いつもプロジェクトを応援していただき、本当にありがとうございます。今朝までに、なんと150名もの方にご支援いただきました。心から感謝の気持ちでいっぱいです。残り18日。引き続き、どうぞよろしくお願いいたします。さて、今日は野球教室でよく聞かれる質問について、お話したいと思います。「こどもは褒めたほうがいいですか?」この質問、本当によくいただきます。私の答えは、迷わず「はい、ぜひ褒めてあげてください」です。ただ、褒め方にはちょっとした“コツ”があります。今日は、昔、妻から教わった褒め方の“コツ”について、実際に経験したエピソードを交えてお伝えしたいと思います。―初めてのヒットと、飲み込んだひと言-当時、息子が野球の公式戦で初めてヒットを打ちました。スタンドで見ていた私は、嬉しくて思わず声を上げてしまったほどです。試合後、帰り道に私は彼に言おうとしました。「ヒット打って、すごかったね!」でも、その言葉をふと飲み込んで、代わりにこう言ったんです。「打てるように、たくさん練習してきたもんね。がんばったね。」彼は照れたように「うん」と一言。その表情が、今でも忘れられません。嬉しさと、自信が混じったような、本当に誇らしげな顔でした。―「結果」を褒めていた過去-正直に言えば、私はそれまで「結果」ばかりを褒めていました。テストで100点を取ったとき。徒競走で1位になったとき。「すごいね!」「才能あるね!」と、つい口にしていました。でも、妻に言われて気づかされたのです。「努力を認められた子は、失敗しても立ち直れる」逆に、才能を褒められてばかりいた子は、失敗すると「自分には向いていない」と思いやすくなる。これは、私にとって大きな気づきでした。―小さな努力を見逃さない―息子は、家でも自主的に練習していました。毎日の素振りやストレッチ。私はそれを、当たり前のことのように受け取っていたんです。でも本当は、誰にでもできることじゃない。「上手くなりたい」その気持ちで、毎日コツコツと積み重ねていた、努力でした。―褒め方を変えたら、子どもが変わった―あの日から、私は言葉を少し変えるようになりました。「すごいね」ではなく、「がんばったね」「練習してたもんね」「前より上手くなったね」そんなふうに“努力”に光を当てるようにしたのです。すると、不思議なことが起こりました。息子が、失敗しても落ち込みすぎず、自分からこう言うようになったんです。「次はこうしてみる」その姿勢こそが、何より嬉しい成長でした。大人が“プロセス”を見てあげることこどもたちは、大人がどこを見てくれているか、ちゃんと感じ取っています。結果ではなく、その裏にある「がんばり」を見つけて、認めてあげること。それが、こどもたちの中に「努力できる自分」への誇りを育てるのだと思います。これからも私は、「すごいね」よりも、「がんばったね」を大切に。こどもたちの歩みを、そっと見守っていきたいと思います。
いつもプロジェクトを応援していただき本当にありがとうございます!昨日、ある少年野球チームより「練習方法や心構えについて教えてほしい」とお声がけをいただき、グラウンドへ伺いました。その際に、選手のみなさんへお伝えした内容を、こちらにまとめさせていただきました。この文章が、野球に関わる方々の指導や日々の励ましの一助となれば幸いです。野球は、ただ勝ち負けを競うだけのスポーツではありません。打てなかった日。思うようにプレーできず、涙を流した日。くやしさからグローブを投げたくなった日。それでも、何度も立ち上がり、またグラウンドに戻ってくる選手たちへ。心からお伝えしたいことがあります。1. 自信と勇気は「与えられるもの」ではありません「もっと自信を持って」「勇気を出して」そんなふうに言われても、簡単にできるものではありません。けれど、黙々と素振りを重ねたり、誰よりも大きな声でノックを受けてきた、日々の努力。それらの積み重ねが、やがて心に火を灯し、自信と勇気へとつながっていきます。それは、人から与えられるものではなく、自ら育んでいくものです。2. 「自分のところに来てほしい」と思える心の準備守備のとき、「ボールが飛んできませんように」と思ってしまうことがあるかもしれません。しかし、上達していく選手たちは、むしろこう思っています。「自分のところに来てほしい」と。その気持ちは、心と体の準備を生み、状況を正しく判断し、動ける力につながります。これは日々の練習が、少しずつ育ててくれる「心の技術」なのです。3. 練習の中にも「本気の勝負」をたとえばキャッチボールで、「顔の高さで捕れたら20点」といったルールを決めて競い合う。遊びのように見えても、真剣に取り組むことで集中力が高まります。こうした小さな勝負の積み重ねが、試合での一球を変える力になります。野球は、一瞬の判断や気持ちの強さが問われるスポーツです。だからこそ、「勝ちたい」という思いが選手を成長させてくれるのです。4. 「うまくなりたい」と思い続けること周りの選手が軽やかにプレーする姿に、自信をなくしてしまうこともあるかもしれません。けれど、成長には人それぞれのペースがあります。身長が伸びる時期、身体の使い方がわかってくる時期は、みんな違います。大切なのは、「うまくなりたい」という気持ちを持ち続けること。その思いが、やがて一歩前に進む原動力になります。5. 「失敗するのは自分だけじゃない」と気づけたときエラーが続いて、試合に出るのが怖くなったこともあるかもしれません。ですが、プロ野球選手でも三振もしますし、エラーもします。失敗をまったくしない選手など、どこにもいません。大切なのは、失敗そのものではなく、それまでにどれだけ努力をしてきたかということです。本気で努力を重ねた末の失敗は、次につながるかけがえのない経験です。6. 準備がすべてを支えますかつて、試合中に選手へ「今は何回?スコアは?アウトカウントは?」と尋ねたところ、答えられなかったことがありました。どれだけ技術があっても、状況を把握できていなければ試合では戦えません。グラウンドに立っていないときも、心の準備をしておくこと。その積み重ねが、自信をもってプレーする力へと変わっていきます。7. チームでミスを乗り越える誰かが送球ミスをしても、その後にアウトを取った瞬間、ベンチが一体となって喜んだ場面がありました。あのとき、チームがひとつになったと感じました。ミスは、絆を深めるきっかけにもなります。「大丈夫、俺がカバーする」そんな言葉が、チームを強くしていくのです。本当に強いチームとは、ミスを恐れず、みんなで立て直せるチームのことを言います。おわりに野球は、結果だけを求めるスポーツではありません。たとえ打てなかったとしても、エラーをしたとしても、その日の努力や気持ちは、必ず選手の心に残っていきます。自信をなくして泣いていた子が、やがて仲間のミスを笑顔で支える選手に成長していく——その日が来るまで、私は何度でも伝え続けたいと思います。「みんなは必ず強くなれます」
おはようございます。NINE BASEBALL ACADEMYの若林です。クラウドファンディングへのご支援、今朝までに137人もの方々から温かい応援をいただいております。本当にありがとうございます。心より感謝申し上げます。さて、本日、群馬県高崎市は雨模様。楽しみにしていた試合やイベントも、中止になってしまったかもしれません。でも私は、こんな日こそ**「頭を使う野球」を学ぶチャンスだと考えています。そこで、昔を思い出し 雨の日にしかできない“戦術練習”をご紹介します!グラウンドが使えなくても、バットやボールを持てなくても、野球に必要な「判断力」や「戦術理解」は、室内でも育てることができます。こども達に特に人気だった取り組みを、3つご紹介します。① 野球クイズ&シチュエーションゲーム例えば――「ノーアウト1塁、サードにゴロが飛んだらどうする?」こうした場面を想定し、みんなで答えを考えるゲーム形式のトレーニングです。チーム対抗にすると、自然と盛り上がり、集中力もアップします。「なんでそうするの?」「その次は?」と深掘りしていくことで、戦術が楽しく身についていきます。② 試合映像を見てプレー分析プロ野球や高校野球の実際のプレーを見ながら――「このプレーはなぜ成功したのか?」「自分だったらどうするか?」自分たちの過去の試合映像を振り返ることもあります。良いプレーの再確認や、改善点の発見にもつながり、『見て学ぶ力』が自然と身についていきます。③ 守備位置と動きをホワイトボードで確認ホワイトボードや磁石を使い、実際のプレーをイメージしながら守備の動きを確認。特に低学年の子でも分かりやすく、視覚的に理解できるのがポイントです。「サードがゴロを取ったとき、セカンドは?」「ランナーがいたら?」――そんなやりとりを通じて、試合での連携がスムーズになります。雨の日も「学びの日」に「今日は雨で練習中止かぁ…」ではなく、「今日は作戦・判断力を磨く日だ!」と、前向きに過ごす。そんな考え方が、チーム全体の底力を育ててくれました。野球は“体”を動かすスポーツであると同時に、“頭”で考えるスポーツでもあります。雨の日の学びが、子どもたちの未来を強くする。私たちはそう信じて、これからも取り組んでいきます。
昨日は、何名かの高校の監督とお電話でお話しする機会がありました。「いよいよ、あと少しで3年生にとって最後の夏が始まるんだな」と思いながら、ふと昨年夏の試合映像を見返しました。画面越しに伝わってくる試合の熱気、球場に響く歓声を耳にしながら、これまでの数年間を思い返しました。そして、「高校野球、本当にいろいろなことがあったね」と、息子と二人で語り合ったあの時間を思い出しました。思い返せば——肘の怪我で、半年もの間、ボールをまったく投げられなかった日々。自分の中の野球が、音もなく崩れていくような苦しい時間。「野球なんて、やらなきゃよかった」そんな言葉を、あの子が初めてこぼしたとき、どう声をかけていいのか、わからなかったのを今でも覚えています。それでも、リハビリを重ね、黙々と走り込み、少しずつ腕を振る力を取り戻して。そして迎えた、最後の夏。すべてをぶつけたこの大会。力を出し切って、仲間と声をかけ合って、一球一球に気持ちを込めて投げ抜いた姿は、これまで見てきたどの試合よりも、まぶしく、まっすぐでした。試合終盤、三振を取った瞬間に見せた、力強いガッツポーズ。あんな表情をする息子を、私は初めて見ました。そして、試合が終わり、肩を落として大粒の涙を流す姿も——父として、初めて見る彼の背中でした。あの夏の日から、月日が経った今でも、私はあの背中を忘れません。そして今、この野球教室を通じて、また新たな挑戦が始まってます。次にグランドに立つのは、これからの未来を担うこども達です。うまくいかないこと、悔しくて、投げ出したくなる瞬間もあるかもしれません。それでも——あきらめずに前を向いてほしい。一歩ずつでいい。自分のペースでいい。自分の「最後の夏」に、胸を張って立てるその日まで。こども達の頑張りを、心から応援しています。
すぐに結果が出ないことに、子どもたちは戸惑い、時には悩みます。野球もその一つ。どれだけバットを振っても、試合で打てない日が続く。どれだけノックを受けてもエラーが止まらない。そんな壁にぶつかったときこそ【継続する力】が試されます。続けることでしか見えない景色があります。チャンスで回ってきた時、ずっとバットスイングを続け、豆だらけになった手を見れば強い気持ちが生まれるはずです。プレッシャーのかかる場面での守備機会、何番も受けてきたノックを思い出せば落ち着いて捌けるかもしれません。明徳義塾高校の馬淵監督の講演に行った時、こんな話をしていました。「棚からぼたもちっていうけど、ぼたもちは棚の下にただいるヤツが取るのではない。頑張ってるヤツ、そしてチャンスを掴み取る準備ができてるヤツが掴み取る」確かに、ただ待っているだけでは、何も起こりません。でも、やるべきことをコツコツ続けている人は、棚から落ちてくるぼたもちを掴み取る準備がしっかりできている。きっとぼたもちを掴んでチャンスが巡ってきたとき、自分を信じてプレーできるのだと思いました。これは野球だけでなく、人生にも通じる真理です。打てなかった子がある日ヒットを打ち、チームを救う。あの一球が報われた瞬間に、継続してきた日々の意味を本人が知るのかもしれません。当たり前ですが、野球は勝ち負けのあるスポーツです。でも、子どもたちにとって本当に大切なのは、結果以上に【 自分に負けないこと 】少しづつで良いから毎日続けること。——その積み重ねが、やがて「力」になるはずです。この教室が、そんな【 継続する力 】を育てる場所でありたい。そしていつか、子どもたちが大人になったとき。「苦しかったけど、あの時やめなくてよかった」と、ふと思い出してくれるような、そんな野球の記憶を一緒につくっていきたいと思います。





