
こんにちは!絵本プロジェクトの やまぎしみゆき(文章担当)です。
いつもご支援ありがとうございます!
さて、今日は制作秘話シリーズ、その2。
前回は「絵本の物語を作ろうとして迷走しかかったお話」でした。
そういえば、大事なお話をしていませんでした。
それは、予算。
今回の三重県社会福祉士会30周年記念ソーシャルアクションのために、各支部に割り当てられた予算、それは各支部5万円。
…えっと、絵本っていくらでできるんでしょう?
あわてて検索エンジンで「絵本 自費出版」で一番上に出てきたサイトで見積もり依頼。
詳細を入力しないと依頼ページに飛べないのですが、絵本のページ数や紙質、製本方法によって違うご様子(そりゃそうだ)。
いやいやそもそも物語もなければ絵もないのに、ページ数なんて分かるはずがないので、途方にくれました。
もう仕方がない、最悪、見積書のページ数に合わせて書くか…と考えていました。
返ってきた見積書は、とりあえず12ページ・100冊で、「角上製本(無線)」(たぶんこれが「絵本」と聞いてイメージする厚紙っぽい表紙のやつ)259,287円。全然足りない。終わった…。
ところが、親切なその業者さんは、メール本文にアドバイスとして、「12ページなら枚数が少ないので、角上製本には厚みが足りないかもしれません。念のため『無線綴じ』も見積もりを出しますね」と書いていただいていました。
「無線綴じ」なら、61,702円。
「無線綴じ」はググってもよく分かりませんでしたが、たぶん小冊子みたいな感じ?
これならちょっと足りないけれど、2024年度の支部活動代さんやみんなからのカンパでどうにかなる、かも…。
そうなんです。やまぎしは金勘定が苦手なのです。
そりゃいくらかかるか皆目見当がつかない絵本を作るより、予算3万円で講師依頼して、会場費用とポスター代で5万円に収めた方が、30周年記念ソーシャルアクションとしては楽だったんだよなあ…と、このとき、できるかもどうかも分からない絵本作りに、軽く絶望しておりました。
ちなみに「紙芝居なら製本代が要らないから安いかも!」と調べるも、今度は対応してくれる業者の数が減って、逆に高くなりそうでした。
いくらかかるか見当はつかないけど、「絵本でいってしまえ!」と腹をくくるしかありませんでした。
なお、この予算問題は、最後の最後までジタバタしたあげく、最終的には解決しますので、ご安心ください。(オチを先に言ってしまうと、三重県社会福祉士会と各支部から追加の予算をいただくことになります。)
やまぎしの不安と絶望をよそに、いよいよプロジェクトが動き出しますが、それはまた次回以降に。
さて、クラウドファンディングは、ついに40%に到達しました!
私が持っている絵本(実物)を見せたとき、「ちょっと泣いてしまった…」と言ってくれた友人の顔が忘れられません。きっと絵本もいいものができています!
1人でも多くのこどもたち、こどもに関わる全ての人に絵本を届けたいです。
引き続き、どうかご支援や周知・拡散をよろしくお願いいたします!






