


今回の料理は伝統料理の極みの1つ
Salsiccia
サルシッチャ
です。
発祥は古代ギリシャ時代、日本はやっと文明が生まれてきた弥生時代です。
サルシッチャとソーセージは何が違うかと言うと、スモーク(燻製)を含めた加熱処理をしているか、していない生かで大きく別れます。
イタリアの市販されているサルシッチャは防疫飼育をして、厳格な細菌検査をしていて、豚肉ですが生で食べる地域もあります。
また、腸に詰めて作ることもありますが、腸を使わずそのまま成形した物も特に家庭で使われます。
付け合わせで使いましたレンズ豆はイタリアでは年末年始の縁起物で、形が貨幣のコインに似ていることから、食べると金持ちになると言われてきました。
さて今回も石垣島の稀少なブランド豚
【みやぶた】
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を使い部位としてはバラブロック肉と旨味の強い肩ロース肉を使いました。
ハーブは八重山諸島でも古くから使われていた生のフェンネルと生のローズマリー、ピパーツ(島胡椒)、胡椒、島の無農薬マイヤーレモンの皮を使いました。
全ての食材を合わせて一晩冷蔵庫で馴染ませて、サルシッチャの下拵えは完成です。
提供時にはサルシッチャを1度ボイルしてからソテーして、トマトの風味を効かせたレンズ豆と合わせて皿に盛り付けて完成です。
これこそ石垣島でなければ食べることのできない島の素材がつまった料理です。
鮮度が抜群で旨味も強いイタリアの伝統料理を是非楽しんでいただけましたら幸いです。





今回はサルシッチャでした。





