしてくださっていました。傍で見ていて、ばら苑との縁が復活したことを村田さんはとても喜んでくださっていたとのことです。その後2010年6月、今度はボランティアの数人で、村田ばら園(山のばら園)の見学に行きました。バラに覆われたガゼボの下を見て、「こんな休憩スペースを、ばら苑にも作ろう!」と、オールドローズコーナー(ガーデン)造りが始まります。ガゼボのフレームも村田さんが安く提供してくださったものです。徐々につるバラが成長していき、現在ではお客様にも楽しんで頂いています。残念ながら2012年に村田さんが逝去され、バラがガゼボを覆い尽くした状態を見てもらうことは叶わなかったのでした。


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姫野ばら園では1300品種ほどのバラを扱っているそうです。ハウスは9棟あり3棟は親木のために使っているそうです。ハウスのバラたち 姫野ばら園さんよりご提供つるバラ 姫野ばら園さんよりご提供大事に育てられたバラ苗が依頼のあったお客様の元へ送られます。ラインナップとしては古花や名花と呼ばれる少し古い品種が充実しています。古いバラは花弁が柔らかい分、育てるのには苦労しますが、花びらの色合いが繊細で美しいのが魅力。園芸品種のバラは人が手をかけて、育て続けないと消えていってしまうもの。バラほど、人の手が加わって改良されてきた花はないかもしれません。仮になくなったとしても人々の生活ができなくなるわけではありませんが、大きな大戦や革命などを乗り越えて先人たちが残してきたバラ。現在では、姫野ばら園にしかないような稀少なバラも多くあります。「ここに居てくれた」そんなお手伝いができたらと、できる範囲でつないでいきたいと話してくださいました。


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記念誌の作成と同時に「ばら苑にゆかりのある方を招いてトークショーを開催する」という企画を温めてきました。その願いが叶って、2024年10月26日土曜日、姫野ばら園八ヶ岳農場代表、姫野由紀さんに長野からお越しいただき、トークショーを開催しました。まずは、姫野ばら園八ヶ岳農場のご紹介。姫野ばら園 八ヶ岳農場 ホームページより『古花・銘花を取り揃えたばら鉢苗専門店です。原種からオールドローズ、古い時代の四季咲き木立ばらなどを幅広く取り扱っております。「ばらの文化と伝統」を重視しており、品種保護にも努めております。』とのことで、姫野ばら園よりご提供いただいた農場の画像がこちらです。開花を迎えた農場の様子農場南側農場北側清里より八ヶ岳連峰長野県諏訪郡富士見にある農場で、美しい山々に囲まれ、豊かな湧き水、冷涼な空気の中で、バラの栽培をされておられます。


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大変長らくお待たせしました。この度、無事に記念誌ができあがり、発送を行いました。ラベルを貼ったり、添え文を入れたり、1通1通、ありがたいな〜、みなさんに楽しんでもらえるかな〜と思いながら作業し、送らせていただきました。