クラウドファンディングにご支援いただいた皆さまへ おひさまの丘のクラウドファンディングが終了しました。38日間で、205名の方から2,772,500円のご支援をいただきました。直接振替口座にご支援くださった方も多く、皆さまがこうして私たちを信頼し、お気持ちを託してくださったこと、本当に感謝の念に堪えません。お一人お一人のお顔を見ながら、お礼をお伝えしたいところですが、ひとまず、この場を借りしまして、厚くお礼申し上げます。皆さまからお気持ちをお寄せいただいたことは、私たちにとって大きな励みになりました。同時に、私たちの活動が皆さまの信頼に足るものであるか、今一度、自らを振り返る機会になりました。私たちはこれからも、考えながら、迷いながら、前へ進んでいきます。私たちの背中を、子ども達が見ていることを感じながら。これからも、皆さまが末長く私たちおひさまの丘の歩みを、見守ってくださったら、こんなにうれしいことはありません。皆さまがお住まいの地域も、きっと冬本番が近づいていることでしょう。どうぞ暖かくしてお過ごしくだい。・・・・・・・・・・・・・皆さまへの返礼品は少しずつ準備を進めてまいります。こちらの活動報告でも進捗をお知らせしてまいります。どうぞ楽しみにお待ちください♪
この38日間、ずっと見守っていただきました皆さま、ほんとうにありがとうございました。おひさまの丘のクラウドファンディング、ついに今日が最終日です。日付が変わるまで、どうぞお付き合いくださいますよう、お願いいたします・・・・・・・・・・・・・・・・・12月に入り、クリスマスを待ち望むアドヴェント(待降節)の季節がやって来ました。冬至に向かって、ますます外界の闇が濃くなる一方で、私たちの内面に輝く光を灯すアドヴェントの集いは、おひさまの丘の季節の祝祭の中でも特に大切なものです。11月の終わり頃から、アドヴェントの集いとクリスマスに向けて、蜜蝋ろうそくを作ったり、トランスパレントでお星様を作ったり、子ども達と少しずつ準備を進めています。今年はろうそく作りのための蜜蝋を、石巻ニホンミツバチの会の方が分けてくださり、また、モミの枝を専科の先生がご自宅の敷地から切って届けてくだいました。そして開校以来、ずっとお世話になっている藤野シュタイナー学園のろうそくの会の皆さんから、今年も見事な蜜蝋ろうそくが届きました。アドヴェントを迎えると、教室は針葉樹の爽やかな香りと蜜蝋の甘い匂いが入り混じった、この季節ならではの空気に満たされます。朝はどのクラスでも、アドヴェントクランツという針葉樹のリースを土台にしたろうそく立てに明かりが灯され、子ども達の静かな歌声が響いてきます。多くの方の想いが、おひさまの丘に注がれることで、毎年変わらず、この祝祭を子ども達と迎えられることに、改めて感謝を捧げたいと思います。今年は風邪が流行ったために、本来なら先週金曜日に行われるはずだったアドヴェントの集いが、今週に延期されました。1週間遅れての開催になりますが、今年のアドヴェントの集いもきっと、子ども達の心の奥底で美しく輝く思い出になるでしょう。
おはようございます。昨日、皆さんのおかげにより、ネクストゴールを達成することができました!ご支援、応援いただきました皆さん、プロジェクトを広めていただきました皆さん、ほんとうにありがとうございます。残り期間は2日を切りました。最後までどうぞ、応援くださいますようお願いいたします。・・・・・・・・・・・・・・・・NPO法人 おひさまの丘 宮城シュタイナー学園 は、会員を随時募集しております!今年度予算の大幅な不足により、今回、学園はクラウドファンディングに挑戦いたしました。学園運営は、保護者が納める運営費だけでは厳しく、継続的なご寄付やご支援(会員費)が、私たちの大きな支えとなっております。財政の厳しさは来年以降も変わらず、学園にとって大きな課題となります。学園のことをもっとたくさんの方に知っていただき、ここに通いたいという子どもたちをふやすこと、予算の見直しをし、支出を抑える工夫をすること。学園の運営と合致する助成金・補助金の獲得を目指すこと。今回応援くださった皆さんに応えるためにも、できうる限りのことをしてまいります。そして、継続的に学園を応援してくださる方をふやしていくこと。今後、学園のサポーターとなってくださる方をふやす取り組みに力を入れていきます。これには、とても多くの課題がありますが、その先の数年後までの目標として、認定NPO化を目指して活動していきます。認定NPOになることができれば、ご支援いただいた方は寄附金控除を受けられることになり、ご寄付の負担を軽減することができます。そのためにはまず、学園へ年間3000円のご寄付をくださる方を100名集めること、その状態を数年間維持することが第一条件となります。今回のクラウドファンディングでは、現在まで180名もの方にご支援をいただいており、おかげさまで初年度をクリアすることができました。来年度も、さらにその先も、おひさまの丘を存続させるには、今後も継続的なご支援が必要です。おひさまの丘の子どもたちが、これからもずっとこの場所で学んでいけるように、どうぞお力をお貸しください。・・・・・・・・・・・・・・・・おひさまの丘には、正会員と賛助会員という会員制度があります。私たちの活動に賛同して、応援してくださる方になります。正会員は、学園の発展のために、様々なプロジェクトを企画することもできます。また現在、学内では、会員の皆さまの制度充実のため、さまざまな検討を進めております。決まり次第、こちらの活動報告やHP、各種SNSでお知らせしてまいります。どうぞよろしくお願いいたします。・・・・・・・・・・・・・・・・*正会員費年会費:一口12,000円*賛助会員年会費:一口 3,000円(個人) 一口10,000円(団体)*お問い合わせおひさまの丘宮城シュタイナー学園連絡先:022-725-5086Eメール:info@ohisamanooka-steiner.or.jp会員募集について
木工専科教師の藤原です。クラウドファンディングも残り2日あまりとなりました。毎日少しずつご支援いただく方が増え、お名前を拝見し、そのたびにありがたい気持ちでいっぱいになります。最後までどうぞ、応援のほど宜しくお願い致します。本日は、今年の春休み中のエピソードをご紹介したいと思います。昨年度、おひさまの丘では24年度のクラス編成と時間割、高学年のエポックを誰が担うかなど長く話し合いが続きました。1年を通して授業を担うのは、3名の担任教師と、5人の専科教師、そして専門科目の講師の先生方です。複式クラスで授業を行いながらも、できうる限り、その子の年齢・成長にあった学びをもたらそうとすることは、地方の小さなシュタイナー学校では、非常にたくさんの工夫が必要です。最終的に、それらを実現しようとすると、中等部校舎の教室の5部屋が絡む大移動、大改造が必要となりました。春休み直前に決まったこの計画。なかなかに大変なことが予想されましたが、一番は、9年生となる子どもたちの「最後の一年は日当たりがよくて明るい教室で過ごしたい」という切なる願いを叶えたいという、学園の大人たちの思いがありました。中等部校舎は、少しお山を下った谷あいにあり、日中でも少し薄暗い部屋がありました。今となっては、なぜだったのか?という気持ちですが、6年生から8年生までの3年間、一期生の子どもたちは一階の日当たりのよくない教室で過ごしていたのです。保護者や教師が協力し、早速改造に取り組むことに。さらに、そこで大きな力を発揮してくれたのは、新9年生となる子どもたちです。「自分たちが使う教室なのだから」と、春休み中にもかかわらず、そして誰に頼まれるでもなく、何日も何日も登校し、教室の改造を手伝ってくれました。図書の大移動をし、自分たちのおすすめの本は表紙がみえるように飾ったり、読みやすいように机や椅子の配置も考えてくれました。この機会にと、収納物を見直し、不要品の整理もてきぱきと。担任の先生に聞きながら、自分たちの教室の設えもこだわりました。今回の改造で、中でも大変だったのは、二階にあった創作室を一階の和室へ移動することです。創作室は彫塑、水彩、木工の授業が行われていましたが、さすがに畳の上ではできないね、ということで、床に張り替えることに。二間合わせて14畳の床はりです。まずは重たい畳はがし。幸いにも畳はその多くを引き取って使っていただけることになりましたが、そのあともたくさんの工程がありました。次は根太打ち。床は四角にカットした合板でしたが、その下地として根太を打ちました。インパクトドライバーも使いましたが、回数をこなすと慣れた様子で手際よくビスを打っていました。その後、保護者の方のアイデアで、もみがら燻炭を新聞紙などに包んで根太の間に入れ、断熱材としました。その後がやっと床張りです。何しろ5部屋が絡む大移動だったので、この作業が終わってからやっとこれが移動できる、といった具合で毎日いろんな部屋が少しずつ進んでいきました。新9年生の子どもたちは、新7年生が使う教室もせっせと準備を進めます。力を合わせて1階から大きな黒板も移動しましたし、新7年生の黒板も、自分たちの新しい黒板も、塗料を塗る仕事も担ってくれました。開閉式の大きな黒板も、大人と協力して取り付けました。ほんとうに頼りになる子どもたちです。(あまりに頼りすぎだと、ご覧になる皆さんは思うかもしれません...)最初の方に、「自分たちが使う教室なのだから」と言っていたと書きました。一緒にいろんな作業を終えて思ったことは、必ずしもそうではなかったんだな、ということです。明るい部屋で過ごしたいと言ったのも、図書コーナーを整えたのも、床はりを手伝ったのも、自分たちの最後の年への思いも確かにあったことと思います。けれど胸の中には、自分たちの卒業後、ここで過ごす子どもたちへの思いがあったのでしょう。違う言い方をすれば、後輩たちに加えて、担任の先生たち、専科の先生たち、学園のおしごとで時折、あるいはしばしばやってくる保護者の皆さん、専門的な授業の講師の先生方など...学園に集う様々な人々。彼女たちの「わたしたち」の「たち」に含まれる人は、実はきっと、とても多いのだろうと思います。それを特別に意識をしているわけでも、あえてはっきりと言葉にするわけでもないけれど、9年生の彼女らにとって、それはごくごく自然な気持ち、行いだったのではないでしょうか。ただ実際に、彼女らの気持ちは大人を動かし、自分たちもたくさん手を動かしたことで、確かに新たな道を切り拓いたのだ、そう言えると思います。6歳からこの小さな学校で過ごした9年生は、もうみんな15歳になりました。私が一緒に過ごしたのは6年生からの3年と8ヶ月ですが、この期間でも子どもたちはどんどん成長し、どんどん変化していきます。青年期にさしかかった子どもたち。やがて社会に羽ばたき、仲間とともに力を合わせて人生の目的を果たしていくだろう、その片鱗を、間近で見させてもらうことになりました。それは私にとっても、かけがえのない経験であり、この学園で過ごす中での、大きな励ましとなっています。
クラウドファンディング終了まで残り3日となりました!昨日までで、165人の方よりご支援をいただいております。本当にありがとうございます。ネクストゴールまで、あともう少しです!シェア&拡散していただけると嬉しいです。よろしくお願いいたします!本日は、昨日に引き続き、最後となる保護者からのメッセージをご紹介します。9年生。学年が上がるごとに考える力がグーンと深まり、難しい言葉を使ってみたり、読む本の種類もガラリと変わり、日々変容しています。常に物事の本質に触れたがり、見抜こうとする姿勢は、環境が豊かであり、本質に触れながら学ぶ機会が多く、守られた中で学び続けてこれたからだと思います。また学園では、楽しいこと嬉しいことだけでなく、別れもあり、寂しさや悲しさ、もちろん困難なこともあります。その一つ一つへの大人の向き合い方、時に頭を悩ませながらも何を大事にしているのかを、子供はしっかり受け止め、そして年齢が大きくなるにつれ形を変え、今度は自分の考えや思いとして、表現していくことができるようになったのだなと感じます。時代は何もかもスピードを増し、あらゆる情報が溢れる中で、おひさまの丘は、時間泥棒に振り回されることなく、自分の頭でじっくり考える、自分の意思で選び、動くことができる場所。この小さな学園を応援して下さる方々の支えは、本当に有り難く、心強く、心より感謝しております。9年生保護者 e.k