発酵生姜シロップの180mlと業務用2Lをリターンに追加しました。このジンジャービールの原材料となる生姜は、発酵生姜シロップで使った生姜をアップサイクルしています。私は加工品を企画する時に最も大切にしている事があります。それは「今あるものをより良くする方法」を考える事です。ですので、原材料は限りなくシンプルである事に拘っています。内側にある個性(ポテンシャル)を最大限に引き出す事でシンプルで奥行きのある味を実現します。その要は「時間」です。リターンに追加した発酵生姜シロップも、ジンジャービールも、酵母菌や発酵菌が活動する時間を生かした物つくりになります。そして、何より、自然栽培という農法が土中菌の働きを最大限に活用する農法ですので、このような意味合いからも、私たちが醸したいプロジェクトの全容を感じ取って頂けるのではないかと考えています。今日(10月17日)、世田谷のふたこビール醸造所で試作の仕込みに入ります。そして、高知では今年の収穫初日を迎えました。沢山の人たちが関わってくださる事で、いくつかの仕事が同時進行で行われる事にとても感謝しています。本当にありがとうございます。生姜の収穫は人海戦術で行われますが、この3年ほどは人手不足が課題で、これを打開するために県内外から収穫時期に手伝いに来てもらうイベントを企画しています。この企画では、いきなり農村移住や農業へのハードルが高いと思う一方、年に数回は農家の仕事をする非日常を体験したい人達とのマッチングを行い、全国に散らばっている多様な暮らしが一つの輪でつながる仕組みを作りと農業の関係人口を増やす事が目的です。まずは体験することから、課題を見つけブラッシュアップを繰り返す事を地道に行なっています。今年の収穫イベントでは、生姜の収穫だけでなく高知ならでは体験も盛り込んだ内容になっています。ジンジャービールの試作も間に合えば飲めるかも知れません。イベントの内容については改めて、活動報告でお知らせしたいと思います。一つ、イベント情報です。10月19日、20日の両日、東京中野セントラルパークで「自然栽培フェア2024」が開催されます。弊社は毎年必ず出店していますが、国内では最高のオーガニックマーケットだと思っています。弊社の店はこんな感じ(笑)高知からの出稼ぎなので、なるだけシンプルにやっていますw 1日目でほぼ売れてしまうので、1日目のご来場をお勧めしてます。お近くの方は是非お越しください。クラファン残り14日となりました。目標達成を皮切りに生姜道を更に進めていきたいので、どうぞ、皆様最後までご支援、ご協力のほどよろしくお願いします。
10月17日に試作ビールに取り掛かります。ブルワーとの念入りな打ち合わせを済ませ、いよいよ未だかつてないレシピで挑みます!皆様どうぞ引き続き応援よろしくお願いします。本日は、有機農家の現状とその役割について少し話をしたいと思います。日本には、有機農家の生産を買い支える仕組みがありません。その為、生産者は自ら販路を獲得せねばならず、同時に有機栽培は未だその栽培方法が確立されていないので、生産量がとても不安定です。生産規模も小さい事から市場認知も広がりません。これらの課題をいかにして取り除いていくのか、、これが私の就農直後からのテーマでした。農薬を使わない生姜栽培はとても難しく、条件の異なる圃場で毎年一定の生産量を維持するには、まだまだ実証試験栽培が必要です。同時に作物に合わせた圃場整備も必要です。自然栽培で一定の生産量を見込むには、地形を無視した圃場設計では成立しません。地形と水脈に添った圃場設計、雑木を育てる山林設計など、海から山への水の循環デザインが有効で、これは1000年先を見据えた農山村設計そのものです。一方で、人口が減少している現代では、全ての農山村の再編成に税金を注ぎ込むことは出来ませんから、農水省は団地・産地化政策を掲げていて、生産戦略(ビジョン)を持つ集落ないし自治体にお金が流れる仕組みを作ろうとしています。裏返せば、ビジョンを持たない自治体は猪、鹿、猿が住む場所になるということです。私は、どちらでも良いのだと思っています。全てに人が住む必要はありません。しかし、自分の住む場所は護らなければならない。そして、私達には、護りたい土地や文化を選べる自由があります。日本国土は世界的にも特別な土を有している国で、四季折々多彩な色で構成されていますが、この豊かさは全て土から出来ています。私はこの豊かな土を護り育むために、その手段として自然栽培の生姜の生産に取り組んでいます。目下の課題は、安心して新規就農者を増やせる生産環境を作ることです。その為に必要なことは、1、安定生産への実証栽培の支援体制を整えること2、栽培関係者人口を増やすこと3、農村と都市の移動リスクを下げること今の日本では有機栽培の指導者が少なすぎます。必要なのは理屈ではなく実践です。隔離された実験圃場での数例で全てを語れるほど単純な世界ではありません。私達は今から未来の農村をつくる実践者と指導者を育てなければなりません。そんな思いがあって、リターン全てに農業体験を入れ、更に、2万円の収穫体験と30万円の栽培レクチャーを入れました。私達は、様々な異なる条件の圃場でも一定の生産量を維持できる栽培マニュアルの確立を目指しています。そこに至るには、沢山の実践事例が必要です。指導者としてはまだまだ未熟すぎるかもしれませんが、私達はこれにも挑戦したいと考えています。挑戦とは一定のリスクを伴うものですが、それでも積極的に掴みにいくべきリスクがあると私は考えています。クラファン終了まで残り18日!となりました。最後までこのプロジェクトへの賛同の輪が広がるよう私なりの発信を続けて参ります。皆様どうぞ引き続き、ご支援と拡散のご協力をお願い致します。そして、このプロジェクトの応援を引き続きよろしくお願いします。次回の活動報告では、今年の11月19日開催の収穫イベントについて話をしたいと思います。
お陰様で目標額を達成しました。ここまでご支援くださった皆様、本当にありがとうございます。とにかくやるしか無かった、一歩を踏み出さなければ、私が作りたいジンジャービールは世に出る事はないと確信したので、どうしても作りたかったんです。私は生姜に惚れ込んでいます。生姜は人類を救ってくれると思っています。でも、それをどのようにして1億人の人に伝えたらいいのか?毎日毎日、その事だけに向き合ってきて、「ビール×生姜」に辿り着きました。そして、皆さんのお陰でここまで進んむ事ができました。本当にありがとうございます。ネクストゴールでは、販路確保の為のPR活動に加えて、ギフト商品としてのクオリティーを高める上でパッケージに力を入れたいと思います。大切な人への思いを込めたギフトに、また、自分へのご褒美に!このジンジャービールを選んでもらえるよう!引き続き、クリエイティブに取り組んで参ります。先ずはお礼を!そして、終了日まで、私が大切に思っている自然栽培の生姜の話をさせて下さい。引き続き、ご支援と拡散のご協力をどうぞよろしくお願いします。
クラファン開始から今日で8日が経ちました。ご支援くださった皆様のお陰で現在68%を達成しています。このプロジェクトを応援して下さり本当にありがとうございます。私はこのプロジェクトで新たな価値を提案したいと考えています。2023年9月、上野動物園で飼育ゴリラに生姜の葉を与える日本初の試みがなされました。https://www.soranosita.shop/goriraゴリラの食品安全基準が人とほぼ同じことから、葉の残留農薬がゴリラに与える影響を懸念した飼育係は、農薬不使用の生姜の葉を採用する事を決め、以後弊社では上野動物園のゴリラに生姜の葉を納品しています。この出来事を切っ掛けに自然栽培の生姜に新たな価値が生まれ、近い将来、農薬不使用の生姜の葉が人の為に使われる未来も見えてきています。近年、ゴミとして処分していた農作物や産業廃棄物のアップサイクルに取り組む企業が増えています。このジンジャービールもアップサイクルされた原材料で造られていますが、それ以前に自然栽培がアップサイクルの技術であることをみなさんは知っていますか?自然界は多種多様な命の循環で出来ています。この循環ロジックを利用して、肥沃な土を作り優れた作物を育てる技術を自然栽培と言います。自然栽培の本質は価値の再定義にあります。日本人がその価値を見失い、捨て去ろうとしている自然資源のアップサイクルが自然栽培の本質です。このジンジャービールは、人が生命の起源に遡って活力を取り戻すエナジードリンクをイメージして「Human Ale」と名付けました。私はこのジンジャービールで底知れぬ野生のパワーを皆さんに届けたいと思っています。今回のクラファン挑戦では目標額を達成して初めて支援者皆さんにリターンを届ける事が出来ます。これまでご支援下さった皆様、そして、未だ支援に至らない皆さんも、どうか一緒にこのプロジェクトの目標達成を応援して下さい。よろしくお願いします!次回は自然栽培を取り巻く現状について話したいと思います。続く・・
クラファン開始から今日で6日が経ちます。お陰様で現在目標額の60%に達しました。私の挑戦目標まで残り40%です。私はこのプロジェクトを出来るだけ多くの人に応援してもらいたいと思っています。その理由は有機生姜の栽培環境を整え、生産流通を活性させたいからです。私は有機農業を生業にしたいと思っている人が、安心して働ける環境を作りたくて生姜の栽培を始めました。この業界は、当たり前の事が出来なくてはならないけど、当たり前の事をしていては生きていけない。起こり得ないと思われている事を起こさなければ世界は変わらない。「私が実現しようとしている世界は、まるで生姜を木にならすような事なんだ」そう気づいたのでラベルに生姜の木を入れました。笑 このジンジャービールは木に実った生姜です。その生姜を採って食べてのはゴリラ??なんでゴリラなん??続く 笑