みなさん、こんにちは!Teachersの中場牧子です。ただいま私たちは、《マインドフルネス概論》テキスト化を、プロジェクトの一つの柱として取り組んでいます。このたびは、クラウドファンディングへのご支援、心より感謝申し上げます。音声×テキストで伝える「実践の空気感」マインドフルネス概論(井上ウィマラ先生)の講義は、ただの情報伝達にとどまりません。その場に漂う空気、声の間合い、沈黙の余白……。まさに「呼吸するように伝わる学び」です。このプロジェクトでは、そうした音声ガイドの力をそのままに、「耳で学ぶ教材」と「紙で確かめる教材」を両輪で提供することを目指しています。文字起こしをもとにしたテキスト化作業では、言葉を整えるだけでなく、声のぬくもりをどう言葉で表現するか、語り手のまなざしや空気感をどう伝えるかという点を大切にしています。《マインドフルネス概論》の講義の流れ1回の講義は、次のような流れで構成されています。・ 導入(歌と短い瞑想) 息を合わせ、声に耳を傾け、心が整っていく時間です。・リアクションペーパーへのフィードバック 前回の講義での気づきに応える対話。学びが立体的に広がります。・本論(テーマ講義) 仏教心理学やトラウマケアなどを背景に、理論と実践が深く結びつきます。・次回へのつながりや実践ヒントの共有 講義で得た学びを、日常の中でどう活かすか。現実への架け橋となる時間です。テキスト化を通じて見えてくる繰り返しの力短い瞑想のガイドに耳を澄ませながら、毎回丁寧に記録を起こしています。すると、そこに現れてくるのは、単純な繰り返しの中にある深い洞察の種。講義で繰り返される言葉たち──「吸う息と吐く息の違いを感じてみましょう」「思いにとらわれたとき、体のどこに影響がありましたか?」「ゆっくりと、やさしく、呼吸に戻ってみましょう」その繰り返しが、聞くたびに、読むたびに、少しずつ深く心に染み込んでいくのです。そして、自己探求のカギが、随所にさりげなく埋め込まれていることにも改めて驚かされています。音声とテキストの両面からマインドフルネスを届ける試みは、ようやく始まったばかり。今後も引き続き、収録・編集・テキスト整備を進め、みなさまの学びと実践の伴走者になれるよう取り組んでまいります。また、講義の中で歌われる「三宝帰依の歌」や、「気づいて、感じて、整えて、戻る」という実践のステップも、日々の生活にしっかりと根づくような形でお届けしていきます。詳細は、ぜひnote記事をご一読ください。→ 《マインドフルネス概論》にとっての、音声のちから






