みなさんこんにちは。Legacy3.11実行委員会 中村です。今日は会期中最後の日曜日で、会場の外では毎週恒例のフリーマーケット・服の循環交換会が開かれています。10月7日(月)と10月8日(火)の計3回、今回のクラウドファンディングのリターンの中にある「オンライン会場ツアー」を実施します。1300平方メートルある会場をZOOMで繋いで、それぞれの作品やアーティストについてご紹介していきます!このオンライン会場ツアーを生配信で見たい方、またアーカイブをご覧になりたい方、まだ間に合います!!ご希望の方はぜひご検討&ご支援のほどよろしくお願いします。◎オンライン会場ツアーの対象となるリターンは以下のとおりです【記念図録1冊(お名前記載なし)+オンライン会場ツアー(アーカイブあり)】13,000円https://camp-fire.jp/projects/780936/backers/guests/new?id=1249920【記念図録1冊(お名前記載)+オンライン会場ツアー(アーカイブあり)】 16,000円https://camp-fire.jp/projects/780936/backers/guests/new?id=1248025【もっと応援50000】 50,000円https://camp-fire.jp/projects/780936/backers/guests/new?id=1248048【もっと応援100000】 100,000円https://camp-fire.jp/projects/780936/backers/guests/new?id=1248048【もっと応援300000】300,000円https://camp-fire.jp/projects/780936/backers/guests/new?id=1248048◎参考:以下はオンライン会場ツアーの開催概要です=================「オンライン会場ツアー」開催日時()内はミラノ時間第1回 10/7(月)18時30分〜19時30分(ミラノ11時30分〜12時30分)第2回 10/7(月)21時〜22時(ミラノ14〜15時)第3回 10/8(火)21時〜22時(ミラノ14〜15時) 同ツアーは、zoomを使用し各作品を紹介するもので、約60分のツアーを3回お送りします。おおよその目安として、1回目は1階、2,3回目に2階をご案内いたします。当日参加できなくても、アーカイブのリンクをお送りしますので、ご覧になっていただけます。通常開催時間中のため、他のお客さんが来るかもしれませんが、それも含めて雰囲気を楽しんでいただけるツアーです。=================
Legacy3.11展実行委員会 柳澤です。10/12(土)の最終日まで8日となりました。最終日の12日、今回の展覧会をサポートしてくれたTempio Del Futuro Perduto と共催で、エンディングエキシビションを行うことになり、その準備と撤収の準備をイメージしながら日々を過ごしています。今日は嬉しい日本のメディア掲載のお知らせです。出展者のアーティスト片平仁さんのお力添えで、本展が「福島民報」の記事として掲載してもらえました!広報の準備までなかなか手が回らないうえに、特に日本国内のメディアにとって海外の展覧会が記事になるのは難易度が高いと思っていました。しかし掲載された記事を見ると、片平仁さんが今回のLegacy3.11ミラノ 展のために新たに制作した『原発頭(げんぱつあたま)レッドバージョン』カラーの写真入りでこのようにすばらしく記事にしてもらうことができました。ぜひ周りの方に紹介いただければ幸いです!片平さん、そして記事にしてくださった福島民報さん、本当にありがとうございます!クラファンは現在2,746,900円、34%。残りはいよいよ30日を切り、目標までは約525万となりました。引き続き拡散のご支援をよろしくお願い致します。
Legacy3.11実行委員会 柳澤です。長いと思っていた本展も、気がつけば残るはあと9日となりました。メディア掲載実績は日本の新聞をあわせ5つとなり、さらに昨日は、グイド先生のIULM大学生約100人を対象にした特別講義も開催するなど、来場者も日に日に増えてきています。来場者が圧倒的に多い日曜日があと1回なので、最後まで盛り上げていきたいと思います。今日は、新たに追加された4つのリターンのお知らせです!私たちのプロジェクト名でもあり東日本大震災発災の日付である「311」という数字にこだわって、311枚、311本、31,100円で揃えました。1つ目は、先日もご紹介した人気アーティスト 河村康輔さんのお蔵出しブループリントのブラックTシャツ。今回、Legacy3.11展とこのクラファンのために引っ張り出し展示作品として提供してくれたブループリント3点に紛れていた、まさに「幻の1枚」をモチーフにした今回限りの超レアアイテムです。2つ目は、国内外のライブやフェスで大人気の「切腹ピストルズ(江戸一番隊)」のブラックTシャツ。初の世界ツアーであるNYでの公演を追ったドキュメンタリー映画「切腹ピストルズ誕生」も、本展で上映され、イタリア人にも絶賛されています。世界中に古き良き日本人のソウルを伝播し続ける彼らの勇姿をフロントに抱く、これまでありそうでなかった、インパクトある1枚です。3つ目は、日本現代アート界の雄「Chim↑Pom from Smappa!Group」が震災直後に福島の若者と共に、瓦礫の中で100回の気合いを収録した「気合い100連発」カセットテープ。50以上の国と地域で公開されるなか、中国とバングラデシュでは公開できないなど、世界中で大きな話題を呼んだ同作品が収録された、世界で311本だけ、本クラファンのために彼ら直々のデザインが施された、本当にここだけの限定品です。4つ目は、私柳澤が主宰するTeam LINKSプロデュースの「再販決定 LOVE the EARTH NO NUKESトートバッグ&ポーチセット」です。8/26から限定30セットで発売された同セットですが、リターン中、最速で在庫が売り切れてしまいました。改めて発注を行い、再販することになりました。本当にみなさん、ありがとうございます。10年以上にわたり、リピート購入されている大人気のトートバッグと、今年新たに企画制作した、使い勝手のよい2種類のポーチのセットをぜひこの機会に!クラファンは現在2,688,900円、33%。残りはいよいよ30日を切り、目標までは約530万となりました。リターンの送付を含め、最終日の31日を過ぎてもLegacy3.11展はまだ終わりません。最後の最後まで全力で臨みますので、引き続き拡散のご支援をよろしくお願い致します。
Legacy3.11実行委員会 柳澤です。ミラノ滞在も18日、本展開催から12日が経ちました。来場者も日伊国籍問わず国内トリノやローマ、国外はイギリスやスイスからも来てくださる方も続々増えており、みなさん感動したというメッセージを残してくださっています。さて今日は、本展を物心ともに全力で応援してくれているアーティスト 河村康輔さんについてお送りします。河村さんは、発起人平井有太の前々からの友人のコラージュアーティスト&グラフィックデザイナー。 『AKIRA』大友克洋さんとの共作、ユニクロのTシャツブランド「UT」のクリエイティブ・ディレクターなど、日本を代表するアーティストである河村さん。 広島出身で、毎年8月の広島原爆式典に参加、自身でもクラブイベントを企画するなど、核や平和に対する思いを強くもつ彼は、今回の出展を即座に快諾してくれました。彼がリターンとして出品してくれたのは、本展に展示の4点。トップ画像であるオリジナル原画(Non Title・88万円・2022年制作)はもちろん世界で一点のみ。 またお蔵出しブループリント3点(Non Title・各33万円・2017年制作)は、彼が絶頂期に入ってからの作品として売り切れたと思っていたものが倉庫から見つかったもので、直筆サインが入ったファンやコレクターには垂涎の作品です。 これから日本のみならず、世界での活躍が期待される河村さんの作品は、さらにアート作品としての価値向上が見込まれます。最後に発起人平井有太による、河村康輔さん評を記しておきます。アートコレクター、河村さんのファンの方、ぜひこの超レアな作品をチェックしてみてください。>>> 私が”河村康輔”を認識したのは『AKIRA』の巨匠・大友克洋さんとのコラボ、または、大友さんの作品を「どう触ってもいい」と許しを受けた唯一のアーティストとしてだった。コラージュやシュレッダー使いの名手として知られながら、実はあらゆるデザインをこなし、昨今はユニクロのクリエイティブディレクターまでを勤め、パンク/ストリートを中心に、日本カルチャーの肝を縦横無尽に闊歩する才人。つくる作品は端からソールドアウトとなる中、本展「Legacy3.11」については「このテーマのためならば」と、倉庫を探してやっと出てきた、ぎりぎり残っていた最後の3点(厳密には「Legacy3.11」展の前身である、「AWAKES/みんなの目覚め」に出展いただいた作品を加えた4点)を提供いただいた。河村さんの出身は広島。若い頃から、育った地元に原爆投下された日、太平洋戦争終結の日は毎年イベントと取り組みを欠かさないできた。「世界で最も苛烈な苦しみを受けた」という点で、誰も抗えない説得力を持つ土地出身として、パンクの精神を体現する表現者として、”河村康輔”は構築されてきたのだ。
「Legacy3.11」展、発起人の平井有太です。ミラノで49歳の朝を迎え、たまたま近所にあった、老舗50年の床屋さんで髪を切ってもらいました。今回の展示は見方によっては無謀とはいえ、考えてみれば歳相応の挑戦という気もしています。私は発起人および主催者として、脂汗がにじむレベルの借金をして今回の展示に臨んでいます。もちろん事前に企業などの協賛は欲しかったけれども、それは力不足でならなかった。しかしミラノに来て驚いたことがあります。この、限りなくDIYで非営利の取り組みだからこそ、多くの方々に「よく来てくれた。ありがとう」「昨今なかなか見れない、意味のある展示だ」と鼓舞されるのです。アメリカに強く影響を受けて育った自分は、ヨーロッパは何とも理屈くさい難敵に感じて、これまで率先して触れない傾向がありました。それは哲学的、政治的、市民の意識的にも先端地で、アートへのリテラシーも高いと思っていたからです。でも来てみると、東京と同じように悪政や物価高、格差、貧困に疲弊している姿がある。すべてが一握りの富裕層に仕切られ、市民は日常の生活に苦労し、そこから何をつかみとるか模索している、そんな印象でした。また、日本だけが自然災害の影響を受けているわけではありません。世界的な気候危機で、イタリアにも気温上昇はもとより洪水や山火事があり、現在進行形な2つの戦争は、日本よりもずっと身近なものとして体感されています。だから、私が3.11以降の福島で見つけた「土中の微生物まで含めた生命を基準に判断(BIOCRACY)を積み上げていく社会」の価値が、よりいっそう高まっている。そして、企業や富裕層のバイアスで表現が決まってしまう展示に辟易している観点から、リアルな市民の営みを積み上げてここまできた「Legacy3.11」が高い評価を受けている。私はここまで、自分の「有るがまま(に太いオトコ)」という名の通り、多様なお誘いが連なる流れに身を任せて活動してきました。例えば大本の発端である拙著『福島』『BIOCRACY』(2015、2016)は福島のSEEDS出版さんからのお声がけで刊行。同著を面白がってくれたChim↑Pomの導きで、それが個展(2016)に結実しました。以降も、東京五輪や3.11から10年の節目ごとにお声がけいただき、その先で「これ以上はないだろう」とたどり着いた、当時で最大規模の「AWAKES/みんなの目覚め」展(アーツ千代田3331、2022)にミラノの私大IULMのグイド・フェリッリ教授がフラッと来場。氏の発案で、しかもAWAKES展を倍以上にした規模で、今回のミラノ展へと繋がりました。3.11直後から国内で続く「無関心」「風化」「忘却」は恒常的な問題として、3.11から生まれた価値を、社会課題が肥大し続ける世界にこそ提示したい。こここそが勝負時。この歳になって少しくらいの資金難で腰が引けたり、物怖じしてる場合ではない。その結果が今、この「Legacy3.11」です。DIYなことが大きな評価を受けている。しかしこのまま大赤字で展示を終えては、この先はありません。今すでに他国、もしかするとさらに大きな規模の話も、耳に届きつつあります。今回ミラノで足かせとなったのは「非営利」という開催条件でした。会場代、宿泊費を免除するからすべては非営利。正直、その条件でなければ実現できませんでしたが、それがあるから資金難という、絶妙過ぎるバランスで表裏一体の立て付けが本展の姿です。次回以降、この縛りはないでしょう。また、私は過去の経験から、クラファンは避けたいと思っていました。しかしミラノに来て、クラファンにたどり着いたことも必然であり、だからこそ得られる説得力、評価があることも理解できました。たとえ現状のクラファンの仕組みに文句があっても、幅広い市民からのサポートで、日本発のかけがえのない価値観で世界と組みしていく。その姿勢は結果として、間違いない選択だったと胸を張って言えます。すでに皆さまからは大きな支援をいただき、800万円という目標の30%以上は到達。とはいえ残り1ヶ月強で500万円以上を集めなければならない状況です。感謝と不安が混濁しながらのミラノでの取り組み。より幅広い層にこの取り組みを伝えるべく、SNSなどでの拡散に加え、メディアも探しております。現地に実質3人しかいない中ですべてをこなしている現状で、まだまだご支援賜りますこと、どうかどうかご理解の上、引き続きどうぞよろしくお願い申し上げます。以上をもって、自分の誕生日のご挨拶とさせていただきます。平井有太 拝あなたのブラウザはhtml5 videoをサポートしていません。>>>>クラウドファンディング状況2,588,900円(32%)支援者251名・残り36日、5,411,100円