御徒町凧(おかちまち かいと)さん1977年東京生まれ 詩人。2006年第一詩集『人間ごっこ』を刊行。以後『いつも、ミシン』(07年)『人に優しく』(09年)『朗読会の記録(一)家具』(10年)『朗読会の記録(二)道路』(10年)『朗読会の記録(三)空気』(11年)『砂の言葉』(16年)、写真家・佐内正史氏との写真詩集『Summer of the DEAD』(18年)、『雑草・他』(19年)などがある。2008年『生きてることが辛いなら』で「第50回日本レコード大賞作詞賞」を受賞。その後も多くのアーティストへの作詞提供を行う他、自身主催の詩の朗読会『POETORY CALLAS』も定期的に開催。 * * *今回のアンソロジーの参加をご快諾くださった詩人のみなさまを、一回につきお一人ずつ、ご紹介していこうと思います。第一回は、御徒町凧さん。初めて俊カフェにいらしたのは2020年1月末。俊カフェで開催していた詩の講座「札幌ポエムファクトリー」の参加メンバーによるアンソロジーの出版記念イベントに、講師の松崎義行さんが連れてきてくださったのでした。その時の様子がオカチャンネルという動画にもアップされています。https://youtu.be/dl2lCh0mY_8?si=twCaKjm69rrgCj-o言わずと知れた、森山直太朗さんとの共作も多い詩人で、いらっしゃるということで非常に緊張していたのですが、なんとも気さくで話しやすく、詩についてのお話もかなりたっぷりしてくださる方でした。松崎さんと来てくださったのを機に、北海道にいらした時、たまにふらっと俊カフェに顔を出してくださるように。嬉しいことです。ある日、ZINEのような小さな読み物にも書いてみたい、と御徒町さんがつぶやいているのを目にした私は、ツヅル6号への寄稿を依頼。その年の夏に、桑原滝弥さん主催の「谷川俊太郎トリビュート 俊読2022」(オンライン配信)で発表した「真っ黒でいるよりも」(俊太郎さんの詩「真っ白でいるよりも」のオマージュ)を掲載させていただきました。(俊読の動画は、桑原滝弥さんのご紹介の時にリンクします)最近は、日高への半移住状態で、Hi-MAGというオンラインマガジンにも参加。詩人の三角みづ紀さんとお二人で審査員を務める「#道産詩賞」を開催し、北海道の詩人をワクワクさせてくれました(来年も続きます!)。この道産詩賞で私は「日高特別賞」をいただきびっくり。受賞の様子は配信していて、そのとき御徒町さん、三角さんと、詩の話をじっくりさせていただきました。https://x.com/i/broadcasts/1vAxRDYZLqaGlということで、初回から盛りだくさんのご紹介となりました。ぜひリンク先の動画もお楽しみください!古川奈央





