摂南大学現代社会学部講師・江口怜さんから応援のメッセージをいただきました!見田宗介『まなざしの地獄』(初出1973年)などで象徴的な存在として描かれ、大塚英志原作の漫画『アンラッキーヤングメン』(2007年)などでも取り上げられた永山則夫さんについて、夜間中学の歴史研究という立場から私は接近してきました。1960年代末に夜間中学廃止反対・増設運動に立ち上った東京の夜間中学卒業生髙野雅夫さんは、70年代初頭に永山さんの裁判支援にコミットし、相互に思想的影響を与え合いまいした。また、大阪の夜間中学を育てる会は、パンフレットのタイトルに『キケ人や』のフレーズを借用し、永山さんの強いられた歴史的経験と夜間中学生の置かれた状況を重ね合わせました。1970年代に奈良の夜間中学設立運動を荷われた市原みちえさんからのご紹介で、「永山アーカイブ」の存在を知り、強く応援いたします。私たちの社会は、永山さんの生きた経験・歴史から、もっともっと学ばなければなりません。そしてその作業は、現代日本で苛酷な情況を生きる若者の存在に光を当てることにも結びつくはずです。(江口怜)江口怜1987年奈良県生まれ。神戸大学発達科学部卒業、東京大学大学院教育学研究科修士課程・博士課程修了。博士(教育学)。東北大学高度教養教育・学生支援機構、和歌山信愛大学教育学部を経て、摂南大学現代社会学部講師。著作に『戦後日本の夜間中学―周縁の義務教育史』(東京大学出版会、2022年)などがある。神戸大学在学中に夜間中学や識字教育の世界と出会い、その後実践と関わりながら歴史研究を続けている。応援コメントをお寄せくださる方は、以下のGoogle Formよりお寄せください!よろしくお願いします。応援メッセージフォーム(Google form)





