原発の肉腫を取り除く、大手術をしたときに、「退院したらしてほしいことがあるか」と母親が聞いた時に、コータが言ったわがままが 唯一、「犬がほしい」でした。 末っ子のコータにとって、弱音を吐けるような存在がほしかったのかな。 コータは、自宅にやってきた犬に「わさび」という名前を付けました。 ・・・ ・・・ ・・・「わさび」というよりは「こんぶ」のような色だと思うのですがね。 またこの、こんぶが、じゃない「わさび」が、やんちゃでですね~・・・w 子犬だから、まぁ、当たり前なんでしょうが、やかましいやかましい(笑) 絡みつくわ、かみつくわw 暴れるわ、あばれるわw コータのいい相棒になっています。 一方、コータは・・・微妙な「反抗期」。 病気で、なにかと心配する母親がありがたくも、少々、「うざい」お年頃。 ↑ まともに写真を撮らせてくれない 母親といるよりも、 お友達と遊びに行くほうが楽しいようで・・・ なにやら「おしゃれ」をしてすぐにどっかにいってしまいます。 今日も、宿題をたんまりと抱えて、(おしゃれをして) どっかに言ったと母親がぼやいていました。 ↑ ちゃんと薬&サプリは飲みました 子供って、すぐ育つもんですね~ あんなに小さかったコータが、もうこんなおしゃまさんに・・・ ママ、ママとまとわりついていたころが、懐かしいですね~(遠い目) ↑コータのいたずら コータが昨年、原発の、左大腿部~腰部の腫瘍を取り除いた時のこと。 腫瘍がすでにかなり大きい状態での手術だったので、それはもう、腫瘍も含め、がっぽりと取りました、周辺の組織も含めて。 痩せているコータ。持ってくるお肉がなくて、あまりあるといえない背中の肉もがっぽり取って、移植しました。コータの背中には、ちょっと、ぎょっとしてしまうような、かなり大きな傷跡があります(通称あみあみ) コータがあまりにも元気なので、つい、忘れてしまいがちですが、傷を見たら、コータが、「がん患者」であることを「はっと」思い出すくらいです。 大腿部の腫瘍を、筋層までがっぽり取ったおかげで、コータは、ちょっと、今も少し足をひきずるような歩き方になってしまいました。 ↑手術後、しばらくは車いすでした 本当は、手術後は、松葉づえが離せなくなるかも、とまで言われていましたが・・・ それでもコータは 一生懸命、リハビリを頑張り、驚異の回復を見せました! 今じゃこうしてお友達とサッカーだって、できます。 頑張り屋さんのコータ。きっと今回も、がんに負けないで、勝ってくれたらいいな。 切に願います。 神様。コータをどうか、連れて行かないで。 私は信じています。 コータの奇跡を。 皆さんも信じてくださると。奇跡を信じる力がたっくさん増えたら。 コータは生き抜けるかもしれない、本気でそう思います。 コータに温かい応援をお願いします!



