獄中作家・永山則夫の遺品をアーカイブとして公開し、次世代に継承していきたい!

永山則夫の遺品や資料をアーカイブとして整理・データ化を行い、Webサイトでの公開や展示会、研究会やトークイベント等を通して広く公開し、次世代に継承していきたい。

現在の支援総額

1,844,500

73%

目標金額は2,500,000円

支援者数

101

募集終了まで残り

16

獄中作家・永山則夫の遺品をアーカイブとして公開し、次世代に継承していきたい!

現在の支援総額

1,844,500

73%達成

あと 16

目標金額2,500,000

支援者数101

永山則夫の遺品や資料をアーカイブとして整理・データ化を行い、Webサイトでの公開や展示会、研究会やトークイベント等を通して広く公開し、次世代に継承していきたい。

甲南大学法学部教授の笹倉香奈さんより応援メッセージをいただきました!永山則夫さんの遺品や資料をアーカイブするという重要なプロジェクトは、日本の刑事司法にとっても重要な意義があります。永山さんの事件を知り、その後の永山さんを知ることは、この刑事司法をどのように変えていかなければならないかを考える上で、とても重要だと思います。私も、ぜひ永山さんが遺された資料を拝見したいです。次世代に引き継ぐためにも、皆様、応援しましょう!(笹倉香奈)笹倉香奈東京大学法学部卒業、一橋大学大学院法学研究科博士後期課程修了。博士(法学)。現在、甲南大学法学部教授(刑事訴訟法)。2016年に多分野の研究者や刑事弁護実務家とともに「イノセンス・プロジェクト・ジャパン(IPJ)」を立ち上げ、現在は事務局長。2017年には、虐待冤罪に取り組む「SBS検証プロジェクト」を立ち上げ、共同代表を務める。日本刑法学会理事、日本犯罪社会学会常任理事。「日本の死刑制度について考える懇話会」の座長代行を務めた。応援コメントをお寄せくださる方は、以下のGoogle Formよりお寄せください!よろしくお願いします。応援メッセージフォーム(Google form)


11月5日(水)19時より、オンラインイベント「死刑囚・作家 の永山則夫アーカイブズの可能性〜再審法と永山基準」を開催します!どなたでも参加いただけますので、以下のZoomリンクよりご参加ください。「死刑囚・作家 の永山則夫アーカイブズの可能性〜再審法と永山基準」日時:11月5日(水)19時〜20時Zoomを用いたオンライン開催★当日、開始時刻に以下のZoomにご入室ください。★トピック: 永山則夫アーカイブPJ オンラインミーティング時刻: 2025年11月5日 07:00 PM 大阪、札幌、東京Zoom ミーティングに参加するhttps://zoom.us/j/96293844311?pwd=ZU4evcCuaZZxTwZHH1BnS7kgOCaOmT.1ミーティング ID: 962 9384 4311パスコード: L1PEuW袴田さんの雪冤を契機に再審法制定をめぐって、議会と法務省が熾烈な闘いをくりひろげています。永山さんの裁判は一審の死刑が二審で無期に減刑され、最高裁で破棄差戻しになりました。そのとき示された死刑と無期の分水嶺を「永山基準」と呼んでいます。論点は、少年法51条の行為時18歳未満の少年には死刑を言い渡すべきときであっても無期とする。永山さんは19歳でした。赤貧洗うがことき不遇な環境で育ち、十分な教育も受けていない被告人は、実質的には18歳未満と言えるのではないか?精神鑑定はできないのか?軽い刑を科すべき新証拠があれば、再審を始めるべきではないか?永山裁判は再審法にもつながっています。みなさん、一緒に考えてください。


ロンドン大学教授の佐藤舞さんより、応援メッセージをいただきました。「永山則夫アーカイブ」プロジェクトの立ち上げ、心より応援しております。死刑制度を研究する犯罪学者として、永山則夫氏が残した資料は、日本の刑事司法を考えるうえで極めて重要な一次資料であると認識しております。これらの貴重な記録をアーカイブ化し、一人の人間が生きた証を丁寧に保存し公開することで、研究者や市民が広くアクセスできる形で保存することは、学術的にも社会的にも大きな意義があります。(佐藤舞)佐藤舞Director and Professor, Institute for Crime and Justice Policy Research, Birkbeck, Univeristy of London (ロンドン大学バークベック校 人文社会科学部 社会科学科 犯罪政策研究所 教授・所長)佐藤舞さんは、2025年11月7日(金)~9日(日)にかけて立正大学で開催される「第5回死刑に関する地域会合」に、ご登壇される予定です。これは、フランスの非政府組織ECPM(Ensemble Contre la Peine de Mort)が、3年に一度、世界各地で死刑廃止世界会議を主催して開催するものです。2026年に開催される死刑廃止世界会議に向け、この度、東アジアに焦点を当てた地域会合が東京で開催されます。第5回「死刑に関する地域会合」2025年11月7日(金)~9日(日)会場:立正大学 品川キャンパス参加費:無料 ※参加は事前登録制詳細のプログラムや参加申込方法などは、監獄人権センターの以下のページをご参照ください。第5回「死刑に関する地域会合」(監獄人権センター)


このたび、梨の木舎さんより、『永山則夫の再審請求』という冊子が新たに刊行されました!現在開催中の「永山則夫が残したもの展」の会場や、書店などにも今後並ぶ予定です。〜〜本書紹介〜〜少年死刑囚・作家の永山則夫は、1990年の死刑確定後は一度も再審は行われず、1997年8月1日、死刑執行により絶命した(享年48)。しかし実は、永山は弁護士や支援者に宛てた手紙の中で、再審請求を強く望んでいた。死刑に抗い最後まで生きようとした、永山則夫の生涯に迫る。目次一章:永山則夫の再審請求と死刑執行(安田好弘、遠藤誠)二章:安田好弘弁護士の“忸怩たる思い”に寄せて(鎌田慧、海渡雄一、石塚伸一、早助よう子、白崎朝子◆永山則夫年譜(出生、事件、裁判、死刑執行)◆未公開資料(死刑確定後「獄中書簡」、東京拘置所長宛て「宅下願理由書」、永山本人の直筆原稿、支援機関誌 等)著者略歴:安田好弘弁護士死刑廃止国際条約の批准を求めるFORUM90第二東京弁護士会所属。主な担当裁判:連合赤軍事件、オウム真理教事件(麻原彰晃主任弁護人)、和歌山カレー事件、光市母子殺害事件など。著書『「生きる」という権利 麻原彰晃主任弁護人の手記』 (2005年講談社)共著『いのち、非暴力」 (対談)』 (2006年パロル舎)。編者略歴:市原みちえ(いのちのギャラリー主宰)1997年8月に死刑執行された永山則夫が遺したノート、日記、原稿などの遺品を展示するため、永山の最後の面会人・市原みちえが東京・赤羽に展示スペース「いのちのギャラリー」開設(2013年)。現在は赤羽の書店で年に一回、永山の自筆原稿・遺品を公開展示。死刑執行後に出版された永山則夫関連書籍のほとんどに資料を提供し、協力する。編集   安田好弘弁護士講演録 編集チーム発行   いのちのギャラリー https://x.com/InochinoG発売所  梨の木舎  サイズ  A5版   販売   10月13日の死刑廃止デー集会場(東京都千代田区永田町、星稜会館)で販売予定。書店でも申し込めます。


東京経済大学現代法学部教授で特定非営利活動法人CrimeInfo代表でもある、田鎖麻衣子弁護士より応援メッセージをいただきました。1997年夏の暑い午後、私は、ひょんなことから永山則夫さんの遺品引き取りに同行し、永山さんと「出会」いました。28年余りが経ったいま、貧困、虐待、少年の刑事事件、犯罪被害への向き合い、鑑定のあり方、効果的な弁護など、様々な切り口で貴重な意義をもつ記録群が、散逸の危機にあるといいます。皆で少しずつ力をあわせ、次世代へと引き継ぎましょう。(田鎖麻衣子)永山則夫さんの控訴審弁護団に加わり、差し戻し控訴審まで約6年間年弁護人を務めた大谷恭子さんとのトークイベントを、CrimeInfoで公開されています。こちらもぜひご覧ください。「大谷恭子さんと語る『弁護士へのアクセス:生と死の分かれ目』」CrimeInfo死刑廃止デー企画 2020年10月9日   田鎖麻衣子特定非営利活動法人CrimeInfo代表。弁護士(第二東京弁護士会)。東京大学法学部卒。一橋大学大学院法学研究科博士後期課程修了(博士(法学))。東京経済大学 現代法学部 教授。主な著書に、「本当に命を尊ぶために——死刑制度」『人権読本』(岩波ジュニア新書、2001年)、『孤立する日本の死刑』(現代人文社、2012年、デイビッド・T・ジョンソンと共著)、「“死刑は被害者のため”なのか」『「被害者問題」からみた死刑』(日本評論社、2017年)、主な翻訳に、アンソニー・スミス『ギデオンのトランペット』(現代人文社、2020年)、モンロー・フリードマン、アビー・スミス『なんで、「あんな奴ら」の弁護ができるのか?』(現代人文社、2017年、共訳)などがある。


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