こんにちは!Teachersの中場牧子です。70歳以上の方を対象に、「小さな自分の物語を紡ぐ」モニターを募集いたします。どうぞよろしくお願いいたします【若干数、モニター募集します!】● 対話は45分×3回(平日日中、オンライン)● テーマは「子どもの頃の思い出」「大切な人との記憶」など● 私自身がお話を聴かせていただき、最後にはモニターの方の語りをもとに、短い「マイ・ストーリーのことば」をお渡ししますご協力いただける方は、下記メールアドレスあてにご連絡ください。info@mindfulness-college.comその背景として、父と子どもとの交流から気づかされた「聴くことの大切さ」について、個人的なお話を書いてみました。*******************・・・そんな畑仕事をした後の、ある夜のこと。子どもが父の話に熱心に耳を傾けていました。当時中学生だった子どもは歴史(特に近現代史)が好きで、「おじいちゃんは昭和初期の歴史の生き証人」という感覚で楽しみつつ話を聴いている様子。「お前は夏休みに勉強できていいねぇ。おじいちゃんの夏休みの宿題なんて、軍馬の餌になる藁を集めることだったんだよ。夏休みの間に、あちこちを歩いたもんだよ。怒られるのが怖かったから、とにかく必死で集めた。・・・・・・やっぱり、戦争は・・・嫌だね。」――え?その話、私、聞いたことないかも。ちょっと驚いて父の顔を見ると、大変だった時代の話をしつつも、どこか満たされたような柔らかな表情をしていました。その表情を見て、私ははっとしました。これまで私は戦争で苦労したことを父が語り始めると「また同じ話?」と―― 実際に、同じ話ではありますが――聞き流していたかもしれない。それどころか、「ハイハイ、苦労話をして、自分はえらいって言いたいんでしょう」と反発する心もあった。でも本当は、父は家族の誰かに、自分の話を聴いてほしかったんだ。語って、自分の過去と、誰かの今をつなぎたかったんだ・・・。そう思うと、申し訳なさとともに胸がギュッと詰まりました。それまでにも、「傾聴」や「コミュニケーション」について学んだことはあったし、その大切さは知っていたつもりでした。でも、あの夜、私は初めて「聴くこと」の深さが腑に落ちたのだと思います。......(続く)**********************この取り組みの背景や、私自身が対話イベントを通して感じたこと、そして「マイ・ストーリーカードAI」がもたらす可能性について、noteに綴ってみました。よろしければ、少し時間をとって読んでいただけたら嬉しいです。▼ noteはこちらからご覧いただけます語られざる声に耳を澄ます ― 「マイ・ストーリー」とAIがつなぐ、いのちの対話では、引き続きよろしくお願いします!
おはようございます。Teachersの中場牧子です。クラウドファンディング特別企画として、《マインドフルネス概論》の魅力をより多くの方にお届けするために、新しいnote記事を公開しました。記事はこちら↓テクニックだけでは語りきれないマインドフルネスの深層へ本記事では、私たちが提供している《マインドフルネス概論》という学びのプログラムについて、次のような視点から紹介しています。・なぜ「今ここにとどまる」ことが難しいのか・「観察する」ことの意味や限界・技法だけでなく、問いと背景に光をあてる必要性・トラウマ・愛着・倫理などを含んだ深層へのまなざしテクニックをなぞるだけでは届かない層に、静かに、ていねいに触れていく——。それが《マインドフルネス概論》の目指す学びのかたちです。「マインドフルネスって、呼吸や瞑想だけじゃないんだ」「生き方や関係性そのものを見つめ直す学びなんだ」そんな視点に触れてもらえたらうれしいです。どうぞ、引き続き応援よろしくお願いいたします!
おはようございます!Teachersの中場牧子です。クラウドファンディング応援企画として開催中のトークシリーズ「マイ・ストーリーを語る」、昨日はセルフ・コンパッション サークル代表・海老原由佳さんをお迎えしました!「背中を押された一言は?」という問いからはじまり、45年前の校長先生の言葉と、昨年の国際カンファレンス登壇というふたつの出来事を通して、セルフ・コンパッションの本質にふれる深いお話を分かち合ってくださいました。「自分の中に、最高の応援団長がいる」――そんな言葉が心に残る、あたたかな時間となりました。ご参加くださった皆さま、由佳さん、本当にありがとうございました!▶ note記事https://note.com/teachersapp/n/n31db747d3545引き続き、クラウドファンディングの応援もよろしくお願いいたします。▶︎ プロジェクトページはこちらhttps://camp-fire.jp/projects/856015/view
みなさん、こんにちは!Teachersの中場牧子です。熊野宏昭先生(早稲田大学人間科学学術院教授/日本マインドフルネス学会理事長)より、応援メッセージをいただきました!******************今回のクラウドファンディングの企画をお聞きして、まず最初に思ったのは──「ウィマラ先生の《マインドフルネス概論》を、ぜひ読みたい、聴きたい」ということでした。私自身、ウィマラ先生が訳されたラリー・ローゼンバーグの『呼吸による癒し』を通してマインドフルネスに出会い、それ以来、先生はいつも私の疑問に的確に答えてくださり、目を開かれるような思いを何度も経験してきました。ティーチャーズの中場さんが立ち上げた「マインドフルネス・カレッジ(校長:井上ウィマラ)」では、まさに“ウィマラ・ゼミ”ともいえるような、少人数での濃厚な学びのやり取りが展開されています。その濃さゆえに、なかなか一般に広まりにくいというもどかしさもありました。今回、その内容を中場さんが「丸ごと文字起こしして、じっくりと読み直してみた」ところ、「こんなにもわかりやすく、豊かに響いてくるなんて!」と書かれているのを拝見し、「やりましたね!」という気持ちでいっぱいになりました。また、《マイ・ストーリーカード》の共創者である島田啓介さんとはまだ直接お会いできていませんが、昨年ローゼンバーグの『死の光に照らされて』を訳された際に、ウィマラ先生のご紹介で帯文を書かせていただくというご縁をいただきました。訳者あとがきにある「呼吸の引継ぎこそ、父が死の間際に私に教えてくれたことだった」という一節を思い出しながら、この《マイ・ストーリーカード》によっても、まさに「思い」が引き継がれていくことを感じています。一人でも多くの皆さんが、この2つの宝物(《マインドフルネス概論》《マイ・ストーリーカード》)を手にして、“自分史上最高の旅”にともに出かけられんことを。Bon Voyage !******************熊野先生、心のこもったメッセージをありがとうございます!熊野先生には、マインドフルネス・カレッジの開設(2021年)以来、何度もご登壇いただきました。非常に明快でわかりやすく、そしてユーモアあふれる語り口で、ACTの本質や日常生活への応用を丁寧にひも解いてくださり、受講生からは「マインドフルネスの学びが、こんなに楽しいなんて!」「疲れていても、熊野先生のお話を聴いていたらなんだか元気になった」といった声が寄せられ、大好評でした。今回のクラウドファンディングによって、熊野先生の講義も文字として丁寧に記録・編集され、繰り返し読み返すことのできるテキストとして残ることになりました。これは、「学びを深め直し、自分のペースでじっくりと響かせていける」という点で、多くの方にとってかけがえのない財産となるはずです。熊野先生には、惜しみないご協力と温かな励ましを、心より感謝申し上げます。そして、クラウドファンディングを応援してくださる皆さまへ──ひとつひとつのご支援が、私たちにとってどれほどの力と希望になっているか、言葉では言い尽くせません。ともに「マインドフルネスを文化に」育ててくださることに、心から感謝いたします。現在の支援総額は1,063,000円(66%、残り25日間)。これからも、引き続きあたたかく見守っていただけたら幸いです。どうぞよろしくお願いいたします!
こんばんは!クラウドファンディング応援企画としてスタートした、大好評の「マイ・ストーリーを語る会」。1枚の問いカードをひらき、そこから生まれる記憶や感情を言葉にしていく——ただそれだけの、とてもシンプルな会なのに、なぜか毎回、心の奥深くに灯がともるような、不思議なあたたかさがあります。今回、7月前半にご登場いただくゲストは以下の6名です。海老原由佳さん(7/6 日 10:00〜)中村聡さん(7/7 月 12:00〜)飯塚えみさん(7/11 金 20:00〜)木蔵シャフェ君子さん(7/12 土 10:00〜)木田圭美さん(7/14 月 20:00〜)加藤恵美さん(7/15 火 20:00〜)みなさん、それぞれの分野でマインドフルネスの活動をされている素敵な方々です。今回は、ゲスト自身のマイ・ストーリーをじっくりと語っていただく時間となります。 なぜ「語る」ことが大切なのか?私たちは日々たくさんの言葉を発していますが、「ほんとうに大切なこと」は、意外と口にしていないかもしれません。この会では、マイ・ストーリーカードの問いが、ふとした記憶や、心に埋もれていた想いをやさしく引き出してくれます。問いがひらくのは、「答え」ではなく、気づきやつながりそのものかもしれません。「問い」が灯す、未来のためにこの語りの文化を育てていくために、現在クラウドファンディングを実施しています。《マイ・ストーリーカード》や《マインドフルネス概論》など、「いのちにふれる学び」を広げるための教材・環境づくりに、どうかあなたの力を貸してください。● クラファンの詳細・ご支援はこちらから:https://camp-fire.jp/projects/856015/view● イベントへのご参加・お申込みはこちらから:https://mindful-kitchen.peatix.com/全日程オンライン開催・参加費無料(ドネーション歓迎)です。どの日でも、お好きな回にご参加いただけます。▶ お申し込み:https://mindful-kitchen.peatix.com/この夏、あなたのマイ・ストーリーもそっとひらいてみませんか?静かな対話の中に、小さな未来の種が眠っているかもしれません。引き続き応援よろしくお願いいたします!






