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亀島川のほとりでのんびり楽しむコーヒーを、パンと一緒にすべての人たちに届けたい!

東京・八丁堀の亀島川沿いの小さなベーカリー&コーヒースタンドです。亀島川は現在、「かわてらす社会実験」が構想され、未来へ向かってどんどん魅力が増しています。ハイスペックなコーヒーマシンを新たに導入し、都心でありながら川を眺めてひと息つける、街のサードプレイスになることを目指します。

現在の支援総額

1,976,333

131%

目標金額は1,500,000円

支援者数

182

募集終了まで残り

終了

このプロジェクトは、2024/07/19に募集を開始し、 182人の支援により 1,976,333円の資金を集め、 2024/08/31に募集を終了しました

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亀島川のほとりでのんびり楽しむコーヒーを、パンと一緒にすべての人たちに届けたい!

現在の支援総額

1,976,333

131%達成

終了

目標金額1,500,000

支援者数182

このプロジェクトは、2024/07/19に募集を開始し、 182人の支援により 1,976,333円の資金を集め、 2024/08/31に募集を終了しました

東京・八丁堀の亀島川沿いの小さなベーカリー&コーヒースタンドです。亀島川は現在、「かわてらす社会実験」が構想され、未来へ向かってどんどん魅力が増しています。ハイスペックなコーヒーマシンを新たに導入し、都心でありながら川を眺めてひと息つける、街のサードプレイスになることを目指します。

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こんにちは! 1日遅れの活動報告です。

今日もご支援いただきありがとうございます。
マラソンランナーの気分です。沿道で旗を振って応援してくださる皆さま。
その声援を受けて、あえぎながら足を前に出している私。

皆さまの声援がなければ今にも崩れ落ちてしまうでしょう。
なんとかゴールまで連れて行ってくださいませ!

終了まで数日と迫っておりますが、詳しくご紹介したいリターンがまだまだあります。

豊かなひとときを味わう舟遊びリターン

レインボー花火舟遊びのリターンが在庫なしとなったため、急きょ追加したチーズテイスティング舟遊び。
チーズとパンとワインを惜しげなく振る舞うおよそ90分の舟遊びです。
水の音をBGMに、川風に吹かれながらゆらゆらと揺れながらの飲食は、江戸時代の浮世絵にも描かれるほど贅沢な大人の遊びでした。

企画の発端となった舟遊びみづはさんの企画については、7月27日投稿の活動報告「人気の舟遊びリターンを追加しました!みづはさんの応援メッセージも!」に書いています。こちらもぜひご覧下さい。

今日は企画の主役、チーズのについてご紹介します。
吉田牧場のチーズが食べたくなったらぜひ、舟遊びのリターンをご支援ください。
普段はお店で仕入れないチーズを取り寄せて、5種類を紹介する舟遊びですので。

日本を代表するフェルミエ、吉田牧場

舟遊びでみなさまにご紹介するチーズは、岡山・吉備高原にある吉田牧場の手作りチーズです。

牛を飼い、その牛からいただくミルクでチーズを作る農家をフランス語でフェルミエといいます。
吉田牧場は日本のフェルミエの草分け的存在。イタリア大使館参事官、ピンナさんから手ほどきを受け、モッツァレラやカチョカバロを日本で最初に作り始めたのが吉田牧場の創業者、吉田全作さんです。
いまでは、カチョカバロと言えばスーパーでも見かけるようになりました。

吉田牧場のカチョカバロはチーズの塊をぎゅっと絞って紐でしばり、棒につるして2週間熟成させてつくります。この活動報告のメインビジュアルからもわかるように、吉田牧場のそれはとても立派です。だいたい700g前後はあり迫力満点。

吉田牧場との出会い

吉田牧場の吉田さんとの出会いは、カワイイファクトリー名義で2冊の本の編集協力をしたことがきっかけです。

右/『吉田牧場 牛と大地とチーズの25年』(ワニブックス、2010年)
左/『チーズのちから - フェルミエ 吉田牧場の四季』(ワニブックス、2010年)


当時、日本グラフィックデザイン協会のお仕事をしていたときに知り合った、今は亡きイラストレーター阿部真理子さんが、
「編集とライターを探してる、いっしょにやりませんか」とお声がけくださったのでした。おいしいチーズが食べられる! と、二つ返事でお受けしたのでした。

イラストを担当していた阿部真理子さんは、残念なことに本の制作中にお亡くなりになってしまいましたが、彼女の遺志を継いで絶対によいものにしようと全力を注ぎ、なんとか出版にこぎつけました。

書籍では京都のカメラマン、内藤貞保さんとともに1年にわたり牧場の四季を追い、フェルミエの生活を取材させていただきました。
内藤さんの写真も素晴らしいできばえで、ハードカバーでは吉田牧場のチーズの魅力がたっぷり楽しめる内容になりました。

きっかけをくれた吉田さん

そんなご縁もあり、東京・八丁堀でベーカリーカフェを開業するときに、吉田さんに相談に乗ってもらいました。
「パン屋? うちのチーズを挟んでバゲットサンドを作ったら売れるよ」
そのひとことにほだされたというか、本気になってしまったというか。

そんなこんなでオープン前から現在まで、吉田全作さんはじめ吉田牧場のご一家にはほんとに頼りっぱなしです。感謝してもしきれません。

酵母の調子がいまいちだったりするとき、まずいとはっきり言ってくれるのも吉田さんです。商売はうまくいっているのかとお節介にも心配してくれるのも吉田さんです。まだまだご恩を返し切れてはいません。
こちらの恩を返せるときまでは長生きしてください、吉田さん。

【上の写真】放牧飼育ミルク使用の吉田牧場のチーズたち。上左/カマンベール、上中/リコッタチーズ、下左/ラクレットチーズ、下中/サンマルセラン、右端/カチョカバロ。チーズテイスティング舟遊びではこの5種類に加え、フレッシュチーズとマジヤクリチーズ、コダカを追加。可能な場合はモッツァレラも大盤振る舞いで!


吉田牧場では、一頭一頭の牛たちに名前をつけて飼育しています。24時間放牧され、ストレスを与えないでのんびり育つブラウンスイス牛たちが、甘くておいしいミルクを提供してくれるのも納得です。

このミルクでつくる当店のラテが格別甘いのもむべなるかな、です。当店ではこちらも絶対に試してほしいです。

吉田牧場の乳製品を使ってわかるのは、すべての食べ物は、素材がよくなければどんなにがんばってもおいしくはならないということです。
トリュフなどの高級食材イコールよい食材ではなく。
小麦とか牛乳とかお米とか、基本の食材が限りなくまっとうでであれば、何を作ってもおいしくなります。その点で妥協しないのが吉田牧場のチーズです。

そこを見習い、サワードゥブレッドをつくり、コーヒーをつくるのがカワイイブレッド&コーヒーなんです。
まだまだ、まだまだですが。

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