Legacy3.11展実行委員会 柳澤です。ご報告が遅くなりましたが、先日10月31日に、約2ヶ月にわたるクラウドファンディングは、471人もの方から5,018,400円もの支援をいただき、無事終了しました。メンバー一同、心より御礼申し上げます。 2年前に東京で開催した「AWAKES /みんなの目覚め展」に端を発した本展は、構想から企画、そして正式決定に併せた契約や準備、協賛を得るための活動など、すべてをメンバーの手弁当で進めてきました。その後、協賛がほとんど得られないという現実に直面し、このクラウドファンディングを決定してからは、展覧会開催の準備に加えてクラファンの準備も並行して行うこととなり、メンバー全員がすべてのエネルギーを注ぎ込みチャレンジしてきました。とはいえ、私たちの「東日本大震災からの人々の生きる姿を未来への遺産として伝えたい」という思いだけで始まった本プロジェクトが、どこまでご理解・ご賛同のもとご支援いただけるのかは、正直なところ全くの未知数でした。そんな状況のなか、目標の800万円には到達できなかったものの、たったの2ヶ月でこれだけのご支援をいただけたことは、今回ご参画くださったアーティストの皆様のお力、プロジェクトに賛同くださるお一人お一人のお力、そしてプロジェクトに賛同して応援メッセージを寄せてくださった方々のおかげに他ならず、改めてここに感謝申し上げます。 これまでもご報告してきましたように、本展は在ミラノ日本総領事やIULM大学生など、日伊ふくめ多くの方々が高く評価してくださり、私たちとしても本当に嬉しく感動的な体験を多数させていただきました。また本展は、世界が今抱えている戦争・貧困・格差社会等の様々な課題に対しての1つの提示であると評価され、今後の国内外での開催のチャンスも掴むことができました。在ミラノ日本総領事小林敏明様。奥様も「絶対観たほうがいいと主人に言われて」と来展くださいました。平井の講義を聴くミラノIULM大学の学生たち。自由参加に関わらず100人ほど来てくれました。小林憲明さんの「ダキシメルオモイ」丹野さん親子。「震災で亡くなった息子さんの公太くんを海外旅行に連れてってほしい」というお母さんとの約束も果たせて本当によかったです。到着が遅れ胃が痛くなりましたが、今となってはいい思い出。メンバーの中村を凄く慕ってくれ、素晴らしい詩を一生懸命書いてくれたダニちゃん(中)、心のこもった画とお土産を持ってきてくれたアジアちゃん(左から二人め)これは発起人の平井が聞いた話ですが、企業などの協賛が受けられない状況で「とにかく突破してみせる」という思いのチャレンジが、期せずして評価をいただけたという事実もありました。 それを思えば、今回到達できず、私たちの自己負担となった不足分は、今後の活動への投資と考えることもできるほど、価値あるものだと思っています。 つまり「一度でも海外でこの展覧会を開けていい記念でした」ということではなく、これをきっかけに、持続可能なプロジェクトとして継続していくことで、その価値はさらに大きくなって戻ってくると確信しています。 しかしこの活動の継続には、みなさまの力が必要不可欠です。本プロジェクトのみならず、その他の活動などは逐次SNSなどで発信していきますので、ぜひフォローいただき、あたたかく見守ってくださいますようお願いします。また、メンバーとして私たちと一緒にチャレンジしてみたいと思ってくださる方々も心からお待ちしています。なお、今後こちらの活動報告は、リターンについてのご連絡等で引き続き使わせていただきますので、今しばらくフォローしてくださいますようお願いいたします。 改めて、この度のあたたかいご支援、誠にありがとうございました。引き続きよろしくお願いいたします。Legacy3.11実行委員会(事務局 一般社団法人Nippon AWAKES)メンバー一同【今後のNippon AWAKESの活動を逐次発信していきます!ぜひ私たちのSNSをフォローお願いします。】◉X https://x.com/311committee◉Instagram https://www.instagram.com/nipponawakes/◉Facebook https://www.facebook.com/nipponawakes◉公式サイト https://profile.nipponawakes.com/【映像で振り返るLegacy3.11展】★ #legacy311 展、ミラノでの設営の様子が、素晴らしい動画としてまとめられました。https://youtu.be/adqBTJ6UhJI *中山ラリ監督★8万5千フォロワー #tempiodelfuturoperduto に、#legacy311 についてと、平井のインタビュー(英語)。https://www.instagram.com/reel/DAqs2mQMGyH/?igsh=MW44bDdxN3pxdzFxOA==★ミラノ大学のティックトッカーJasonくんによる、Legacy3.11展紹介動画!https://www.instagram.com/reel/DAdcW5fNRTL/?igsh=MTBvYTVleHIwZDU5bA==★「Legacy 3.11展」開会準備中の会場を一巡 ※撮影:橋本康二さんhttps://youtu.be/N_w49FlGV24?si=FAR3S07F2ec-COEd★「Legacy 3.11展」2024年9月16日、オープニングの日 ※撮影:橋本康二さんhttps://youtu.be/_CCneDTTm5E?si=PtxpjhLzQo8h5YMk★帰国後、Dommune宇川さんのご厚意で緊急クラウドファンディング応援番組https://www.youtube.com/live/hvKL50doUE4?si=FSNW-DpZNRp_7U_X【会場や現地サポーターのご協力で掲載された地元メディア(イタリア)】Artribune https://www.artribune.com/mostre-evento-arte/legacy-3-11/itinerarinellarte.it https://www.itinerarinellarte.it/it/mostre/legacy-3-11-the-power-of-art-and-creativity-from-3-11-japan-past-present-and-future-10412Milanopost https://www.milanopost.info/2024/09/25/fabbrica-del-vapore-fino-al-18-ottobre-legacy-3-11/iodonna https://www.iodonna.it/attualita/eventi-e-mostre/foto-racconto/il-festival-della-fotografia-etica-a-lodi-e-gli-altri-eventi-da-non-perdere/?img=15
こんにちは!Legacy3.11展後方支援チームの鈴木です。クラウドファンファンディングも満了日まで、あと残り2日間と差し迫ってきました。 正直なところ、たった2ヶ月近くで約350万近くもの支援金が集まったのは驚くべき事実ではないかと思っています。 が、しかし。 この歴史的な円安のさなか、欧州はイタリア・ミラノまで展覧会を出前する....というのは並大抵なことではありません。事実私は8月のポーランド出張に合わせてミラノに行ってきましたが、現地の物価は東京都内の2〜3倍で連日白目になりました。(クレカの請求書を見るのが恐ろしいです)そんななか、ほぼD.I.Yで半年間という短い時間内に1か月に渡る大規模展示を開催した結果、その実費は総額1000万近くに達しているとかいないとかの情報も漏れ伝わってきています。しかしそのほとんどが持ち出し。運営スタッフや設営チームは、ほぼ全員何かしらの自腹を切って自主参加しているという状態。いとうせいこうさん曰く、まさに海を超えた「草の根アート活動」なのです。 その台所事情とは裏腹に、今回の展覧会は、既に他国の美術館からもお誘いの声が集まるほど盛況で、現地で大きなインパクトを残せたことは確かで、私も現地の来場者から非常に熱い反応を幾つも目の当たりにました。しかしまずはこのミラノ展の経費だけでも回収しなければ、次回以降の展覧会の開催にも繋がらない....という難問に直面していることもまた事実です。そこで明日10/30(水)19時〜、カルチャーストリーミングサイト「DOMMUNE」にて現地報告会を企画しました! DOMMUNEへの持ち込み企画は、通常、最低限の人件費や実費の支払いが必須なのですが、今回は苦境を察したDOMMUNE主宰である宇川直宏さんがひと肌脱いでくださり、完全無料、つまりDOMMUNE側の費用持ち出しで特別番組を放送してくださることになりました!(宇川さん本当にありがとうございます...涙) あまりにも急な緊急企画となって恐縮ですが、明日30日(水)の夜のお時間を少しだけ、私たちにいただけないでしょうか。もし当日ご都合がつく方は、ぜひ東京・渋谷のDOMMUNEスタジオにいらしてください! 現地で直接感想や質問を投げていただき、この放送を盛り上げていただけると、クラウドファンディングも最後ギリギリでの追い込みをかけることができるのではないか...と切に願うばかりです。当日は 19時~21時の前半は本展参加アーティストと運営チームスタッフによる現地報告レポート、 そして21時~23時の後半は東日本大震災をテーマにしたDJイベントを予定しています。 後半は、なんと、沖野修也さんが京都から駆けつけてDJをしてくださることに....!!! そのほか今回初めてDJを披露してくれる参加アーティストも控えていますので、どうぞお楽しみに◎スタジオでのご参加が難しい方は、ぜひぜひオンラインでご視聴ください。番組は無料でご視聴できますが、どうぞこのクラファンサイトで投げ銭のご用意をお願いいたします! そして勘のいい皆さんは既に想像つかれているかと思いますが、今回(も)緊急実施のため、告知がまったくできておりません....。 SNSでの告知拡散へのご協力をいただけると非常に心強いです。 また当日は生放送を鑑賞しながら質問や感想の呟きや投稿などもいただけると、出演者・スタッフ全員が歓喜します。どうか、皆さんのお力添えを貸してやってください。何卒よろしくお願い致します。オンライン視聴はこちらから↓◆DOMMUNE 公式サイトhttps://www.dommune.com◆DOMMUNE YouTubehttps://www.youtube.com/user/dommune鈴木沓子
平井です。 10月2日、休館日にあたるこの日の午後、IULM大学の学生さん向けの特別講義がありました。 当日まで「何人来るかわからないよ?」といっていたグイド先生。そもそもIULM大学からこの会場までは特急を使って30分以上かかる場所で、まったく近所ではありません。出席も取らず必修でもないというこの講義に一体どれだけの学生が興味を持ってくれるのか、完全に未知数でした。 しかし予定していた13時半近くになると、学生さんが次から次へと途切れなく来場。 これは嬉しい悲鳴です!1階には入りきらないので、2階にどんどん上がってもらいます。 時間になり、10メートル四方のプロジェクトFUKUSHIMA!の大風呂敷に乗り切らない約100名の若者たちを迎え、特別講義がスタートしました。 スクリーンに資料を写しながら、3.11が残したであろう、自分なりのレガシーを伝えたく、自らの体験の中心である福島での取り組みについて講義をしました。20代の学生たちに対して一体何が響くのか?考え抜き、掴みは「I grew up with MANGA」として、若者の好きそうな日本文化を盛り込んだ内容にしました。 私たちの講義がはじまって45分ほど経ってから到着したグイド先生も補足してくれて、日本人がいつも、多発する自然災害から「Creative Resilience(創造的回復力)」や「Metabolaization(新陳代謝)」と共に再起する鍵がここにあるといった内容を伝えてくれました。 後半は自由に会場を見て回って感想を書いてもらうことにしました。 映画を観たり資料を眺めたり、一人で見る人も、グループでワイワイと見てまわる姿も。 3.11をデータや映像で振り返るコーナーも盛況。 映像部屋の「気合100連発」をじっと見入るグループも。 映画は『切腹ピストルズ参上』ポストイットは気に入った作品の場所に貼ってもいいし、受付で受け取ってもいいよということにして、フリーにしました。 一生懸命気に入った作品の前で、何やら頭を突き合わせてゴニョゴニョしているグループは、スマホを片手に日本語を検索しながら日本語でメッセージを書いてくれていました!日本語付きのメッセージ、うれしい その他、感想を機械翻訳で訳したものを一部紹介します!●ジョン・ケージのすべてのオペラのテーマを、すべてのラジオで楽しみましょう。●この展覧会で私が気に入ったのは、ジョン・ケージの作品と放射線の問題を結びつけることで、放射線の問題に対する意識を高めている点です。また、鑑賞者が視覚と聴覚の両方で展覧会に参加している点にも感銘を受けました。●ドキュメンタリー「切腹ピストルズ」は本当に素晴らしいです。 魅力的で刺激的で好奇心がそそられると思いました。●ドキュメンタリー「The Seppuku Pistols」は、私にとって最も印象深い作品でした。とても魅力的で、刺激的で、興味深い作品でした。このドキュメンタリーは、こうした大惨事の後の人生の情熱と爆発をすべて伝えています。まさにポジティブさの再戦です!●振動!情熱!なんという雰囲気!なんという情熱!●私は、社会学やトラウマなど、さまざまな困難を抱えた人が、イベントに参加したり、マニエラではなく、さまざまな状況を観察したりするのに役立ちます。美しい景色。ありがとう。●社会学的レベルで非常に挑戦的で、その出来事を経験した人々にとってトラウマとなるこの展覧会が、敬意を持って扱われていたことがとても気に入りました。私が感銘を受けた点の一つは、彼らが写真やビデオを通じて現実を伝え、特に苦しんでいる人々に喜びをもたらそうとしていたことです。美しい展示でした。ありがとう。美しいフォントや、イラストで伝えてくれたカードもたくさん!●非常に重要なイベントの準備を整えます。Il video al Piano di sotto mi ha fatta diverttire molto!経験に感謝します! :)●すべての芸術作品は、出来事に対する興味深い洞察を提供します。階下にあるビデオを見て、とても楽しかったです!この体験をありがとう!: )●とても興味深い展示です。作品に触れることができて光栄でした。:)●とても興味深い展示会でした。じっくり考える時間を持つことができました。ありがとうございました!●文化とそれが経験してきたことを知ることができました。●「薔薇のようなソプラヴィヴェーラの芸術」 - アンゼルム・キーファー悲劇の悲劇を目の当たりにして…感情の地上拠点。●「芸術は廃墟の中でも生き残る」-アンゼルム・キーファー悲劇に対する反応として芸術が使われるというのは興味深いことです...感情の地震。●これは、保護された放射性物質と汚染物質を含む、非常に優れた初期機能です。広告を非表示にして、問題を解決し、文化的な側面を認識し、ハンノの創造性を追求し、より快適な生活を送りましょう。●私が最も感銘を受けたのは、もともと放射線や汚染から人々を守るために使われていた美しいカーペット(風呂敷)でした。現在では、この目的のために使われることはなくなり、この習慣を生み出した住民を称え、彼らの都市を襲った大惨事を記憶するための文化的シンボルとして使われるようになりました。●大惨事の可能性をレンダリングします。●より優しい世界を覗き見ることで、団結がすべての基盤であるべきだということを思い出させてくれます。特にテクノロジーです●起こった大惨事を認識する。●偉大なフォルツァと耐性を備えています。●偉大な力と回復力の例。●悲劇の真実を理解してください。●悲劇を経験した人々の視点を理解する。 私たちが今回、「Legacy3.11」展としてミラノで展示することで伝えたかった「東日本大震災からの復興の力強さ」は、この国の次世代へも受け取ってもらえたと感じています。 この講義を企画してくれたグイド・フェリッリ先生、そして来場してくれた学生の皆さまに深く感謝します。 また全てのポストイットをイタリア語と英語でタイプアップしてくれた、フェデリーカにも感謝します。そしてなにより、ミラノでの展覧会実現のために、支援してくださっている皆さまに深く御礼申し上げます。 クラウドファンディング終了まであと3日。達成率は現在41%。おかげさまで昨日から急速にご支援のスピードがあがっています。 ここまでの皆さまのご協力を活動の燃料として、全力で駆け抜けます。どうぞどうぞ、よろしくお願いいたします。
中村です。会期中は、毎日いろいろな出会いがありストーリーがありました。一期一会と申しますが、本当にタイミングやご縁というのは不思議なものです。今日はその1つをご紹介したいと思います。 ある日、展覧会に来たグループにいたひとりのイタリア人女性、ジュリアナ・カレールさん。来るなり彼女は、重そうに抱えるバッグから私たちに一冊の本を手渡してくれました。どっしりとしたその本は厚み3センチ、ページ数にして450ページ。中身はイタリア語で、数枚の日英で書かれた丁寧な紹介文が印刷され、添えられていました。聞くと「ぜひこれを日本に持って帰って欲しい。この本を、ぜひ、福島の適切な図書館に所蔵してもらうように頼んでもらえないか。」という願いなのでした。左から二番目がジュリアナさん。 この本はお兄さんのステファノ・カレールさんの記事をまとめたもの。ステファノさんは震災の前からイタリアの経済新聞『イル・ソーレ24・オーレ』特派員として東京に住んでいたそうです。そして東日本大震災当日から被災地福島に向けて移動を始め、数日後福島から東北の被災地をめぐります。彼の記事は『イル・ソーレ24・オーレ』に掲載されていきました。しかしその後、イタリアへ帰国したステファノさんは、不幸なことに数年前に一人で散歩中の滑落事故で山で亡くなってしまったのだそう。 悲しみにくれたジュリアナさんは兄の業績を記録に残したいと一念発起。記事の掲載元である『イル・ソーレ24・オーレ』にかけあったけれど叶わず、結局はご自分で編集・出版することになったそうで、その本が完成したのが今年。そこに私たちが東日本大震災の展覧会をミラノで開催していることを聞きつけて、会いに来てくださったのでした。 添えられた日本語の案内文を拝見すると、この本には、2011年3月12日から2019年の終わりまでの記事が掲載。前半は東北の被災地からのリポートや発電所内の視察など日記のような形式、後半は震災後の日本経済に関する経済、金融記事等で構成されているとのことです。ページをめくると、テキストとともに被災直後の生々しい津波の被災地や原発事故直後の避難所の様子、新聞記事も紹介されていました。イタリア人の目を通してみた、日本の被災直後の様子、とても貴重なショットだと感じます。しかしどこにこのイタリア語の本をお渡ししたらいいか、正直すぐには思い浮かばず。「どこが適切な所蔵場所なのか、帰国後に検討してかならず納めるようにします」そう約束して赤い本を受け取りました。 会場では、1階の河野透さんの宮城県石巻市 小渕浜の津波の被災地の写真や、2階の中筋純さんの福島県浜通りの写真等を熱心にご覧になり、私は翻訳機を介して解説をしました。ジュリアナさんは、ステファノさんがみてきた被災地の景色というのがこういうものだったのか、と噛み締めるように、頷きながら、そして時折涙を溜めながらご覧になっていたのが印象的でした。 それからさらに一週間後、ひとりのイタリア人男性を案内して2階で中筋純さんの浪江や双葉町のストリートビュー(帰還困難区域で人が住んでいない街の写真)を見ながらお話をしていた時に、「僕のいとこも日本にいたことがあるんだよ。ジャーナリストだったんだ」というので、もしかしてステファノさんですか?と聞いてみると、「そうだよ!!」と。それはなんと、偶然訪れたステファノさんのいとこだったのです。前の週に妹のジュリアナさんがいらして書籍をお預かりしたを伝えると、彼は 「ステファノは本当に日本が大好きだった。ステファノがもしも生きていて、この展覧会を見ることができたらとても喜んだと思う」といってくれました。その後もジュリアナさんは再訪してくださり、日本語・英語の抄訳も用意したいと申し出てくれました。もし日本語版があったら、より多くの方に関心を持ってもらえると嬉しくなりました。会期には間に合わなかったけれど、彼女とは連絡先を交換してありますので、完成したら連絡が来ることになっています。そしてなんと最終日、もう一人の妹さんも、来展してくれました。グイド先生と話している妹さん。 このように、私たちがミラノに行くタイミングにちょうど完成したステファノさんの本は、妹ジュリアナさんの想いで、私たちにつながり、日本へ持ち帰ってくることができました。これはまさに奇跡だと感じています。 このお預かりした大切な書籍は、福島県内のどこの図書館に所蔵していただくのが最もよいでしょうか?日本語版の抄訳が届くのを待ちながら、もう少し考えたいと思っています。みなさまの中で なにかよいアイデアをお持ちの方がいらっしゃれば、ぜひお知らせください。お待ちしています。 クラウドファンディングは、あと5日。現在までに3,182,000円(39%)のご支援をいただいております。本当にありがとうございます!帰国後の精算も進んでいますが、やはり目標の800万円以上はかかりそうな状況のため、少しでも近づけたらと思っています。最終日まで、どうぞご支援&シェアのご協力をよろしくお願いいたします。