本日は続けて、追加リターンのご紹介をさせてください♫第2弾は「みのりのセット」です!このセットができたのは、このふさふさのスワッグを学園にいただけることになったことがきっかけです。珍しい雑穀のスワッグは、たかきび、あわ、ひえでできています。かつて日本の食を支えた雑穀たち。房はこんな姿なんだ〜!と初めて知りました。こと、存在感のあるあわは、きつねの尻尾のようでフワフワふさふさ、季節の恵みを象徴するかのような豊かさで、同時にとっても愛らしいです。秋も深まってきました。学園の紅葉は、緑から緋色へ、そして今はきらきらとした黄色へと移り変わっています。陽に照らされて輝いているわけですが、まるでそれぞれの葉が自ら光を放っているようです。秋の陽光は穏やかながらきらきらと輝いて、ハッとさせられることがあります。光の反射をたどったら、木々の葉の重なりから漏れる光の粒を結んだら、こんな模様ができるかも。みのりのスワッグに合わせたいと考えたのは、幾何学のカードです。一つひとつの孔を手作業であけ、金糸の運びにより模様が生まれる美しいカード。学園の子どもたちも、授業で幾何学を学びます。幾何学図形と聞くと、どちらかというと機械的なもの、工業的なものをイメージするかもしれませんが、自然界にもあらゆるところに、美しい法則や規則性を見つけることができますね。子どもたちは、そんな存在をヒントに、糸かけや色鉛筆を使って、自らもまたその美しい世界を作り出せるということを学んでいます。気候危機が叫ばれる昨今ではありますが、それでも春には桜の花が咲き、秋には葉が色づきます。季節の巡りも自然の法則と言えるでしょう。人の1日のリズムのように、自然も大きなリズムを生きています。春に花を咲かせるのは?夏に昼を長くするのは、秋に木々の葉を色づかせるのは。冬に雪を降らせるのは。例えばこんな天使さんのお仕事なのかもしれません。セットの最後の一つは、やわらかな羊毛の天使のオーナメントです。これからだんだんと、寒さが厳しくなる季節。葉も落ちて、なんだか世界から色がなくなってしまうみたいで、少し不安に感じることがあっても、また春が来て、夏が来て、ゆたかな実りの秋がやってきます。巡る季節を共に見守ってくれているような天使さんを、どうぞかたわらに。
こんにちは!クラウドファンディングも期間の半分を過ぎました。残り17日間となっております。なんとありがたいことに、クラファンが開始後もリターンのご協力のお申し出をいただき、新たなリターンをご用意できることになりました!すでにリターンページにも追加されていますのでどうぞご覧ください。追加リターン第1弾は、「こもれびセット」です。仙台市太白区西多賀にあります、Cafeこもれびさんから、こもれびクッキーとハーブティのセットをご提供いただきました。可愛いはちみつのチーズケーキでも有名な、あのこもれびさんです!先日お店の開店前にお邪魔し、リターン品の撮影をさせていただきました。スプーンなどを使って1枚1枚描かれた可愛い笑顔の子どもたちのクッキー。はちみつの甘い香りがするサクッとおいしいクッキーです。今回は特別に、キャンドルのリターンでもお世話になっている石巻ニホンミツバチの会の皆さんの蜂蜜を使って作っていただけることになりました。暖かで綺麗な黄色をしたハーブティは、こもれびさんが、ハーブ工房 まーじょらむさんに依頼をして作っていただいているというオリジナルのブレンド。ほのかに香るオレンジやミントに癒される、美味しくてのみやすいハーブティでした(いただいてしまいました!)エキナセア、オレンジフラワー、エルダーフラワー、レモンバーム、スペアミント、マリーゴールド、リコリスがブレンドされているそうです。(リターンのセットはティーバッグでお届けします。)“環境が変わったり学校や仕事でストレスを感じてしまう…季節の変わりめでアレルギーが出やすい…そんな方がゆったりと寛げるそんなブレンドを作ってほしい!そうお願いして作っていただいたブレンドなんです”そうおっしゃる、こもれびのお二人。学園のこともこうして応援していただいておりますが、日頃から、たくさんの方にエールを送られているんだなぁと、しみじみ感じました。こもれびさんが、こうして素敵なセットをご用意してくださって、私たちもなにか、「こもれび」にちなんだ学園らしいものを...と考え、皆さんに一緒にお届けしたいと思ったのは、写真にあるトランスパレントの飾りです。紙が折り重なってできる濃淡と、陽に透けた姿が美しいトランスパレント。色もかたちもいろいろご用意しています。緑色は文字どおり、こもれびや、若葉が重なるところのようですし、桃色のお花、オレンジ色は夏の元気なお日様のよう。真っ赤な紅葉や、雪の結晶のようでもあります。学園のお庭も周りのお山も、季節が巡り、毎日姿を変えていきます。手の仕事は、大きな自然や、その小さなかけらたちの、一瞬のきらめきに力をもらい、それをこの手にとどめておきたい。そんな願いから生まれているのかもしれません。季節は駆け足で過ぎていくようですが、少し立ち止まって身近な自然に目をやったり、クッキーとハーブティでゆっくりまったりする時間を持っていただけたら嬉しく思います。・・・・・・・・・・・・cafe こもれび仙台市太白区西多賀3-7-38ディライト西多賀1F営業時間 11:00 〜 17:00定休日 火・水曜日 & 第2・第4月曜日Tel:080-3149-9177 Mail:cafekomorebi.sendai@gmail.comHP facebook instagramこもれびさん。ほんとうにありがとうございます!!
わたし自身が学校という環境に上手く溶け込めず、不登校を経験したことから、自分の子にプレゼントしたいのは何よりもまず自分らしくいられる環境が1番だと考えるようになりました。そうして見つけたのが、宮城おひさまの丘シュタイナー学園でした。自然の中にある小さな学校です。入学を決める時は、小さな学校ですし、生徒数も多くはなく、周りで反対する方もいました。「普通の学校にしなさい。」と。ですが、何度も体験などで通わせていただく中で、ここだけ時間がゆったりと流れるようないいようのない空間。1人ひとりを、見てくださる先生方のあたたかい姿勢などを感じ、小さくても、生徒数が多くなくとも、娘をこの空間で過ごさせてあげたい。という想いが強くなり、迷いなく学園に入学を決めました。実際今、イキイキのびのびと健やかに育つ娘を見てあの時の選択は間違ってなかったと感じています。先生方に感謝です。たくさんの学校があり、たくさんの子供たちがいますが、小さな学校でも大きなあたたかさのある学園に希望をいただいている親子、そして、子供たちが自分らしくいられる場所をぜひご支援いただけましたら嬉しいです。3年生保護者 O
こんにちは。いつもご覧いただき、ありがとうございます。本日は先生のメッセージを紹介させていただきます。引き続き、皆さまからの応援、あたたかいご支援をお待ちしております!おとぎ話しにしっとりと澄ませていた小さな耳は、いま、ギリシアに生まれたデモクラシーの産声を聞き、ローマの未来のために立ち上がった戦士たちの声を聞いている。めくられていく絵本をじっと見つめていた小さな瞳は、いま、プリズムによって方向の変わった光を見つめ、水中にゆらめく温かい色水の動きをいつまでも追いかけている。どうして私たちは学ぶのだろう、という問いかけは、どうして私たちは食べるのだろう、という問いかけに似ているかもしれない。世界を信じて、こくりこくりと葉っぱの水玉を飲むように、こどもたちは授業を食べて生きている。透きとおった栄養をもらって、こどもたちは授業中もすくすくと成長していく。おひさまの丘の授業はときにあまりに不可思議で、謎めいているけれど、きっと大丈夫さ。こどもたちはいま見えない世界で、生きる根っこを地中深くに伸ばしているのだから。この場所で過ごすこども時代が、いつも命にみずみずしさをあたえ、こどもたちの人生をちから強く支えるものになりますように。担任教師 K
11月16日17日、塩竈市杉村惇美術館で開催された暮らしの市に、学園で普段子どもたちが使う蜜蝋クレヨンや、チョーク・ハーブティ、ソフィアファームの塩や、天使のオーナメントなどを持ってワークショップと一緒に教師と保護者が参加して出店しました。美術館の大講堂は、天井のカーブが綺麗で教会の中のような空間、お向かいはアンティークの道具や椅子が並ぶお店。学園の子どもたちは、木のボール2つに入ったフェーブの中から、売り場にそっと降誕劇の1場面をつくっていました。ワークショップは、天使のオーナメントにも乗る、胡桃のゆりかごに入るフェルトの赤ちゃん人形づくりと、夜が長くなるこの季節にぴったりなランタンづくり、草木染めの毛糸のオーナメントづくりの3種類を準備して、2日間で40名位の方に体験していただきました。出店のお知らせを見ておひさまの丘ブースを目指して来てくださった方、お仕事のつながりからクラウドファンディングをご支援くださり、オイリュトミー講座にも申し込んでくれた方、30年ぶりの偶然の再会があったりして盛り上がるブース、しかしワークショップのお客様はどんどんやって来ます。それぞれに「○○さん○○ワークショップお願いしま~す。」と、どんどんお客様をご案内する人、朗らかにお話しながらランタンとオーナメントづくりを教える人、ブースのみんなで完成した赤ちゃん人形の新たな旅立ちを見守りつつ、教師のひとりは、お客様が触れてしまった看板の黒板絵を直しに現れたり。その隣ではハーブティをおすすめし、クレヨンを売っています。また別の教師はブースに通りかかる方に学園の紹介をしたり、次々いらっしゃるつながりのある方とお話しをしたり。用意した学校案内やクラウドファンディングお知らせカードもほぼなくなり、クラウドファンディング中ということを知っている方も多かったです。暮らしの市に来てくださったお客様、ここに書ききれないところで協力してくださった方、参加できなくても心を寄せてくださった方みなさまありがとうございます。個人的には、2日目にお隣になったブックカフェサファリさんが、お世話になった方の娘さんだったのがわかったり、岩手のダグラスの森のようちえんに通ってるよーという親子の方がいらしたり、撤収を終えて甘いもので疲れを癒そうとジェラート屋さんに向かったら、お釜神社の前に石巻ニホンミツバチの会の芳賀さんが出店していらしたり、地の縁、人の縁とたくさんのつながりを感じた2日間でした。暮らしの市チームのみなさんお疲れさまでした。報告 鈴木麦穂