社会福祉士を知って!こどもたちに社会福祉士をテーマにした絵本を届けたい!

私たちは、三重県社会福祉士会30周年を記念して、現役の社会福祉士たちがオリジナル絵本「タナカさんとボクのくつ」を制作しました。この絵本をより多くのこどもたちや、こどもに関わる人たちにに届けたいです!

現在の支援総額

1,873,000

124%

目標金額は1,500,000円

支援者数

331

募集終了まで残り

終了

このプロジェクトは、2025/05/22に募集を開始し、 331人の支援により 1,873,000円の資金を集め、 2025/07/31に募集を終了しました

社会福祉士を知って!こどもたちに社会福祉士をテーマにした絵本を届けたい!

現在の支援総額

1,873,000

124%達成

終了

目標金額1,500,000

支援者数331

このプロジェクトは、2025/05/22に募集を開始し、 331人の支援により 1,873,000円の資金を集め、 2025/07/31に募集を終了しました

私たちは、三重県社会福祉士会30周年を記念して、現役の社会福祉士たちがオリジナル絵本「タナカさんとボクのくつ」を制作しました。この絵本をより多くのこどもたちや、こどもに関わる人たちにに届けたいです!

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こんにちは!絵本プロジェクトの やまぎしみゆき(文章担当)です。
いつもご支援ありがとうございます!

さて、今日は制作秘話シリーズ、その14、そして完結編。
前回は「2/15に私たちは色鉛筆を置いた」というお話でした。

制作秘話4で書きましたが、このプロジェクトの初期から、芸術監督さくらいさんの知人のデザイナーさんには、さくらいさんを通じて、なんども紙質や製本方法についてアドバイスをいただいてきました。

やまぎしとデザイナーさんとの最初で最後の私の打ち合わせは2/26(水)に決定。
デザイナーさんも年度末進行で、実質私たちの絵本に割ける時間は、隙間時間を活用して実質は3日程度…。
「この見開きの、このあたりに、この文章を」なんて口で言っていては間に合いません。

2月下旬、やまぎしはこれまで撮りためた原画の写真をもとに、Canvaで完成イメージを作成し、プロジェクトメンバーと共有していました。
あくまで、デザイナーさんへの説明を最小限にするためです。

さくらいさんからは、「さすが!ここまでしてもらったら、デザイナーさん作業中で迷うことが激減するはず」と褒めてもらいました。
あとはこれで伝わり切れないニュアンスを伝えて、作業をお願いするのみ、です。

ところが、デザイナーさんに会う前日の2/25深夜、突然さくらいさんからやまぎしに電話がかかってきたのです。

さくらいさんは、号泣していました…。

いわく、さくらいさんが尊敬する絵の先生がいる、と。
この絵本プロジェクトを進めていく中でアドバイスが欲しかったけど、あまりにも雲の上の存在すぎて、多忙な中でお時間を割いてもらうのを遠慮していたこと。
それが、2/25に全く予期しない会合でばったり出会ったこと。
スマホに共有していた原画の写真を見てもらったところ、「1ページ目の登校シーン、絵本としてあるべき方向を逆に描いてる」などバッサリ否定されたこと、などです。

「私たちの絵が素人だっていうのは分かる!指摘も分かる!でも、私たちは今までがんばってきて明日ようやく原画をデザイナーさんに渡すのに、なんで今日なの!?」

さくらいさんは、「なんで今日なの!?」と繰り返し、繰り返し泣いていました。

さくらいさんは、ずっと私たちをひっぱってきてくれました。
作業場所を提供してくれて、容赦なくダメ出しをしてくれました。
さくらいさん自身も自信があったわけではないのに、画面の構成を一生懸命考えてくれました。
そして、なにより。いつでも私たちの進捗を見て、じっと我慢して、ちいさな努力や成長を見逃さず、ずっと私たちを「絶対できる!」「大丈夫、うまくなってる!」「下手でも丁寧に描けば『味』になって必ず伝わるから!」と励ましてくれた人でした。

やまぎしにとっては、太陽なるような存在のさくらいさんが、スマホ越しに泣いている。
ただ、かける言葉もなく、一緒に泣くことしかできませんでした。

翌日も、日中仕事の合間を縫って、やまぎしは絵の先生からダメ出しされたところを、デザイナーさんにどうにかしてもらえないかと案をさくらいさんに送っていました。
さくらいさんからの返事は、あまりありませんでした。

夜にさくらいさんとやまぎしは合流し、デザイナーさんとの打ち合わせに向かう途中でした。さくらいさんはきっぱりと言い切りました。

「先生に言われたことは無視する。私は、今まで私たちがやってきたことを信じる」と。

さくらいさんは、これからも絵の先生とのお付き合いもあるでしょう。
それを覚悟の上での決断。
私たちの絵本プロジェクトが、本当に完結したのはこの瞬間だったと思います。

2/26にデザイナーさんに我が子のような原画を手渡し(イメージデータはすでに送付済みです)、印刷見本が仕上がってきたのは3/8(土)。
やまぎしがデザイナーさんの事務所に受け取りに行って、その足でさくらいさんと合流。

残された作業時間は90分。
すべてのページをチェックして校正して、その日にさくらいさんがデザイナーさんに校正を戻して、翌朝デザイナーさんから校正後のデータを送ってもらい、さくらいさんとやまぎしでチェックして、3/9に校了。

そして、三重県社会福祉士会の30周年ソーシャルアクションの各支部の発表会である3/22(土)の2営業日前の3/19(水)に、印刷された絵本が無事に納品!
県社会福祉士会での支部発表も、なんとか終えることができたのでした。

本当に、長く苦しい戦いでした。でも、社会福祉士たちが集まって共通の目的のためにワイワイ騒ぎながら手を動かした時間は宝物にもなりました。

喜びも達成感も、このプロジェクトメンバーがいなければ何一つ達成できなかったこと。
この絵本が、みなさんのお手元に届いたとき、私たちの戦いをち少しだけでも思い出していただければ、望外の喜びです。ここまで読んでいただき、ありがとうございました。


さて、クラウドファンディングは残り4日となりました!
皆様のお力添えにより、現在はご支援額が140万円を超え、達成まであと一歩となっています。

あと4日?いいえ、まだ4日あります!
ひとりでも多くのこどもたち、こどもに関わる全ての人にこの絵本を届けられるよう、どうか皆さまの応援とご支援、最後までよろしくお願いいたします!

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