
寒い雨の一日の日曜日!
お彼岸が近くなるとスーパーでは『菜の花』が売られています。
菜の花の薬膳的効能…
菜の花は春を代表する野菜で、「春の肝を整え、気の巡りをよくする」優れた食材です。
何故、春は肝を整えるのか⁈
中医学(中国伝統医学)では、春は「肝」の季節とされ、
肝の働きが活発になりやすい時期です。
その理由は、春の自然のエネルギー(気の流れ)と肝の特性が密接に関係している
からです。
① 春は「陽気」が高まり、気が動き出す季節
② 肝の役割は「気・血の流れをスムーズにする」
③ 春はデトックスシーズン「冬の老廃物を排出します」
④ 「肝」と「感情」の関係:イライラしやすくなる
※春になると新陳代謝が活発になり、デトックス(解毒)の働きが強まる時期。
肝は「解毒」を担当する臓器なので【春は肝臓】と密接に関係します。
◆ 菜の花は「温性」の食材で、冷えを防ぎながら気血の巡りを促します。
辛味と苦味が、気の巡りを促し、精神の安定をサポートするので、
春に乱れやすいイライラやストレスを和らげる作用があります。
また、消化を助けるので、春の胃腸の不調にも有効。
「温性」の菜の花は、血流を良くし、手足の冷えを改善します。
◆ 菜の花のおすすめレシピ
・菜の花と柚子の白和え(気の巡りUP&ストレス軽減)
・菜の花と生姜のスープ(冷え改善&血流促進)
・菜の花としらすの酢の物(デトックス&消化促進)
・菜の花とホタルイカの酢みそ和え(春の巡りUP&血流改善)
・菜の花の胡麻和え(春の不調改善&冷えムクミ改善)
*他にも…
お味噌汁の具材、スパゲッティ、サラダ、炒めもの…
※春の巡りを整えるために『菜の花』ぜひ積極的に取り入れてみてくださいね!






